宇治のトトロの家(別名、人形劇団京芸)へ、あ、違った、人形劇団京芸(別名、宇治のトトロの家と勝手に呼んでいるところ)へ、鍵ハモWSをしに行った。
「桃太郎」を観にきてくれたチャカさん、嬉しい感想を色々言ってくれる。kananagaが「佐久間新の鬼を観るだけでも軽くおつりがくる」と日記に書いていたのを、「その通りでした」と。そもそも、佐久間さんが牛で出てきた瞬間にびびったらしい。すっかり、踊りを習いたくなったそうな。5場の歌が終わったところで、絶妙なタイミングで布が落ちたこと、「あれ、ほんとに偶然だったんですね」と。そう、舞台の神様が、やっぱりいるんだね。若いばばあが、わざとつんとした演技をしてるとこが、めちゃくちゃかわいかった、とか。kananagaの死体よかった、とか(あ、そうだ、1場の踊りもほめてくれたあ~、嬉しい)。
あ、チャカさんの感想書いてて思い出したけど、お客さんの感想で、「終わったあと、折れたバチや、たたきすぎではずれちゃったりはずれかけている鍵盤が散乱しているのを見て、鬼気迫るものがあった」とか言ったり書いたりしてくれてるひとが何人かいた。kananagaにとって、そこはもう意識されない部分だったが、言ってもらって、色々な意味でゾクっとしてくる。
さて、今日のWSはまず、前回のWSの少しあとに、演出のばるさんも含めてみんなで酔っぱらって作った「9月7日」という曲を聞かせてもらって、録音もした。いい曲だなあ、酔っぱらってリラックスしてる感じがでている。それと、前回から宿題にしていた「ソロソロ練習曲」や「初心」も吹いてみて、録音。みなさん、ちゃんと練習してる、えらいなあ。お昼ごはんを食べながら、聞いてみる。練習を録音して聞くと、やってるだけでは気付かないことに色々気付くもんね。
以前カタカタノムカナとかP-ブロッとかで鍵ハモ4人でやったことのあるピアソラの曲が、なかなか練習に手頃な気がしたので、皆さんに割り振る。ゆっくりで、無理矢理とおす。あとはまず、個人練でお願いします。自分たちで作った曲を演奏するのと、ひとが作った曲を演奏するのでは、仕上げていく感じがかなり違うものだ。
しょうぎ作曲で作った「森」という曲を、五線譜に書き直してみる。んで、吹き方、アンサンブルを工夫してみる。ここはリリカルに、ここはパーンと、ここは一気に音量を落として、ここはアクセントをつけて、ここはリズム前めで、ここはルバート気味に、ここは前のひととしっかり呼吸を合わせて、ここはクレッシェンド、デクレッシェンドを急激に、などなど。おお、変わる、変わる!いいですね。
吹き方とか「こういう感じで」と伝えようとするときに、自分がいつのまにか、とても微妙なことを無意識にやってることに気づかされる。弱音でタイトなリズムをタンギングを使って出したいとき、たった1音が増えるのであれば、その1音増える分の息を、全体の音量が変わらないように瞬時にプラスしなければいけない(でないと、一番高い音のリードが、きちんと立ち上がってくれないから)。kananaga、そういうことを、普通にやっていた。これが、鍵ハモを普段やってないひとには、すぐに普通にはできないものなんだ、と気づく。のんびりでも、10年やってると、いつの間にか色々できるようになってるものなんだなあ、と、ちょっと自分に感心。それと、このWSをやらせてもらうことでkananagaの中でも色々なことが顕在化し、すっごく勉強になっている。感謝。
このあとはしばらく(11月か12月まで)WSがない。皆さんそれぞれ、ツアーにまわられるので。しかも、演目や目的地によって、メンバーがばらばらになったりもする。なので、例えば2人とかでも練習できるように、以前パリでイザベルというひととkananagaでやった、リコーダー即興二重奏の曲も、コピー&配付。それと、1人のとき、パートの個人練だけでは達成感が足りないといけないので、「ジェンカ」ひとり弾きも、解説&楽譜配付。
