kamekutobu

ザスパクサツ群馬の応援、スローライフ、終活日誌、趣味、旅行

ALTEC 620B バスレフ効果

2021-04-30 07:42:28 | オーディオ
日頃から疑問に思っていたことがあります。


外観

寸法(SPの内法)単位:cm
幅60、奥行き50、高さ95


バスレフポート部

バスレフポートの寸法(SPの内法)単位:cm
幅6.5、高さ27、奥行き2.5

この浅い(箱の板の厚みしかない)バスレフポートってバスレフ効果あるの?
単なる空気抜きの穴ではないの?と実は思っていました。

◯SPボックスの種類
*バスレフ箱(効果は素人解釈):SPユニットの背面から出る音の一定の周波数に共振させて、SPユニットの前面から出る音に加えて出す。SPの能率が上がったように感じる。
但し、両者の位相が狂うと再生周波数は乱れる。どこの周波数に共振させるかは理屈と共にカットアンドトライが必要になる。
*密閉箱(効果は素人解釈):背面から出る音はボックス内で吸収し、外に出さない。SPユニットの振動により背圧が掛かるので、SPユニットは動きにくくなり、音圧は下がる。音は大人しくなる傾向になる。エアースプリングを積極的生かすAR3のように機種も存在した。

diy-sound  http://www.diy-sound.net/bassref_calc.html に出会いました。

必要な数字を入れると、バスレフの共振周波数が一瞬で分かるのです。
共振周波数の値は51.5hzでした。
バスレフ効果はあるようです。

ついでに、今制作中のSPキット、付属のバスレフ管を切らずにそのまま使う場合、共振周波数は54.6hzでした。

オーディオは本人が聞いて良ければそれで良いのですが、一応は基本は押さえておいた方が遠回りせずに済みそうです。
いや、スローライフならば、遠回りもよいのかも・・・・

◯バスレフポートの形状
現代設計のSPはどうなっている。手持ちのSPにKEF LS50(一応モニターSPに分類されている)を見ると、ポート形状は楕円になっており、奥に行くに従って細くなるロート状になっている。
なぜ、そんな複雑な形状にしているのか。円筒状より固有振動数が分散されるであろうこと。また、単純な計算ができないことから推測されるように、共振周波数を広く分散させて、バスレフ箱特有の個性を消しているのではないか。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