昨夜、親父は秋吉敏子ソロピアノを聴きに行きました。 CD(HOPE)を買い、サインも貰いました。
それがきっかけになったんだと思います。親父は朝になって急にバードに行くと言い出しました。
こちらの都合は一切考えていません。いつものことです。
バード入り口案内板
昨日は仙台まで遠征し、帰りは遅くなりました。今日は家でゆっくりしたいのに、
バードのご主人、奥様にお会いできるから、まー良いか・・・親父、付き合ってやるよ。
今日は昨日の嵐が嘘のような上天気です。 残雪の浅間を横目で追いながら、二度上げ峠を越えました。
走り屋さんが通るのだろうか。カーブにはタイヤ痕が黒々と残っています。
親父、良い歳こいて、タイヤを鳴らしてはダメよ。僕という重要亀物?を乗せてるんだから・・・
バードは瑞々しい緑に囲まれていました。
今日は、ご主人、奥様とゆっくりお話することができました。 ここに来てから6回目の春だそうです。僕たちがお邪魔するようになって3年です。
季節で一番良いのはいつだろう。春だろうか?秋だろうか?
秋も素敵だけど、やはり、春と言うことになりました。
紅葉の仕上がりはその夏の天候次第ですが、春はさりげなくやって来ます。
陽光に輝く若葉は赤ちゃんの柔らかな産毛のようです。
ここは今、野鳥が少ない時期だそうです。木々の芽が吹き、そこで生活する虫が増え、野鳥たちはあっちこっちに分散するのでしょう。
イカルが来ていました。 カツカツとひまわりの種を嘴で砕く音が、部屋の中にまで聞こえて来ます 親父は庭の椅子に座り込み、石のようになってシャッターチャンスを待っています。
小鳥の方もそんなことは百も承知で、レンズを向けられると途端に飛び立ちます。
親父、雑念が多いんだよ。 泰然自若とした僕を少しは見習って欲しいものです。
それでも、傑作を撮ったつもりで得意顔の親父も、後で見るとピンぼけばかりで、本人もガッカリしているようです。
少しましそうなものを幾つか載せます。
野 鳥
野 鳥 野 鳥 野鳥を撮るのは諦めて、辺りを見回しましたら、小さな花たちを見つけました。 ここは今が一年で一番美しい季節です。
花
花