kamekutobu

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こういうのないかな~  ヘッドフォンアンプ

2011-07-04 18:45:00 | オーディオ

連日、暑いですね。熱い!

只今、オーディオ自粛中。

電力消費を少しでも減らそうと、全体照明をスポット照明に、蛍光灯はLEDに少しずつ交換している。

それにも拘わらず、我が家の5月の消費電力は前年比2割ほど増えてしまった。オーディオ再開が原因らしい。

この季節、音漏れを防ぐために、部屋を閉め切り、エアコンを付ければ、電力消費量は跳ね上がるのは必定です。

節電は日本国民の義務。でもそれは、健康管理ができていると言う条件付き。

エアコンは適切に使いましょう。

 

ドアや窓を開け放って、(扇風機は回して、)音楽を楽しむことはできないか。

それがヘッドフォン(イヤホン)ならできる。でも、自分のところではほとんど出番がない。

なぜかと言うと・・・

 

その前に、ヘッドホンの長所と短所のお浚いです。

・長所

大掛かりなオーディオ装置が必要ない。SPはいらない。大出力アンプはいらない。

部屋の影響を受けない。狭い4畳半も目をつぶれば無限の空間

音楽(騒音)を周囲に撒き散らせない。

・短所

家族みんなで聴けない。(これは長所と言う考えもある。うちの場合が当てはまる)

音楽は耳だけで聴くのではない。体全体で聴くものだ。特に体を震わせる重低音は・・・

 

ヘッドフォンを常用しない最大理由は、音像定位の違和感である。前方にあるべきものが、頭の中(後頭部)に定位してしまうのだ。(この感触は人それぞれで違うかもしれない。)

頭の中で、美人?ボーカリスト(リンダ ロンシュタット)のささやきは決して悪いものではない。でも、やはり不自然。

SPから出る音は右チャンネルの音は右耳だけではなく、小さめの、そして、やや時間遅れで左耳に入る。左チャンネルの音も同じ。この左右の音の音量差、時間遅れ(位相差)を脳内で合成し、楽器や歌声の位置を創造しているのだと思う。だから、ソロボーカリストは左右のSPの中央、前方で歌っているように聞こえることになる。

余談だが、ステレオのSPの片方のケーブルの接続を +- を間違えると、この位相差が180度狂ってしまう。そうなると、ソロボーカリストは中央に定位せずに、音像がぼやけてしまう。

ヘッドフォンの右から出る音は右耳しか聴けない、左から出る音は左耳しか聴けない。これでは、脳は音の定位を判断するのは情報不足である。これが(自分の場合)後頭部に定位するだと思う。

ステレオマイクで一点録りをすれば、この辺のところは改善されるだろうが、今は楽器毎にマイクを配置するマルチマイクが主流だろう・・・・・

今はデジタル時代。左右の音のミックス・遅延調整など、お茶の子さいさい回路だと思う。この回路を組み込んだヘッドホンアンプ(今なら、USB入力付きDAC、ヘッドホン出力付き)をどこかで作ってくれないか。

 

今はIPOD等、携帯プレイヤーの占める商業的な位置付けは相当高いだろう。携帯プレイヤーはイヤホーンで聴かれる。イヤホーンで聴かれることを前提に処理がされたCDがあったとしても驚かない・・・・・(考え過ぎかもしれないが・・・・)

SACDにはCD再生も可能なハイブリッド版がある。どうだろう、SP用&ヘッドホーン用のハイブリッドCDを作ると言うのは・・・



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