宿題いっぱい、スパルタかなあ。。いやいや、それもこれも、皆さんのできがよいから~。これくらいの宿題は提供させていただかないと、皆さんのやる気に応えられない。それに、彼らはいずれ、人形劇の本番でプロとして演奏しなければいけないのだから、そう、来年の初夏までに、そこまでもっていかないといけないのだ!、、、とはいえ、楽しくやりましょう♪そのほうがより、身につくと思います。お仕事、ツアーで大変でしょうけれど、ちょっとした合間に練習お願いしまーす。
夜は、ジャズのビックバンドの練習に。kananaga、なんだか変なところでつまづく。手癖とか、ちょっとした気持ちの揺れが、出るもんで(ってーか、練習してねーだろ、オマエ。うーん、ちょっとね~、本番ラッシュで全然無理だったあ~)。今までにやってこなかったことが入ってくる。毎回、新鮮。そうそう、楽しくやりましょう、そのほうがより、身につく。
「桃太郎」を観にきてくれたチャカさん、嬉しい感想を色々言ってくれる。kananagaが「佐久間新の鬼を観るだけでも軽くおつりがくる」と日記に書いていたのを、「その通りでした」と。そもそも、佐久間さんが牛で出てきた瞬間にびびったらしい。すっかり、踊りを習いたくなったそうな。5場の歌が終わったところで、絶妙なタイミングで布が落ちたこと、「あれ、ほんとに偶然だったんですね」と。そう、舞台の神様が、やっぱりいるんだね。若いばばあが、わざとつんとした演技をしてるとこが、めちゃくちゃかわいかった、とか。kananagaの死体よかった、とか(あ、そうだ、1場の踊りもほめてくれたあ~、嬉しい)。
あ、チャカさんの感想書いてて思い出したけど、お客さんの感想で、「終わったあと、折れたバチや、たたきすぎではずれちゃったりはずれかけている鍵盤が散乱しているのを見て、鬼気迫るものがあった」とか言ったり書いたりしてくれてるひとが何人かいた。kananagaにとって、そこはもう意識されない部分だったが、言ってもらって、色々な意味でゾクっとしてくる。
さて、今日のWSはまず、前回のWSの少しあとに、演出のばるさんも含めてみんなで酔っぱらって作った「9月7日」という曲を聞かせてもらって、録音もした。いい曲だなあ、酔っぱらってリラックスしてる感じがでている。それと、前回から宿題にしていた「ソロソロ練習曲」や「初心」も吹いてみて、録音。みなさん、ちゃんと練習してる、えらいなあ。お昼ごはんを食べながら、聞いてみる。練習を録音して聞くと、やってるだけでは気付かないことに色々気付くもんね。
以前カタカタノムカナとかP-ブロッとかで鍵ハモ4人でやったことのあるピアソラの曲が、なかなか練習に手頃な気がしたので、皆さんに割り振る。ゆっくりで、無理矢理とおす。あとはまず、個人練でお願いします。自分たちで作った曲を演奏するのと、ひとが作った曲を演奏するのでは、仕上げていく感じがかなり違うものだ。
しょうぎ作曲で作った「森」という曲を、五線譜に書き直してみる。んで、吹き方、アンサンブルを工夫してみる。ここはリリカルに、ここはパーンと、ここは一気に音量を落として、ここはアクセントをつけて、ここはリズム前めで、ここはルバート気味に、ここは前のひととしっかり呼吸を合わせて、ここはクレッシェンド、デクレッシェンドを急激に、などなど。おお、変わる、変わる!いいですね。
吹き方とか「こういう感じで」と伝えようとするときに、自分がいつのまにか、とても微妙なことを無意識にやってることに気づかされる。弱音でタイトなリズムをタンギングを使って出したいとき、たった1音が増えるのであれば、その1音増える分の息を、全体の音量が変わらないように瞬時にプラスしなければいけない(でないと、一番高い音のリードが、きちんと立ち上がってくれないから)。kananaga、そういうことを、普通にやっていた。これが、鍵ハモを普段やってないひとには、すぐに普通にはできないものなんだ、と気づく。のんびりでも、10年やってると、いつの間にか色々できるようになってるものなんだなあ、と、ちょっと自分に感心。それと、このWSをやらせてもらうことでkananagaの中でも色々なことが顕在化し、すっごく勉強になっている。感謝。
