スーパーパーマロイコアを使ったライントランスである。普通はCDPあるいはDACの出力側に繋ぐ。DEMAGNETIZER(消磁気機能)が付いている。
漆塗り?の重厚な木箱に納められている。が、改めて見ると傷が多い。当時はこう言う凝った製品が多くあった。良い時代であった。
これを思い出したのは、LINN AKURATE DS/K の広告である。
世界共通の名称はAKURATE DS。 /Kと付くのは日本向けの特別仕様である。KLIMAX DSの出力部に置かれたマイクロフォントランスフォーマーを付けたものである。
この辺の説明は http://www.linn.jp/products/detail/popup/akurete_ds_k_01.html を参照されたい。
プロ仕様のCDPは出力トランスを積むものが多い。名器と名高いSTUDER A730の人気が高いのも内蔵のトランスに寄与するところが多いのではないかと思うのである。
トランスというのはどこがどうのと言う理屈付けが難しいものである。しかし、音に影響を与えることは体験済み。
残念ながら、入出力端子はRCA端子のみ。うちは基本的にバランス接続なので出番がないのだ。
DACとヘッドホンアンプの間に挟んでみようと考えている。
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