無線関係のブログでPLCのパブリックコメントについて多くの意見が出されているようですね。このままGOサインが出されてPLCが始まったら大変ですモンね。
ところで我々の(一応)代表団体であるJARLは,PLCには反対の立場なんでしょ?? なんで会員に向かって,「パブリックコメントに反対の意見を出そう!!」などのキャンペーンが出来ないのでしょうか?? HFを利用したアマチュア無線通信の危機なんですよ。
連盟の定款では,連盟の目的として
第4条 本連盟は,日本におけるアマチュア無線の健全なる発達をはかり,・・・・(略)
とあり,今回のPLC問題はアマチュア無線の健全な発達が阻害されうる事態で,JARLは断固として反対していかなければいけないはずです。なぜ当事者なのに傍観者的なの?? アマチュアバンドにノッチを入れれば賛成なの?
PLCに関して国会でどういう議論がされているかというと,これがほとんど問題として上がっていない。議員さん勉強不足ですよ。
平成13年 衆議院総務委員会の共産党の春名直章氏の質問くらいしかない。
小坂副大臣
「他方、御指摘の、アマチュア無線家からの、電力線からの漏えい電波がアマチュア無線の受信に妨害を与える、あるいはほかの通信に対しても妨害を与えるのではないかという懸念が寄せられております。総務省といたしましては、アマチュア無線のみならず、その周波数帯を使用している、今おっしゃった船舶通信とか短波放送受信など、既存の無線通信に妨害を与えないことがあくまでも前提であるという認識に立って研究を進めております。」
→→→→→→→「PLCで既存の無線通信に妨害を与えてはいけない」という副大臣発言が重要
春名委員質問
・影響が出るということがもしわかれば実施をしないのか?
小坂副大臣発言
(前略)アマチュア無線の利用者におきましても、アマチュア無線を発信しますと、家庭のいろいろな受信機、テレビとかラジオに電波障害を起こす場合もあるわけですね。そういう場合に、個別に対策をちゃんととって、そして、理解を得てアマチュア無線の局を開設するようなことをやっております。
それと同じように、この電力線搬送通信が実現をいたしましたときに、もし個別の障害が起こるようであれば、それを除外するにはどのような対策があるのか、それによる実施のメリットとその対策とのバランスというものも考えながら、具体的な技術基準というものを設定していくことが必要だ、このように思っているところでございます。
→→→→→→→???アマチュア無線だって,テレビやラジオに受信障害を起こすこともあるでしょ。だからPLCも同じだって?? 受信障害とPLCからの漏洩電波の本質的な違いを理解せず,論理をすり替えた議論ですね。 小坂氏はJE0LIGのコールを持つアマチュア無線家でしょ?
実施のメリットと対策とのバランスを考えながらとあるが,実施のメリットはほとんど無い。漏洩電波についての抜本的な対策は「実施しない」しかないことを考えると,この副大臣発言も意味を持つことになるでしょうね。
__________________________________________________
ということで,国会でPLCの問題点について追求するように,衆議院総務委員会委員の国会議員宛にメールを送る(全員じゃあないけど)。(参議院にも送らなきゃ)。
パブリックコメントに反対意見を出すことも大切ですが,総務省のやり方に乗ったままでは危険です。国会でその問題点について十分取り上げてもらう必要があります。国会議員に意見メールを送りましょう!
ところで我々の(一応)代表団体であるJARLは,PLCには反対の立場なんでしょ?? なんで会員に向かって,「パブリックコメントに反対の意見を出そう!!」などのキャンペーンが出来ないのでしょうか?? HFを利用したアマチュア無線通信の危機なんですよ。
連盟の定款では,連盟の目的として
第4条 本連盟は,日本におけるアマチュア無線の健全なる発達をはかり,・・・・(略)
とあり,今回のPLC問題はアマチュア無線の健全な発達が阻害されうる事態で,JARLは断固として反対していかなければいけないはずです。なぜ当事者なのに傍観者的なの?? アマチュアバンドにノッチを入れれば賛成なの?
PLCに関して国会でどういう議論がされているかというと,これがほとんど問題として上がっていない。議員さん勉強不足ですよ。
平成13年 衆議院総務委員会の共産党の春名直章氏の質問くらいしかない。
小坂副大臣
「他方、御指摘の、アマチュア無線家からの、電力線からの漏えい電波がアマチュア無線の受信に妨害を与える、あるいはほかの通信に対しても妨害を与えるのではないかという懸念が寄せられております。総務省といたしましては、アマチュア無線のみならず、その周波数帯を使用している、今おっしゃった船舶通信とか短波放送受信など、既存の無線通信に妨害を与えないことがあくまでも前提であるという認識に立って研究を進めております。」
→→→→→→→「PLCで既存の無線通信に妨害を与えてはいけない」という副大臣発言が重要
春名委員質問
・影響が出るということがもしわかれば実施をしないのか?
小坂副大臣発言
(前略)アマチュア無線の利用者におきましても、アマチュア無線を発信しますと、家庭のいろいろな受信機、テレビとかラジオに電波障害を起こす場合もあるわけですね。そういう場合に、個別に対策をちゃんととって、そして、理解を得てアマチュア無線の局を開設するようなことをやっております。
それと同じように、この電力線搬送通信が実現をいたしましたときに、もし個別の障害が起こるようであれば、それを除外するにはどのような対策があるのか、それによる実施のメリットとその対策とのバランスというものも考えながら、具体的な技術基準というものを設定していくことが必要だ、このように思っているところでございます。
→→→→→→→???アマチュア無線だって,テレビやラジオに受信障害を起こすこともあるでしょ。だからPLCも同じだって?? 受信障害とPLCからの漏洩電波の本質的な違いを理解せず,論理をすり替えた議論ですね。 小坂氏はJE0LIGのコールを持つアマチュア無線家でしょ?
実施のメリットと対策とのバランスを考えながらとあるが,実施のメリットはほとんど無い。漏洩電波についての抜本的な対策は「実施しない」しかないことを考えると,この副大臣発言も意味を持つことになるでしょうね。
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ということで,国会でPLCの問題点について追求するように,衆議院総務委員会委員の国会議員宛にメールを送る(全員じゃあないけど)。(参議院にも送らなきゃ)。
パブリックコメントに反対意見を出すことも大切ですが,総務省のやり方に乗ったままでは危険です。国会でその問題点について十分取り上げてもらう必要があります。国会議員に意見メールを送りましょう!