リョウタのブログ☆

田舎(三重)の社長2代目なりそこない(次男坊ですから・・・)

さぁ、立ち上がれ。

古都

2005年12月07日 06時26分47秒 | 
川端康成読んでみた。


文学小説読んだのなんて、何年ぶりだろうか。

悪くない・・・
日本語って割と素敵だと思った。

京都が好きになった。
雅で情緒的で、その中に象徴的な物もいっぱい隠されている。
だけど、力強い野生もいっぱい感じる。
 
  ★★★★★

実はきのうまでは京都が嫌いだった。
すました感じ。馬鹿にしたような感じ。わからないのなら
わからなくて良いんだよって感じが嫌だった。

知らなかったからなんだな。


知らないって事が、嫌悪感を生み出すことあるのね。


色んな価値観を受け入れられる人間になりたいと思っていたのに。
自分の無知から来る無意識の感情で、今までものすごく
損をしていたかも・・・っておもった。

今まで何回京都に行ったんだろう?
もっとたくさん京都を感じてみれば良かった。


感じるだけで良かったんだな☆たぶん。
解ろうとしたから、嫌いだったんだ。


  ★★★★★


ノーベル文学賞もらう人でも、けっこう単純で可憐な物語を
割と軽い感じに書くんだなぁ・・・☆☆

お手紙さ☆

2005年12月07日 06時12分06秒 | 夢は必ず実現する
今日は、自分への戒めを込めて。。。

毎月書いてるスタッフへのお手紙紹介します☆

  ★★★★★

2005.12.03

たらふくはまだまだ伸びると思う。
みんなの頑張りは本当に目を見張る物がある。
だけど最近一つの不安がある。
それは僕の心の中に芽生えた慢心・・・その心がみんなの心に
伝播していく。そしてお店の雰囲気を変えていく。。。

僕がまず、気を引き締めないと。そしてみんなも、僕の悪いところに流されずに、自分の信念をしっかり持って行動して&考えて欲しい。



先日、リナちゃんがこう言いました。「今日も忙しかったですよね。待ってもらってるお客様にお茶を持って行ったんですが、申し訳ない気持ちで・・・何とか出来ないですかね?」僕は、ほぼ無意識にこう答えていました。「リナちゃん、すごいな・・・でも・・・まぁ・・・しゃあないよなぁ・・・」

確かに席数はそう簡単には増やせないし、今食べていらっしゃるお客様に帰れとは言えない・・・しょうがないと言えばしょうがない。

でも・・・それでも・・・

それが当たり前だと思ってしまう、自分の傲慢が嫌になった。
どうしようもないことであっても…お客様の立場になって考える。何も出来ないかもしれないけど、何かしたいと思うその気持ち。そう思うこと自体が大切だよね。
お客様の立場で考えることを止めてしまったとき、そのお店の存在価値はなくなってしまうよね。。。
簡単で当たり前のこと。
お客様を一番大切に思うと言うこと。それを忘れると…一つずつ、小さい所から、お店は破綻していく。僕らの気付かないうちに。

スタッフ同士が大きな声で笑いあったり。お互いのことを意識しすぎて、意地を張って、料理提供が遅れたり、テーブルコーディネートがオロソカになったり。。。



きのう9卓さんに言われた「店長!きょうのあんたは0点やな!」
僕はそのお客様にいつも通り接していたつもりだったし、大きな失礼は無かったと思っていた。それでも・・・お客様は真実を見抜いた。
僕の出すオーラが濁っていたのだろう。
よく考えると、9卓さんのその日の注文内容もテーブルの状態も、いつも飲む日本酒の量も全然覚えていない。そんなこと、以前の僕には絶対無かった。
仕事何もしていないのと同じだよね・・・


当日勤務してた、リナちゃんとナオちゃんがあんまりスゴイから、安心しきって
自分はぼやっとしてた・・・。

帰り際にそのお客様はこうおっしゃった「サービスってのは、一分の隙もあっちゃ駄目なんだよ」…僕の手帳の一番初めのページに書いてある言葉だ。。。。
宣伝会議の東社長に教わった言葉。大事だって知っていたのに、忘れるんだな…人って。

リョウタ