兵庫県はお金がないけれどボランティアとして被災地支援をしたいというグループに補助金を支給するという全国で初めての助成制度を設けたことを以前の報道で知りました。今回の台風19号被災地、長野県に向かう兵庫県ボランティアグループに初適用だそうです。素晴らしい制度だと思います。この制度が全国に普及することを願っています。ボランティアとして活動したいという老人たちは背中を押されたのではないでしょうか?
下記のように報道されています。
兵庫県は、今年度新たに設けた災害ボランティアへの助成制度を初めて適用し、台風19号で被災した長野県内でのボランティア活動を支援することを決めました。
全国で初めて設けられたこの制度では、兵庫県内の5人以上の団体やグループに、交通費や宿泊費として最大で20万円を助成します。
関係者によりますと、兵庫県は関西2府4県で作る「関西広域連合」の取り決めで、兵庫県の支援先となった長野県内の被災地でのボランティア活動に、この助成制度を初適用することを決め、今月28日以降受付を開始するということです。
被災地でのボランティアは、24年前の阪神・淡路大震災をきっかけに全国に広がりましたが、遠隔地までの交通費や宿泊費が若い世代などに大きな負担となってきました。
助成金の財源には「ふるさと納税」の寄付金が充てられることになっています。(完)
各都道府県などにもボランティアグループへの補助金制度がありますが、年間2万円などと少額で兵庫県のように災害ボランティアに特定した補助金制度はないようです。災害地までの交通費を負担する資金に余裕のないボランティアグループにとっては朗報です。ボランティア人員が増えれば復興も加速されますね。
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