このあとはしばらく(11月か12月まで)WSがない。皆さんそれぞれ、ツアーにまわられるので。しかも、演目や目的地によって、メンバーがばらばらになったりもする。なので、例えば2人とかでも練習できるように、以前パリでイザベルというひととkananagaでやった、リコーダー即興二重奏の曲も、コピー&配付。それと、1人のとき、パートの個人練だけでは達成感が足りないといけないので、「ジェンカ」ひとり弾きも、解説&楽譜配付。
宿題いっぱい、スパルタかなあ。。いやいや、それもこれも、皆さんのできがよいから~。これくらいの宿題は提供させていただかないと、皆さんのやる気に応えられない。それに、彼らはいずれ、人形劇の本番でプロとして演奏しなければいけないのだから、そう、来年の初夏までに、そこまでもっていかないといけないのだ!、、、とはいえ、楽しくやりましょう♪そのほうがより、身につくと思います。お仕事、ツアーで大変でしょうけれど、ちょっとした合間に練習お願いしまーす。
夜は、ジャズのビックバンドの練習に。kananaga、なんだか変なところでつまづく。手癖とか、ちょっとした気持ちの揺れが、出るもんで(ってーか、練習してねーだろ、オマエ。うーん、ちょっとね~、本番ラッシュで全然無理だったあ~)。今までにやってこなかったことが入ってくる。毎回、新鮮。そうそう、楽しくやりましょう、そのほうがより、身につく。
WSありがとうございました。ピアソラのBASSパート、見た目は単純な楽譜なのに、
加奈さんが吹くと世界がぶあっと広がって、すげぃなあと思いました。
ぼくらも少しでもアルゼンチンに漂う哀愁が感じられるように、練習します。
桃太郎、ほんとうによかったです。
みんな必死で演奏して必死で演じて必死で踊って、そのエネルギーがすごかった。
「哲学者」はおんもしろかった! 桃太郎が花子を倒しちゃいかんだろ!
佐久間新さんの踊りには圧倒され心奪われっぱなしでした。恋する乙女のような気持ちで、
気がつくとずーっと目で追っていました。
加奈さんの声は素敵な声ですね!「ワニバレエ」で惚れて、今回の桃太郎でハマりました。
「どんぶらこっこー!!!!!」たまらん!
いい舞台を観ると、へその辺りにエネルギーが湧いてきます。ありがとうございました。
あの曲、結構遊び心満載でいけるでしょ。ニュアンスつけ放題、色々遊んでみてくださいね。やり過ぎるとカッコ悪くなったりもするんですけど、色々極端にやってみてもらうと、表現の幅が広がっていいのではないかと思います。ときにはカッコ悪く笑かす、ときにはしっとり泣かす、ときにはタイトでクールに、とか。
何がプロっぽい(ってーか、プロ)ってゆーのか、っていうと、たぶん、そういう遊び心、とか、どんどん挑戦したり、しかけたり、やりとりしたり、そういうのをためらいなく楽しんでやれるか、みたいなところに出てくるんじゃないのかなあと思うので、そういう度胸を持っていきましょう!まあ、皆さんは人形劇のプロフェッショナルですから、人形劇をやってるときのプロ意識を、普通に演奏にも持ち込んでいただければ、全然大丈夫ですよ。
桃太郎、ほんとうにありがとうございます。確かにみんな、必死こいてやってて、すごいエネルギーが出ていたかもしれません。
そういえば、哲学者、当日は見事にやってくれはりましたねえ~。あのとき、中川真が一番でかい声で笑ってました!
佐久間さんに恋しましたか~、佐久間さんはこのブログを読んでますので、ここでラブコールしていただいても構いませんよ~。あ、でも、コメントまで見てるかどうかは、わからない(佐久間さん、もし読んでたらお伝えします。チャカさんは、男性です。がっくし?いや、そんなことないよね)。
kananagaの声をお褒めいただき、ありがとうございます。声の表現に関してはとりわけ、まだまだ開拓したいと思っているところです。
kananagaも、京芸の皆さんからパワーをもらっています!!京芸の人形劇は、まだばるさんのソロしか見てないですが(もちろんすごく面白かった!)、おおがかりな舞台も、早く観たいです~。