男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

ベンゲルに誉められたよ、加地亮。

2005年06月17日 08時43分51秒 | 日本代表の加地
先日行われた、FIFAコンフェデレーションズカップ・メキシコ戦。
結果は2-1で逆転敗戦。
悔しい思いをした日本。
予選リーグ突破へ向けて、早くもがけっぷちに立たされた日本。

だがしかし、私の心はまるで10月の秋空のように高く穏やか、そのものである。
その理由は・・・


加地目覚める


見ましたか、この試合。

見ましたか、この加地。

見ましたか、このアキラ!!




開始早々キュンキュンに攻めあがりまくる勇者加地。
おいおい。どーしちゃったのよ、ってついつい思ってしまいました。

だって、いくらここ最近の加地が攻撃的になったって言っても、昨日のアレは変身し過ぎでしょう!!

しかも今までの不安定なクロスが嘘のよう・・・。
この試合、ヘンテコなクロスは皆無でした。
ふわっと浮かした、テクニカルなアーリークロスや、柳沢が外してくれた決定的なクロスを何本も供給!
守備でも、相手の21番を封じ込める活躍!
負けたけど、MOMです。ジャパンの。

いやいや、これだけじゃありません!
クロスよりも驚きなのは、シュート連発!
そう、今まで前が空いていてもパスしていた加地が、多少強引でもエリア外からバンバン撃ってきます!
しかもパワフルミドル!
枠さえ捕らえればよもや、というシュートもありました。

おいおい、東京でもそんな加地見たことないよ!と、早くもリーグ戦が楽しみになってきました。
(例のクリアシュートはご愛嬌)



そんな活躍を続ける加地に、事件が襲い掛かる・・・。


ハーフタイムでの、ゲストとして招かれていたベンゲル監督とカビラの答弁の時である。



カビラ「前半、目に付いた選手はいましたか?」


この問いにベンゲル監督。






ベンゲル「加地の力に感心した」





でました・・・。

開口一番、加地です。

その後に柳沢とかの名前も言われましたが、最初に加地が誉められたんですよ!
つまり、日本のエースです。(飛躍しすぎ)
こんなこと、初体験です。。。



ベンゲルですよ。


アーセン・ベンゲル監督ですよ。


不屈の名将ですよ。




そこら辺の雑草解説者とは訳が違います。


いくら松木に馬鹿にされても・・・

いくら堀池に馬鹿にされても・・・

いくら国民に非難されても・・・

ベンゲルの言葉1つの重みには敵いません!


けっ、ざまーみろ松木。

ざまーみろ、堀池。

てめーらの目は節穴なんじゃ!!


ははは。
これですっきりしました。
ああ、いい気分。


この事件のおかげで負けてもなんかショックじゃないんですよね。
日本よりも加地1人が好きらしいです、どうやら。



しかし、加地。
油断は禁物である。
今までの汚名(?)を返上するためにも、次のギリシャ戦も今回と同じ、またそれ以上のパフォーマンスを見せなくてはならない。
もし、次のギリシャ戦でまた以前のようなパフォーマンスに戻ってしまったら、巷で言われているように、昨日の加地は確変の一言で片付けられてしまうからだ。

だが、逆に言えば次で世界に通用することを証明できさえすれば、ドイツ行きの切符は手にしたも同然!?
とにかく、今回の加地がメキシコ限定バージョンの加地でないことを祈りつつ、ギリシャ戦を楽しみにしてます!














それにしても、ベンゲル監督に目をつけられた加地。

もしかして・・・


「アーセナルがFC東京・加地に興味」
なんて報道が出てくる予感が・・・







全くしないのは何故ですか。

加地の若さが示すもの。

2005年06月15日 05時03分25秒 | 日本代表の加地
こないだの北朝鮮戦の終盤で、加地が痛んだシーンがあった。

そんなとき解説陣から「若いから大丈夫!」と励まされるシーンがあった。



ふと思った。

加地は果たして若いのだろうか・・・?


