kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

P-ブロッ 「鍵盤ハーモニカアンサンブルP-ブロッの超不定期公演2010」

2010-08-06 | 日記
P-ブロッライブ@門仲天井ホール。

とうとう8ヶ月妊婦(ちょっと前までなんか勘違いしてたわ、もう8ヶ月入ってたのね)のkananagaは思案の末今日も車で。ええい、妊婦の間は駐車料金しょうがねえ!公共交通機関怖いし疲れるし!

今日の曲順。

P-ブロッ「微分帖作曲」新曲(宮田篤の微分帖に基づく)(世界初演)
しばてつ/エリントン「Take The A Train」(世界初演)
野村誠「Melodica Stopwatch Quintet」(世界初演)
吉森信「せみになりたい(仮)」(世界初演)
鈴木潤「名称未設定」(世界初演)
林加奈「傷だらけの妊婦」(世界初演)
しばてつ「深く、まばらな森」(世界初演)

(休憩)

野村誠「ベルハモまつり」
鈴木潤「2音のバラード」
野村誠「カギはどこにある」
ロシア民謡/しばてつ「トロ イカ」
野村誠「あたまがトンビ」

(アンコール)
レゲエ曲「アンサー」にのせたメドレー。「笑点」「UFO」、その後、思い切ってお客さんからリクエストを聞いてみるコーナーをやってみたらちゃんとリクエストが出たので、武満徹作曲の「遮られない休息」冒頭部分、野村誠作曲「幸福な短い生涯」の冒頭部分を経由して「この道」。

どれも面白かったし、ひじょうにリラックスして演奏できたなー。楽しゅうございました。お客さまも喜んでくれていた、と思える感想を色々頂いたので、よかった。

「微分帖作曲」のプレゼンは、丁寧にしてよかった。やっぱある程度説明しないと楽しめないよねえ。この曲、作った自分たちは間違いなくだいぶ面白いんだけど、この面白さがお客さんにどんな感じに伝えられるのかなあと心配してたので。(見てないひとにはなんのこっちゃわからないだろうが)途中で外に入るのを演奏前に説明するのを忘れてしまったので、お客さんはそこが楽しみづらかったのでは、と思ったが、どうだったかな?「微分帖」は、基本的に外はなく、中にどんどん増やしていくので。外無し「微分帖作曲」経験者の友人は、ちゃんと途中で外に入ったのに気付いたらしい。他にも意見を聞いたひとたちは、みんなそのひとなりの楽しみ方で、結構楽しんでくれていたみたいだった。よかった。

前半のストップウォッチの曲は、本当にみんなタイプが違って面白いと思った。これらの譜面にお客さんは興味津々。休憩時間にずっと説明していたので、休憩をしそびれてしまった。

ちなみに、kananaga作曲の「傷だらけの妊婦」について軽く解説を。身体が傷ついているわけではなく、胎教に気を払いたい妊婦だというのに、心が傷だらけになる出来事が最近立て続けに4つも起きたのだ。なので「だいぶ頑張ってるけどそこから傷ついた顔になる」とか「もうどうやったって産めるんだ!という達観の表情」だとかが重要な曲なのだ。最後のあたりでは、出産をどうやっても経験できない男性メンバーたちにも陣痛をイメージしてもらって演奏に反映させるようにした。途中、kananagaが歌うところが出てくるので、その歌詞を紹介。

糖尿怖いし糖分減らそう 貧血怖いし鉄分とろう
高血圧防止には減塩 五分づき米を100回噛もう

スクワット スクワット 毎日 100回
ヨガだって ヨガだって 毎日60分

実話だ、kananagaはスクワット浅め50回と一番下まで下がるのを50回の合計100回、7月下旬から毎日やっている。その頃からヨガの時間も60分に伸ばした。kananagaの行っている助産院は厳しいんだけど、でもこれをやると後々いいのは自分たち。

というのはまあ、この曲の背景の一部でした。
はい、それはおいといて。

後半もアンコールも、いい感じだったのではないかしら。

いいコンサートにできたと思う~。よかった~。
ご来場の皆さん、門仲天井ホールの皆さん、P-ブロッの皆さん、ありがとうございました!