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馬刺しは美味しいのに欧米では残酷?

2018年09月01日 10時13分57秒 | 日記
熊本県八代市を30数年前に訪れて、馬刺しをご馳走になりました。ショウガ醤油、ニンニクで口の中が匂いましたが、そのお肉の美味しさに病みつきになった思い出が蘇りました。しかし、欧米では馬は友達の存在ですから、その馬肉を生で食するなどとと欧米人に話した場合、露骨に嫌な顔をされます。昔から米国では輸送や交通手段としての大切な存在でしたから大事に扱っていたのです。イギリスでは貴族のペットやキツネ狩りに使用してきたので食するなどもってのほかだったのでしょう。

ところで最近、競走馬についてもイギリス流の考え方が浸透してきました。馬は動物愛護の対象だということですね。

英国遠征中(9月3日まで)の川田将雅騎手(32)=栗・フリー=が、25日に英チェルムスフォード競馬場の3Rでピケッツチャージに騎乗(1着)した際、決勝線手前で馬に反応の時間を与えずに鞭を使用したことにより、ブリティッシュ・ホースレーシング・オーソリティー裁決委員から29日及び9月10日から12日まで騎乗停止処分を受けたと発表されました。

馬に反応の時間を与えず、鞭打ちをしたことが動物を虐待したという判定なのでしょう。日本だったら問題なしの騎乗で通ったはずです。追わずに1着になれなかったら過怠金を課せられたかもしれません(横山騎手はかってゴール前で追わずに4着に後退し、過怠金を課せられました)。

さてムチの使用制限も、競馬発祥の地・英国の強い影響で、日本の競馬にも浸透してきています。英国では、動物愛護団体との取り決めにより、1レースで一人の騎手が打てるムチは7回までと厳しく制限されています。日本の競馬にも回数制限(1レース10回程度)はすでに設けられていると言っても過言ではなく、回数オーバー等(その他にもムチを当てる部位や連打の禁止がある)の違反があると、初期のうちは戒告。それが同一騎手によって繰り返されると過怠金となり、積み重なるごとに金額が増えていくそうです。


動物虐待の観点から競走馬への鞭打ちを禁止すれば問題ないのでは?騎手のテクニックの見せ所かもしれませんね。2000mも全力で疾走させてゴール前では鞭を打つなど動物虐待ではないのか?という声が動物愛護団体からあがらないのは幸いです。減少傾向の競馬ファンを失望させないためにも、鞭打ち禁止がベストではないでしょうか?

馬刺しの話が動物虐待の話へすり替わってしまったようです。ところで、会津若松の桜肉も美味しいですよ。一度ご賞味あれ!やはり馬肉よりは桜肉と言ったほうが響きが良いですね。

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