よりみち文化財

ちょっと寄り道して出会える、遺跡や石仏、史跡や鹿児島の田の神さぁを紹介

中福良の田の神さぁ

2007年05月15日 | 田の神さぁ
「中福良の田の神さぁ」
姶良町、中福良の八幡神社境内に立つ、田の神さぁです。
一般的に、田の神さぁ(たのかんさぁ)は、広がる水田が良く見えるような位置に立つことが多いようです。
そのほかには山林、公民館、家の庭先など。そのほか、もともと水田地帯に立っておられたのが、周辺の開発によって環境が変わったりしたものもあります。それぞれ、なぜそこにおられるのか?というと、実は理由があるようです。それについては今後このブログで紹介していきたいと思いますが・・・。

神社の境内に立つ田の神さぁは、ある集落のまとまりがそれをひとつの単位として一体の田の神さぁをお祭りしている。一つの集落がその田の神さぁを共同の信仰の対象とし、同じく信仰の対象であり公共の場でもある神社にお祭りしている。ということになると思います。
田の神さぁは、ほとんどが集落ごとに祭られます。
江戸時代の建立であると思いますが、銘がなく時代は特定できません。

田の神さぁの紹介が続きましたが、このブログでは田の神さぁ以外にも、
「ちょっと寄り道して楽しめる文化財」「それほど知られていなくて、大掛かりでもないけれど、はるかむかしの人々のことを懸命に伝え続ける存在としての文化財」
を紹介していきたいと思います。
それに、ちょっと自分の趣味なども・・・。



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