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ラーメンの優しい食べ歩き

ある日の想い出を書いています。

つたふじ本店@尾道に行きました(8月7日分)。

2008年08月08日 00時34分05秒 | ラーメン それ以外の地域
こんばんは。
たにぐちごろうです。

今日の行列の少ないブログは尾道に来ています。


尾道の日差しは東京より強いものの湿気が少ないというか
過ごしやすさを感じています。

そんな尾道はラーメンどころです。


つたふじ本店に行きました。


ちなみに尾道は木曜日は定休日が多いようです。
ラーメン屋さんに限らず飲食店のお休みが多い気がします。


中華そば 並を食べました。

塩っ気が強めでクセはさほどなく全体的にアッサリ目のスープに刻んで揚げた感のある背脂がたっぷり、これは具と言えるほど乗っています。東京の背脂系とまた違ってスープに溶け込むというよりは具としての存在感があります。

麺は細めのストレートタイプ。割とかための歯ごたえですがスープに馴染みやすくかためが好きな方は急いで食べたほうがイイと思います。ただスープが馴染んだあとのフンワリとした口の中での感覚は独自のものがあります。具はチャーシュー、メンマ、刻みネギ。メンマはちょっとクセのある味わいです。

20年ぐらい前に初めて尾道ラーメンを食べたときはかなりクセのある味に驚きましたが、そのときの想いが強すぎるのか、今回初めて食べた「つたふじ」の中華そばはアッサリとした美味しさでした。普段着のような味わいが人気を支えているように感じました。


ではでは。


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仙台ラーメン記

2007年11月24日 15時03分47秒 | ラーメン それ以外の地域
こんにちは。たにぐちごろうです。
先々週と今週と出張で仙台に行ってきました。

ダイジェストでありますが仙台の味を紹介できればと思います。



味噌タンメン 寅やの味噌タンメンです。

地元の方から強く勧められまして行ってきました。しかもその方の運転で行くこともできました。本当にありがとうございます。
味は味噌ダレが意外なほど甘めで京都の白味噌のような上品さがありつつも、ゴマの香ばしさ味の濃さ、そしてダシ自体の旨味に炒め野菜の旨味も相まって、とても複雑な美味しさをしているんですね。
麺はやや固めの平打ち。フェトチーネのような食感がスープの強さに負けない個性を持っています。そして強火で一気に炒め野菜が大量に乗っていて味のバランスとそして量のバランスがとてもイイです。美味しく完食したんですが、眠くて眠くて午後の仕事にやや支障をきたしたような。




中華そば 卍の醤油です。

大崎にあり、かつては大井町にもあった「凜」出身とのこと。夜の8時ごろ行ってみたんですが店内は8割程度の入り。
醤油を食べました。凜出身ということで気合を入れてましたが、普通盛りだと肩透かしする量でした。味は脂が適度に浮いたスープは濃厚で飲み応えもあって美味しいです。麺はごつごつとした太麺はとても個性的でつけ麺でも食べてみたいと思わせる美味しさです。茹で野菜とチャーシューがついて味は良かったんですが、量がいかんせん少ないですねぇ。凜好きや二郎好き、二郎系好きは大盛りから食べてもイイと思います。




ラーメン味よし 駅前分店の辛み噌ラーメンです。

仙台ラーメンというと味噌ラーメンに辛みそが乗るものだよと教えられまして、宿から近いところでその味をと探したのがこのお店でした。
魚介や動物系の味に加えて仙台味噌の美味しさが加わって穏やかな美味しさに仕上がっています。ここにレンゲに乗った辛味噌を溶かしつつ食べるとインパクトと旨味がさらに広がります。特に辛さは最後にはかなり辛くなりなす。しかしただただ辛いわけでもないので、よっぽどの辛いのが苦手な方以外には喜ばれると思います。




くろくの味玉らーめん黒です。

東京の渡なべ出身ということです。
真っ黒のスープは見た目どおり味は濃い目ながらも、くどさやクセとは無縁で旨味の粋を味わえると思います。豚・鶏・野菜のダシに醤油を十分にきかせています。旨味に厚みがあるんですが、驚くほど切れがあるのも事実。そこに表面の脂とお好みで加える刻みニンニクがアクセントを与えます。味が濃いスープに合わせる麺は自家製でかためでつるつるとした食感は濃いスープを適度に絡めて食べる際には適度な味として仕上がっています。そして炙りチャーシューと味玉が食べ応えを生み、火が通ったネギの甘みとユズの香りが清涼感を生んでいます。




番町ラーメンの番町ラーメンです。

これも地元の方が教えてくれたお店(本店ではないそうです)です。
味は普通の醤油味かなぁと思うんですが、最後に乗せるアンで独自の味を表現しています。よーく煮込まれたシチューのようなまろやかさとピリッとした辛味がアクセントとなっています。このアンはクセになるおいしさですねぇ。ご飯に乗せても美味しいかもしれませんね。




