カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
あくまでも個人的お気楽ブログなので、どうぞあしからず!

“夏”刀魚

2008-10-07 | Weblog
秋の味覚として親しまれているサンマの店頭価格が例年より安く、大漁に後押しされて前年比1-3割安、大ぶりで脂の乗りがよいという。ただ鮮魚店などでは、旬の早期化を「地球温暖化の影響か」と不安視する声もあがっている。なぜ、秋本番になる前から丸々と太ったサンマが大量に獲れ、市場に出回るようになったのか。
“夏”刀魚になる日も近い!?

 サンマは回遊魚で、夏にオホーツク海方面でプランクトンを補給した後、産卵のために三陸沖、銚子沖へ移動しながら脂を落として下ってくる。現在は、南下する前に北海道以北の海で脂の量がピークに達したサンマが、早い時期から全国に流通しているのだ。

しかし地球温暖化の影響も懸念されている。梅崎氏は「温暖化が進めば黒潮の循環が弱まり、サンマが育つ親潮が夏に本州沿岸まで南下するという説もあります。そうなったら秋刀魚ではなく『夏刀魚』と書くようになるかもしれません」と話していた。
(夕刊フジ)

雲の上?

2008-10-07 | Weblog
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府系不動産開発最大手ナキールは5日、ドバイに高さ1000メートル以上の超高層ビルを建設する計画を発表した。

 AP通信などの報道によると、超高層ビルは四つのタワーで構成され、地上200階以上。同社はこのビルを中心とする新市街の2020年完成を目指している。

 現在、世界で最も高いビルは、ドバイに来年9月の完成を目指して建設中の「ブルジュ・ドバイ」。最終的な高さは公表されていないが、9月初めの段階で地上160階、約688メートルに到達。2位は台湾にある508メートルの「台北101」だが、新たな超高層ビルは、これらをあっさり抜くことになる。(読売新聞)

東京タワーが333Mなのでその3倍以上の高さということになる。

この1000メートルを超える世界一高いビル「Nakheel Habour」は、現状で最も高速となる、毎秒16.85メートルで昇降できるエレベーターを用いても最上階まで上がるのに少なくとも1分はかかるとしており、その建造にあたっては、資材や作業員を運搬するために150基のエレベーターが用いられるとのこと。なお、実際の高さは1140メートルになるのではないかとされており、200階以上のフロアがあるそうです。

ドバイという国は実は石油埋蔵量が少なく、ドバイ自体は石油収入からほぼ完全に脱却し、観光と金融の都市としての存在感を確立したそうで、一見派手に見える建築物群も、石油高で得た資金を将来にわたって利用できる“観光”に投資したためではないかといわれているそうです。しかし、このまま無限にプロジェクトがエスカレートすれば、バブル期の日本のような光景にもなりかねないようでもあります。今建造中の壮大なプロジェクトが全て出そろったときに、維持費に見合うだけの観光客が来るのかどうか。神のみぞ知るであります。