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秋吉敏子記念コンサート

2006-05-21 07:46:01 | ジャズ&音楽
母と僕が仙台まで遠征している間、親父はお留守番でした。

母は秋吉敏子コンサートに行くかどうか、だいぶ迷ったみたい。
でも、結局、仙台戦を選んだんだ。

てな訳で、親父出番だよ。



                 会場内
*許可を得ていないので、演奏中の写真は撮っていない。
今年の初冬、秋吉敏子はビッグバンドを引き連れて日本国内を回る予定のようです。
群馬に来る予定もあったが、残念ながらこれは不透明なようだ。

本格的なビッグバンドを地方で聴くことは本当に難しい。

もしかすると秋吉敏子のビッグバンドを聴くことができる
ラストチャンスかと思うと本当に残念である。

秋吉敏子 記念コンサート
   音楽生活60周年・朝日賞受賞

主催:太田市/遊ing.J.ネットワーク
共催:太田市藪塚本町文化ホール
日時:2006年5月20日(土) 開演 午後7時00分

*以下、パンフレットより抜粋
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99年、日本人で唯一人「国際ジャズ名誉の殿堂」入り
04年、国際交流基金賞受賞
同年、朝日賞受賞「米国を拠点にピアニスト・ビッグバンドリーダーとしてジャズ発展に寄与した功績」
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秋吉敏子氏がここに来るのは4回目、その内の1回は、トリオで来たようだ。

自分の中には秋吉敏子と言えばビッグバンドと言う固定観念があった。
今回の演奏を聴き、今更ながらトリオ演奏を聞き逃したことを残念に思っている。

さて、演奏会場

開演近くになって漸く飛び込んだ。前から二番目の席が空いていた。
自分がジャズを聴く時は、会場の音の響きが一番良いところを選ぶのではない。
直接音を聴きたい。演奏者の汗を感じたい。
だから、かぶり付きを選ぶのである。

演奏は、予告もなく、Long Yellow Rordで始まる。
この曲は半世紀以上前に単身渡米した時のこれからの人生を思って作曲したものだという。

曲の合間に、これまでの自分が辿って来た、決してなだらかでない道を訥々と語る。
一寸聞き取りにくいところがあるが、深みのある良い語り口である。

演奏曲(前半)
Long Yellow Rord
Remembering Bud
Un Poco Loco(一寸、頭が変?)
Wish Upon A Star
Peast in Millano(ミラノで食事?)
Con Alma

演奏曲(後半)
It Was A Very Good Year
Memory
Count Yore Blessing
Sweat Loraine
Just one Those things

アンコール曲
HOPE?(広島?、いつの時代も戦争はある。でも最後には希望があると言う意味のようである。)
日本の童謡(フェードアウト曲であった。)

自分の場合、秋吉敏子と言えばビッグバンド、例えば、ミナマタ
壮大なスケール・・・・・・・・、怒濤のような音、そして、静寂・・・・・・
と言うイメージが出来上がっていたが、

秋吉敏子のソロピアノは実に静かなのである。
秘められた熱情は、足のスイング、時にはタップに出ていた。

今夜聴いた中で自分が一番気に入ったのは、スローバラード?Memoryである。
同じ経験をしても、時が過ぎるに従って、その思い出は変質する。

自分にとって都合の良い記憶になると言うのだそうだ。
同じ経験をしても、その思い出は違う。
苦い記憶もいずれ甘味なものに変質すると言うことか。

この曲、調べたら、孤軍にも入っているようだ。
LPは持っているので、後で聴いてみたい。




    サイン会
*肖像権があるので、最小限の画像にした。

敏子は気楽にサインに応じていた。LPを持参し、サインして貰っている人もいた。



              サイン入りHOPE

Memoryが入っていたので購入の理由、サインして貰った。



                携帯電話

記念にサインして貰った。I-PODの方が良かったかなー

秋吉敏子のビッグバンドを聴きたいと思っている。出来れば地元で聞きたいものだ。                

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