年齢にして25歳。
東京ではすでに中堅の位置にいる。
チームの柱として、引っ張り続けている心強い存在である。
東京で若手といえば、ナオとかモニとか今ちゃんあたりだろう。


しかし、代表ではよく「若手」という扱いをされている。
代表の高齢化。
もちろんそれも理由のひとつだろう。
しかし、加地と同年代の選手を挙げるとその違和感はさらに増すことになる。



以下は全て加地と同じ年の選手。(感想は飽くまで主観です)






遠藤保仁

遠藤ってこんな若かったの!?
てか、加地とタメ?
まじ?





稲本潤一
え!?
稲本とタメなの!?
前回のW杯の主力やんけ・・・。






小野伸二
まあ、稲本とタメって時点で当たり前なんだけど小野とも同い年だったんだ~。
かなり意外・・・というか違和感。





そして私的にビックリだったのがこの人。







中田浩二

おいおい、肌荒れてきてるし結構おっさんなイメージあるぞ。
まじかよ。
ナカータとタメくらいかと思ってた・・・。




私が選手の年齢に疎いせいもあるかと思いますが、正直これらの選手と同じ年とは私思っても見ませんでした。
加地と同い年の選手は他にも本山、小笠原、高原・・・。
そう、加地は俗にいう黄金の世代の一員なのです!(んなこと知ってるよ、なんて方。すいません)




さあ、みなさん。ここで質問です。

果たして解説者は、


遠藤が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


稲本が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


小野が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


中田浩二が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?





そう、加地は年齢的には決して若手という域ではないのです。

では、何故加地はこれほどまでに若手という待遇を受けているのか。

それは、プレーが未熟だからという理由もあるでしょう。
正直、上記の稲本・小野・中田浩二・遠藤などに比べれば、加地のプレーは精度、安定度という面で劣っている感があります。
そのイメージが、加地をまだ若いと思わせている可能性も少なからずあります。


しかし、私は異議を唱えます。

若さとは何か。
私が思う「若さ」とは年齢じゃないと思います。
例えば周り友人をも見ても、例え同い年であってもおっさん臭い奴がいたり、若々しい奴がいたり様々です。
みなさんの周りでもそうなのではないでしょうか?
それと同じです。

では、同じ年なのに何故そんなに受けるイメージが違うのか?

それは、若さとはその人間のバイタリティー的なものを、他人が知らず内に肌で感じるものなのではないのか!(超仮説)
同じ人間といえども、活きるエネルギーは同じではないはず。
そういった心の中にこもった熱気のようなものを、人が知らず内に感じ取りそれを若さと受け取るのだ。
つまり若さとは、その人間の将来的可能性のバロメーターなのだ!


上で挙げた、遠藤・小野・稲本・中田浩二はほぼ完成されたプレーヤーであるという印象を受ける。
もちろん、これからも成長を続けていくだろうが、成長のピークはすでに過ぎたような印象は受けます。


その一方で、同年代でありながら1人だけ若さを発揮し続ける加地。
体から熱気がむんむんと伝わってきて、まだまだ将来を期待させてくれる。
つまりは、加地はまだまだ未完成な選手であり、これから無限の可能性に秘められた選手なのだ!
彼の肉体から滲み出る若さとは、こういう意味に違いない!


解説者たちは加地の無限の可能性、バイタリティーを知らずのうちに感じ取り、若さという言葉で表現しているのだ。
そう思えば、若いってなんて素晴らしいことだろう。
未熟とは、なんて素晴らしいことなんだろう。
加地には他の選手達とは違い、可能性をまだまだ秘めているのだ。



先週のダイジェストで、加地の恩師も言ってたじゃないですか。

「加地は遅咲きの珍しい選手」だと。

そう、プロでも加地は遅咲きの可能性は大。
てか、花咲く前に代表に定着してしまったんですから、5年後の加地はinバルセロナ!?
世界選抜!?
夢は広がります。


もちろん、常日頃から健康に気を遣っているだけあって、肌のツヤがいいということも理由のひとつですね。
この肌のツヤ。
そしてこの秘めた可能性を持ってすれば、30過ぎても若手だなんて呼ばれることも不可能じゃない!!

