連日、暑いですね。熱い!
只今、オーディオ自粛中。
電力消費を少しでも減らそうと、全体照明をスポット照明に、蛍光灯はLEDに少しずつ交換している。
それにも拘わらず、我が家の5月の消費電力は前年比2割ほど増えてしまった。オーディオ再開が原因らしい。
この季節、音漏れを防ぐために、部屋を閉め切り、エアコンを付ければ、電力消費量は跳ね上がるのは必定です。
節電は日本国民の義務。でもそれは、健康管理ができていると言う条件付き。
エアコンは適切に使いましょう。
ドアや窓を開け放って、(扇風機は回して、)音楽を楽しむことはできないか。
それがヘッドフォン(イヤホン)ならできる。でも、自分のところではほとんど出番がない。
なぜかと言うと・・・
その前に、ヘッドホンの長所と短所のお浚いです。
・長所
大掛かりなオーディオ装置が必要ない。SPはいらない。大出力アンプはいらない。
部屋の影響を受けない。狭い4畳半も目をつぶれば無限の空間
音楽(騒音)を周囲に撒き散らせない。
・短所
家族みんなで聴けない。(これは長所と言う考えもある。うちの場合が当てはまる)
音楽は耳だけで聴くのではない。体全体で聴くものだ。特に体を震わせる重低音は・・・
ヘッドフォンを常用しない最大理由は、音像定位の違和感である。前方にあるべきものが、頭の中(後頭部)に定位してしまうのだ。(この感触は人それぞれで違うかもしれない。)
頭の中で、美人?ボーカリスト(リンダ ロンシュタット)のささやきは決して悪いものではない。でも、やはり不自然。
SPから出る音は右チャンネルの音は右耳だけではなく、小さめの、そして、やや時間遅れで左耳に入る。左チャンネルの音も同じ。この左右の音の音量差、時間遅れ(位相差)を脳内で合成し、楽器や歌声の位置を創造しているのだと思う。だから、ソロボーカリストは左右のSPの中央、前方で歌っているように聞こえることになる。
余談だが、ステレオのSPの片方のケーブルの接続を +- を間違えると、この位相差が180度狂ってしまう。そうなると、ソロボーカリストは中央に定位せずに、音像がぼやけてしまう。
ヘッドフォンの右から出る音は右耳しか聴けない、左から出る音は左耳しか聴けない。これでは、脳は音の定位を判断するのは情報不足である。これが(自分の場合)後頭部に定位するだと思う。
ステレオマイクで一点録りをすれば、この辺のところは改善されるだろうが、今は楽器毎にマイクを配置するマルチマイクが主流だろう・・・・・
今はデジタル時代。左右の音のミックス・遅延調整など、お茶の子さいさい回路だと思う。この回路を組み込んだヘッドホンアンプ(今なら、USB入力付きDAC、ヘッドホン出力付き)をどこかで作ってくれないか。
今はIPOD等、携帯プレイヤーの占める商業的な位置付けは相当高いだろう。携帯プレイヤーはイヤホーンで聴かれる。イヤホーンで聴かれることを前提に処理がされたCDがあったとしても驚かない・・・・・(考え過ぎかもしれないが・・・・)
SACDにはCD再生も可能なハイブリッド版がある。どうだろう、SP用&ヘッドホーン用のハイブリッドCDを作ると言うのは・・・
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