博多ラーメン 河童亭の博多らーめんです。

お昼にはサラダとおにぎりに加えて早い者勝ちですがゆで卵も食べることができます。味は仙台仕様にアレンジされた濃厚すぎないスープですが、適度なコクとクセのなさはとても美味しいです。麺は極細で九州から取り寄せているそうです。メンマが入っていたりとオリジナリティもありその人気の良さはお客さんの数がしめしていますね。




元祖支那そば家の支那そばです。

民家のような落ち着いた空間です。
透明感のあるスープは醤油が適度にきいていて美味しいです。細めでプリッとした食感と滑らかなのど越し、そしてスープをよく絡めとり口の中で一体となり美味しいです。チャーシューはオーブンで焼いたようなタイプでしっとりとした肉の旨味を味わえます。メンマにピリッとした辛味がついてアクセントがあります。とても美味しい、スタンダードな味を楽しめますが、麺メニューはこれのみというのがちょっと残念です。




五福星 定禅寺通り店のらーめんです。

ちょっと小ぶりのドンブリで出てきます。見た目濃い目ですが食べてみるとそれほど味は濃くなくて、食べ進めるとチャーシューやメンマからの味も加わったかのように徐々に濃くなっていく気がします。口の中でシコシコ食感が特徴の麺と相まって、屋台で食べるような軽い美味しさが魅力です。



改めてくろく3連発です。

つけ麺です。

麺の上には海苔のペーストが乗っています。海苔ペースト自体には塩味はついていないんですがつけダレと絡めると旨味が乗って美味しいです。つけダレは濃厚な魚介系豚骨醤油味です。脂も強めですが麺の個性も強いのでそれほどくどさを感じることもありません。最後にスープ割りをすると豚骨の濃厚さが強くなりナカナカの濃厚さを見せます。
ちなみにこれは夜のつけ麺で昼はまた異なるつけ麺を出すようです(07年11月)



つづいてらーめん白です。

スープのベースは黒と変わりないようですが、味付けが塩といこともあってよりスープのきめの細かさを感じることができる気がします。それだけだとやや物足りないかなぁと思うと表面に浮かぶ節粉と脂がインパクトを与えています。それでも黒に比べるとわかりづらい味に感じるんですが、こちらも美味しい逸品です。




くろくの黒です。

通常メニューの具の全部入りということです。
2種類のチャーシューと味玉、メンマ。そしてあとは麺とスープの組み合わせです。チャーシューが2種類のためか肉の旨味が溶け出すようでより濃厚な旨味になるような気がします。私はスープとの相性を考えてあまり黄身が流れ出るほどの味玉は好みではないのですが、黒の醤油の味と味玉の黄身の濃厚な旨味とがとても美味しく相性がとてもイイのに驚きました。



これ以外にも行きたかったなぁというお店があるんですが、12月にも仙台に行く予定があるのでまたそのときに行ければ幸いです。
仙台はラーメン処ですが、もちろんそれ以外にも美味しい食べ物がたくさんありましたね。これではいくら胃袋が合っても足りないですねぇ。

仙台はイイところですよぉ。


それではまた。
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久米島記。

2006年09月23日 21時58分00秒 | ラーメン それ以外の地域
今年は2年ぶりに久米島に行きました。
久米島は沖縄・那覇から西へ約100kmほど。

美しいはての浜・イーフビーチ。
久米島の久米仙。
海洋深層水。

そして久米島そば。


と言うことで5泊6日で食べ歩いたお店をダイジェストで。


スリーピースです。

リゾートホテル久米アイランドのすぐ前。楽天イーグルスの宿泊ホテルで有名ですね。

オープンテラス風が気持ちイイ。この時期はお昼過ぎから2時ぐらいまでが凄く日差しが強いんですが、日陰に入ると意外と涼しいんです。湿気がないんですねぇ。この雰囲気だけでもううれしくて参っちゃいそう。



久米島そばです。

久米島そばの特徴は島かまぼこと煮豚(ラフテー)が入ること。そして刻んだ青ネギ。沖縄本土のそば、八重山地方のそばと微妙に異なるんでしょう。どこか違う味わい。カツオがしっかりきいて濃厚なスープに具が負けてないんですね。淡泊だけど味の強いかまぼこに皮付き三枚肉の煮豚は甘みが心地イイです。

麺はいわゆる沖縄そばの麺。だもので讃岐うどんのようなコシを期待するとハズレちゃいますが、このムニュっとした歯ごたえは慣れてしまえばまた快感。




この開放感ある雰囲気がまたイインです。これも味の内というぐらい。昼からオリオンビールで1杯ってもんですよ。



続いて

久米島きっての人気店。

三坊です。

島のコンビニ・ホットスパーの目の前です。
昼はそぼと定食。夜は居酒屋。夜は予約した方が無難というぐらい人気です。



沖縄そばの中です。

小・中・大とあります。
スッキリと澄み切ったスープはうどんのつゆを彷彿させますが、そこはどこかうどんと異なる力強さがあるんです。定番の具として島かまぼこと煮豚。そして麺が意外と歯ごたえがあるのが意外なところ。これなら初めて食べる人も充分に美味しいと感じるはずです。



