食パン1斤の重さは公正競争規約により340g以上と決められています。 (尺貫法の1斤=600gとは別) この1斤の食パンを何枚切にするかによって1枚の厚さや大きさに違いが生まれるのは知っての通り。 何枚切が好まれよく売られているかは地方によって違い、特に違うのが関東と関西。 関東では6・8枚切が多く薄い食パンが一般的なのに対して、関西では4・5・6枚切が多く厚めの食パンが好まれ、関東に多い8枚切の食パンというのは珍しい存在です。 この違い、よく言われるのが食感の好みの違い。 関東では中までカリカリサクサクの食パンが好まれるのに対し、関西では表面カリカリ、中はモチモチの食パンが好まれているからだそうです。 最近は好みが多様化しているものの、大手メーカーが卸す食パンは地域の好みに合わせて厚さに違いを出しているそうです。