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安倍政権の終焉?

2020年05月11日 15時22分24秒 | 日記

普通、野党議員が一国の首相に向かって国会審議中に「火事場泥棒」などと呼称したら、懲罰動議の対象になります。そして謝罪するように議長から勧告を受けることでしょう。ところが、今回は与党議員から咎めるような声が上がりませんでした。

厚労省大臣の国民や保健所職員に対する「我々から見れば誤解」発言、安倍首相のPCR検査数を一日20000回まで引き上げる嘘発言、古くは2閣僚の辞任、広島選挙区への自民党応援費用1億5千万円の出処理由、などこの政権は胡散臭い無能集団ではないかと疑念を生じさせました。そして10万円給付の遅さにも幻滅させられました。

一番国民が落胆というか絶望したのは国民に行動自粛を求めながら、自分の妻の九州旅行を許す安倍首相本人の無能と国民軽視だったと思います。マスクもせず、集団で旅行をする危険をわからない妻にも問題がありますが、野放図な妻の行動を許す首相個人の一般人とは違うぞという思い上がりを国民に露呈してしまったのです。

何故自分が約束したPCR検査数が伸びないのか、普通の人間ならば原因を探り改善策を考えるものです。彼の回答は「目詰まりがあったのが原因だと思う。検査数を増えるようにしっかりと専門家の意見を聞き改善する」なんて誰でも言えます。有能な為政者ならばいついつまでに誰に命じて達成すると具体的に言い放つものです。2ケ月経過しても改善できないのは何故でしょうね。

それができないのはこの政権には有能な人材がいないということでしょう。もっとも官僚たちは頭脳明晰ですから、こうすれば改善するとわかっていてもこの首相のために汗をかいても国民や自分のためにならないと見切りをつけられたのではないでしょうか?

37.5度以上、発熱が4日続かなければ相談センターにも連絡ができないという縛りのお陰で重篤な状態に陥って亡くなった方も少なくないと想像します。これを基準ではなく目安だと豪語した加藤大臣を叱責もしない首相です。このような人材を選んだ安倍さんの取るべき道は退陣の一文字ではないでしょうか?言い間違えも多く、頭の悪さを隠すためにプロンプターを多用するようでは国民に訴える声は本物ではないと見透かされています。

田中首相のように「俺は中卒だから詳しい話はわからないんだ。あなた方は東大という一流大学出身なのだから解決策を5日間でまとめて欲しい。」と官僚に話したそうです。しかも、自分はこうすれば良いと思うけれどもどうなんだろうと自分から官僚に提案したのです。その提案がつぼを突いており、よく勉強されていると官僚は考えてしまい、いい加減な解決策を提示できなかったという逸話が残っています。

この首相は突発的な質問にすぐ動揺します。ノーベル賞受賞者、山中教授とのTV対談時、進行台本にない提案を山中教授から受けた際、うろたえた様子でよくわかりました。回答もしどろもどろでしたね。やはり頭脳明晰な指導者がトップに立つべきだと再認識しました。次の指導者に相応しい人材は誰なんでしょう?

 

 


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