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今回の地震で死傷者が少なかった理由?

2021年02月16日 16時47分05秒 | 日記
その理由を東京新聞は下記のように伝えています。
 
13日深夜の福島県沖の地震は、M7・3と規模は大きく、最大震度6強を観測するなど強い揺れに見舞われたが、死者は出ず、倒壊した家屋はなかった。名古屋大減災連携研究センター長の福和伸夫教授(地震工学)は、被害が比較的抑えられた理由に、一般の建物被害が出やすい1秒前後の周期の揺れが少なかったことや、震源が深く、陸地からも離れていたことを挙げる。
 一般に地震動には、周期が1秒に満たない短周期の揺れから、2秒を超す長周期のゆったりとした揺れまで、さまざまな周期の揺れが混じっている。
 2秒を超す揺れは高層の建物、1秒前後の揺れが木造家屋や低層のビルなどに被害を与える傾向にある。1秒に満たない揺れによる被害は、ブロック塀や墓石などにとどまりやすいという。
 福和教授は「今回は長めの周期の揺れはあったものの、被災地に高層の建物が少なかったため被害が出なかった。また、1秒よりも短い周期の揺れが多く、建物の被害が小さかったほか、耐震性が弱い建物が、10年前の東日本大震災の強い揺れで壊れ、数が少なかったことも被害が少なく済んだ一因だ」と説明する。
 被害の大小には、震源の場所も関わる。今回は震源の深さが55キロもあったため、海底があまり上昇せず、津波はほとんど起きなかった。M7・3は、1995年の阪神大震災や2016年の熊本地震と同じだが、両地震のような直下型ではなく、震源も離れていたため、建物の被害は少なかったという。
                               (省略)
 
学者さんの分析は正しいのでしょうね。前回の大地震では東北地方全般のマンションが大打撃を受けました。部分損壊、半壊のため取り壊した数も多かったことを記憶しています。今回は震源地付近に高層マンションがなかったのが幸いしたようです。ところで東京のマンションは免震構造が多く、建物の揺れやダメージは少ないと言われています。
 
 
 
 
 

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