ナイス!(nice)と言えば、それはいつも使っている誉め言葉。 「良い」とか「いい感じ」といった意味で使われる英語です。 ところが「nice」は元々「愚か」とか「バカな」というニュアンスを含んでいた言葉だそうです。 英語の「nice」の語源はラテン語の「nescius」で、これは「愚かな」、「無知な」という意味を持っています。 ここから派生したフランス古語の「nice」も同じ意味ですが、英語になってから変化したようです。 変化した経緯はハッキリしていませんが、「愚か」→「気難しい」→「細かいことにこだわる」→「素敵」などと考えられているようです。 今でも英語(特にイギリス)の「nice」はマイナスのニュアンスも持つため、他人を良く評価する時には避けることがあるそうです。 ちなみに日本のゴルフでよく使われる「ナイス・ショット」という表現も、海外では「グッド・ショット」の方が一般的なようです。 でも「グッド・キャッチ」、「グッド・バッティング」って言い辛いなぁ~。