小と中の比較。

小は女性向き。。。かと思うと地元のおばあちゃんなんかは普通に中を食べているからまた驚き。



夜メニューの沖縄そばサラダです。

スープに浸った麺もイイですが、ドレッシングであえたそばがまたよく合います。麺の太さがドレッシングの強さを巧みに抑えているように感じます。レタス、三枚肉、トマト、カイワレはあくまで脇役。主役はそば。このそばとオリオンビールがよく合いました。



そして

レストハウス畳石です。

県指定の天然記念物(だったかな?)の畳石がすぐそばにあります。見た目はいわゆるドライブインというかまさにレストハウス。あまり期待しないで入ったのですが、これが良かった。



久米島そばです。

見た目がイイじゃないですか。島かまぼこ2個、煮豚2枚。この定番が崩れず。そして食べると軽い味わい。スルッと食べられる。その分煮豚が濃いめの味付け。バランスがちゃんと取れているんですねぇ。それに煮豚はどこで食べても皮付きで美味しいですよぉ。



最後に

松原です。

空港の立ち食いコーナーです。
三坊が精錬の極みなら、松原は下町ダウンタウンの味といったところか。



久米島そばです。

最初から紅ショウガが入っているけど、ここでは何故かそれが許せちゃう。おばちゃんの笑顔がまた調味料。熱々のスープは気持ち濁っていますが味は澄んでいます。力強さが紅ショウガに負けていません。麺がまた意外としっかりしているんです。モグモグと食べつつおにぎりなんかかじっちゃったらもうたまらないですよ。



久米島そばでした。
すべてに共通する島かまぼこと煮豚のセット。スープに個性が出ていますがその純粋までの美味しさ。久米島の風土そのままを食べているような満足感に包まれました。他にもお店があって食べたかったんですが、そばばっかり食べているわけにもいかず、新鮮な魚や島豆腐、野菜もふんだんに食べてきました。またそれは別の機会に紹介できれば幸いです。


久米島はいつか僕が住むところ。なんて勝手に思いながらまたいつの日か行くことを夢見ています。
本当にオススメのちゅら島です。

それではまた。



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お昼に1軒。中華そば まるきです。

2006年05月04日 15時46分24秒 | ラーメン それ以外の地域

こんにちは。たにぐちごろうです。
今日の行列の少ないブログは松戸に来ています。
ここは松戸にあるバンダイミュージアムです。

松戸はとても活気がありますねぇ。
佐渡ヶ嶽部屋や鳴戸部屋の人気相撲部屋や後ろに見えますバンダイミュージアムは子供ばかりかと思えば大人もたくさんいるまさにテーマパークです。東京からも江戸川を渡ればすぐということもあって今回初めてやって来ました。

そんな今日のお目当てのお店は



中華そば まるきです。

ココは大勝@柏の出身だそうです。大勝といえば永福町大勝軒系のお店で知られています。そうなるとさぁ楽しみが膨らむってものです。



中華そば・中を食べました。

見た目から感じる美味しさ。香りが伝わらないのが残念ですが煮干しのイイ香りに体が包まれるようです。見た目と香りで既に美味しいです。
スープは茶色く濁りがありますが、旨味ある濁りという感じで見た目以上にスッキリとしています。表面に油が浮いていますがそれは香ばしさでありくどさを一切感じないのが素晴らしいものです。



麺は中太のストレートタイプです。

加水率が高めそうでプルプルとした食感と滑らかさが、何か上質なモノを食べているような感覚です。それがスープと合わさることでグッと引き締まる美味しさとなっていきます。
麺は中だと230gほどあるそうですが美味しさのあまりその量を感じないものがあります。

具はチャーシュー1枚、メンマ、ホウレン草、刻みネギ。チャーシューは脂の乗りと柔らかさでとても美味しいのですが小さいのがちょっと残念。メンマは食感・味付け具合がとても良く、メンマが嫌いな人でも美味しく感じるのでは。ちなみにネギ抜きとかコショウ抜き、麺のかたさ、味の濃さ、脂の量を変えられるようです。



そして中華そばも絶妙な美味しさですが、もう1つの名物を。


チャーハンの小です。

メニューに「シンプル・イズ・ベスト」の文字があるとおり。中華鍋をしっかりふるって作った力作です。ご飯の表面の香ばしさと中かしみ出るようなしっとりとした旨味があります。具はチャーシュー、たまご、ネギ。それだけ。チャーハンを口にほおばりつつ、スープをグイッと飲むとまさに口福感であります。チャーハンの大のみ食べて帰る人の気持ちもわかる気がする美味しさでした。



中華そば まるきでした。
見て美味しい、食べて美味しい素晴らしいラーメンでした。溝の口から松戸へは電車で1時間半ぐらいなんですがそれでもまた来たいと思わせるそんな美味しさです。興奮冷めやらぬというか改めて千葉のラーメンのレベルの高さを感じた一杯でした。今更ではありますが千葉はイイですよぉ。


それではまた。
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