さて外出もなく話題のない一日です。
昨日の続きです。私は28歳まで東京なんて行ったことのない世界でした。
職場の中でかって東京暮らしをした人に道中を教えてもらい。やっと行きつきました。大蔵省の研修所の裏は自衛隊の幹部養成学校、三島由紀夫が乱入した場所です。毎朝起床ラッパが聞こえました・その隣は警視庁の特別機動捜査隊の研修所めちゃくそな場所です。十分雰囲気を感じました。
研修所の教官は大蔵省のキャリアのかけもち授業です。なんだか騒がしくなって授業は自習時間ばかりの欠講続きだったと覚えています。
帰ってみたら町の中はガソリンはいきなり2倍の価格に・・・もろもろのインフレが始まって物価も急上昇・年末になって労働組合はボーナスより別にインフレ手当を要求したことなど覚えています。
今回も誰が情報源なのか政府筋も十分大丈夫と言うのに、買い付け騒ぎを起こしています。今日も地元のHCに行ってみると・・・何とも見事にトイレットペーパーの棚は空っぽです。こんな田舎でも買い占め?バカですね・・・・
おまけながら、昭和48年ごろは労働組合も過激でした、年末の繁忙時期を人質に厳しい闘争を起こしており、郵便局もお歳暮の時期ゆうパックを12月10日~は引き受け中止にしていたものです。私も東京から帰るときに荷物をゆうパックで送ったら1か月後の正月過ぎに届きました。
この需要の多い時に目をつけたのがヤマト運輸です郵便局の2倍の料金ながら、個別の荷物を扱っていました。これがのちの郵便局民営化の引き金になるなどまだ誰も夢にも思っていませんでした。