涙は、感情の種類によって、成分や味や量が変わってくるそうです。 例えば、感情が高ぶって落ち着かない不安定な状態になっている時の、悔し涙や怒りから出てくる涙。 こちらは、心身を緊張させる「交感神経」が刺激されることによって分泌されます。 振り絞られるように出るため、量は少なめ、成分としてはナトリウムが多く含まれ、しょっぱい味になります。 逆に、リラックスしている時の嬉し涙は、脂肪分が少なく、カリウムが多めに含まれた涙で、量は多く、あとからあとから流れ出てきて水っぽい味となるようです。 涙には、ストレスに反応する成分や、ストレスを緩和する成分が含まれているため、涙を流すことでストレス物質も体外に排出されてしまうそうです。 感情を内側に溜め込まず、涙を流して、心も体もほぐしてあげたいですね。 一人静かに涙するも良し、周りに人がいたら、その人に感情をシェアしてもらうも良いでしょう。 人間は誰でも感情を持っています。 自分の感情を押し付けるのではなく、ただ素直に表現できる人は、とっても魅力的に見えるのだと思います。 必要以上に虚勢をはったり、取り繕うことなく、ありのままの自然な状態でいられるからです。
悔し涙、うれし涙、感動の涙、沢山の経験をして色々な涙を流し、そのたびに魅力的な人間に成長していきたいですね。