福島の誇れるものとは?

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江戸蕎麦手打処あさだ

2015年11月09日 17時38分55秒 | 日記
東京浅草橋近くの安政元年創業のそば処「あさだ」に、定年退職した会社のOBたち17名が11月7日12時に集合しました。そば処で飲むお酒も美味しく、福井の名酒である黒龍、富山県の名酒立山を冷でたくさん飲み乾してしまいました。出席年長者は82歳だったでしょうか。皆さん元気そのもので意気盛んでした。

その中で一番元気そうだったのが72歳で神奈川県の漁師となり、現在79歳でも現役漁師の先輩でした。この方の元気には誰も勝てそうもありませんでした。72歳で漁師に応募する人はいないのではないでしょうか?神奈川県では漁師の数が減少し、漁業組合の構成員を増やすために若い人を獲得しようと漁業組合が漁師を募集したら、72歳のおじいさん(失礼)が応募したのですからさぞや驚いたことでしょう。数ヶ月の見習いを経て組合員になったそうです。しかし、体力的にもきつかったそうですが、好きこそ物の上手なれで乗り切ったそうです。

しかし、昔からの漁師と新米漁師ではお金を稼ぐという貪欲さや熱心さでは大分異なることを実感しているそうです。腕一本で家族を養う昔ながらの漁師と釣りが好きで漁師を志した人間の違いとはどこにあるのでしょう。少々のシケでも沖に出て網を打つ漁師とシケなら危ないし、疲れるから網を打たない漁師の違いだそうです。海を稼ぎ場と考えるか、趣味の延長場所と考えるかによって漁師哲学が異なってくるようです。

狭い村社会と同じですから、あの漁師は遊びで網を打っているなどと陰口もたたかれることもあるそうです。一番人間関係で苦労しているとこぼしていました。サラリーマン生活以上に人間関係に気を遣うことが多いそうです。傍から見たら漁師は自由な職業に見えますが、とんでもないそうです。人間関係に悩んでいると話した79歳の先輩も大物をゲットした話になると幼児の顔に戻ります。

でも海釣りの趣味が高じてプロ漁師になったのですから後悔は感じられませんでした。顔も浅黒く漁師そのものです。私も元気をもらいました。60才台などまだまだ青二才なんでしょうね(?)。

2時間の歓談後、〆の自家製粉十割蕎麦を平らげて和気藹々とお店を出ました。そばは江戸前ですね!

この中で79歳の漁師は誰でしょうか?わかりますか。ヒント海は青いですね。青が好きな人。

類は友を呼ぶ。失礼だなあ。まだふさふさしてるぞとの声あり。

関西の人は品が良いとの声あり(?)。でも右の方はーーー。

偉大なる年長者先輩たちは穏かに談笑されていました。

紅一点を忘れずパチリ。

今回のOB会開催に尽力された幹事様をパチリ。

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4 コメント

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Unknown (ネギちゃん)
2015-11-09 17:58:51
いつもながら的確なコメント、素晴らしいです。私も、大先輩に負けないように毎日を過ごしたいものです。
確かに72歳で漁師になった人はいないのでは?
歳を重ねたら、元気を分けられる人になりたいですネ。
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ネギちゃんへ (かんちゃん)
2015-11-10 00:50:04
コメントありがとうございます。ネギちゃんの尽力で沢山のOBが集合したようなものです。縁の下の力持ちがいればこそ、人は集まるものです。それを人徳と呼ぶのでしょう。やはり、船頭ばかり多くては船は進みません。船をこぐ人がいなければですね。ところで私も懇親会終了後、地下鉄の中でこっくりこっくり船をこいでましたよ(笑)。
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Unknown (はまちゃん)
2015-11-10 06:36:49
皆さん元気でなによりです。元気が一番ですね。
以前富山のお客さんから、新潟の酒は人気はあるが飲みやすいだけで、辛口の立山が本当の日本酒だと。
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はまちゃんへ (かんちゃん)
2015-11-10 11:20:06
コメント感謝です。確かに立山を飲んだ後、黒龍は甘く感じてしまいました。私も辛口が好みです。白エビを食べるための富山旅行が頭に浮かびました。
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