30を過ぎてもまだまだ若手だなんて、売れないお笑い芸人みたいなんでちょっといやですが。

とにかく、若いと認められることはまだまだ人生のピークが来ていないという証なのです!
加地は未来の代表のために、未だコツコツ成長中なのです!


ははは。
加地万歳。
若さ万歳。
加地なら8年後のW杯もきっとスタメンだぁ!


ほんと、加地が羨ましいです。
ちなみに私なんて、高校入学してすぐに、ドキドキしながら始めた初めてのアルバイトで、出会ったパートのおばちゃんに最初にいわれた言葉が「大学どこ行ってるの?」でしたよ。
どうやら私の人生のピークはどうやら中学時代だったらしいです・・・。




それに引き換え、加地は凄いよ。
若さでも代表ナンバー1ですか!?
ふふふ、他にこれほどの若さを秘めた選手はいまい・・・と他の代表選手の年齢を調べてみると、一人だけ加地と同等、いや、それ以上の若さを発揮するプレーヤーがいることに気付いた・・・。


そう、その男は来年に三十路を迎えるとは、到底思えない。
肌のツヤ。
そして、さわやかな笑顔。
ファンであってもその年齢を忘れてしまいそうだ。
私自身、加地よりちょっと上くらいだと思っていた・・・。

そんなヤングゴーゴーな男の名は・・・













福西崇史




福西崇史。

来年30歳。

なのにこの若さ。







この男・・・



まだまだ殺る気です。


代表徴収だよ、茂庭照幸。

2005年06月12日 06時20分15秒 | 日本代表の加地
茂庭徴収!!

あまりにびっくりして嬉しくて、かなり行き当たりばったりの更新です!




ついにジーコの怒り解ける・・・。

長かった・・・。

長かったよ!!

茂庭代表復帰までの道のり。
これからは加地のようにマジメに合宿所抜け出さずに、代表レギュラーを目指して下さい。
それにしても、日本代表の試合で茂庭と加地の競演・・・。

楽しみすぎる!




でも多分中澤の代わりは坪井が起用されることでしょう。

でもね、茂庭は坪井と同じ俊足系DF。
現在、坪井のコンディションがよくないことを考えると、
スタメン奪取の可能性大アリ!!

しかもジーコ。

こないだのW杯予選で、柳沢・中田浩二、といった追加招集選手をいきなり本番でスタメンで使ったという実績がある。
ジーコはニューカマーをムラムラといきなし使いたくなるという癖があるに違いない!
その傾向から考えると、ますますコンフェデ茂庭スタメンの可能性大アリ!


まあ、東京があいにくの泥沼の中で、大事な中断期間抜けてしまうという懸念もありますが、茂庭がW杯の舞台に立つことを考えるとそんなリスク小さい小さい。


増嶋もワールドユースでいないし、藤山も完全復帰してないのにディフェンスラインの修正は大丈夫?なんて悩み小さい小さい。


コンフェデ・ワールドユース両方勝ち進んじゃったら中断期間明けのセレッソ戦に加地・土肥・茂庭・増嶋・藤山がいないよ。ディフェンスライン大丈夫?なんて悩み
小さい!小さい!
(暗示)




それにしても東京って守備陣が優秀ですよね。
これで今ちゃんまでもが徴収されたら、東京死にます確実に。

まあでも代表で経験を積んで、その経験を東京に還元してくれればOKですよ。
または、代表でガッチリサポーターの心を掴んで、FC東京のサポーターへ導いてくれれば大歓迎ですよ!

とにかく東京にとってこの大事な時期に、代表で選手だたくさん出て行ってしまうのは正直キツイですが、将来のことを考えればここは我慢我慢。
いや、むしろ誇りに思って応援したいと思います。

てわけで、茂庭にエールを送ります。



モ・ニ・○!

モ・ニ・○!

モ・ニ・○!

モ・ニ・○!







さて、加地亮専用ブログを名乗っておいて、ついにやってしまった他選手ネタ。

でもお許しください!

実は私にとって茂庭は実に思い入れが深い選手なんです。

私、実は茂庭と地元が近く、しかも茂庭が通ってた高校の隣の高校に通ってたんです!
しかも茂庭は高校時代にベルマーレにてJリーグデビュー・・・。
同じ頃私はすぐ隣で、何の変哲もない高校生活を送ってたことを考えると、リアルに茂庭の立派さに関心・・・。
そして勝手に親近感を感じる始末。
おお、モニ!
地元の誇り!と。(超迷惑)


てなわけで、今回は飽くまで特例として茂庭更新してみました。
あくまで、茂庭代表復帰記念・特別別冊付録みたいな感じで。
これからはまた普通の加地ログに戻ります!

祝・W杯出場決定だよ、加地亮!

2005年06月10日 07時48分16秒 | 日本代表の加地
●祝●
W杯出場決定!!

やったやった。
オマーン戦から始まった長かった道のりがようやく終わりました。

思えば魔の初戦・オマーン戦。
本気でドイツ行けるのか、不安になりました。
しかし、終わってみればあっさり本戦出場を決めてみせた。

さすがジャパン!!

しかも世界最速での突破。
もう、言うことないです。
そして、アジアから一気に4チームが突破を決めました。
日本・韓国・イラン・サウジアラビア。
終わってみればなんの波乱もなく、見事にアジアのベスト4が揃って本戦に出場することとなりました。

しかし、決して楽勝でドイツ行きを決めたわけではありません。
次のW杯予選こそが、日本にとって最大の試練となるでしょう!(気がはえー)
次のW杯予選は、いっそう中東諸国と強豪の実力差は縮まるとおもいますし、なにより欧州リーグに多くの選手を輩出するタレント軍団オーストラリアがアジア枠でW杯予選に参加するからです!!
つまり、日本・韓国・イラン・サウジアラビア・オーストラリアの5チームのうち、1チームはプレーオフに回ることになります!
こりゃ熾烈な争いが予想されますな。


さて、気が早すぎる来期W杯の話は置いといて、北朝鮮戦振り返ってみますか!!


無観客試合。

異様な雰囲気が想定された試合でしたが、思ってたほど違和感は感じなかったです。
たぶん、その最大の原因がタイまで押し寄せた
日本サポーターによる声援があったから!

テレビでもはっきりと聞き取れました。
しかも、ちゃんと試合内容に即した応援をしてたのにびっくりしました。
どんな方法で試合を見てたんでしょう?
気になります。
そんなサポーター達の力もあって、私としてはそんなに無観客という印象を受けませんでした。
雰囲気としてはアテネ五輪の方が違和感がありました。

あとタイの気候。
気温37℃で湿度70%!?
バーレーンより熱いじゃん!!

気温よりも、湿度70%なんて考えただけで汗がじっとりしてきます。
知ったかしてみますが、暑さって気温より湿度が重要ですよね。
選手達もどこかグタッてしてる印象を受けました。


試合の話をしてみましょう。

はっきり言えることは司令塔不在・・・。
なんか日本の攻撃、ボールが収まる場面が全然なく全く落ち着けないでいた印象を受けます。
満男は代表の司令塔になれる器じゃない!
うまいんだけど覇気がない。
やはり日本には、中田・小野・俊輔の誰から必要なんだと再確認しました。
だから前半はかなりイライラしましたね。

「点が入る気がしねー」

なんて、見てました。

特に中田浩の左サイド。
実はどんなもんだと少し期待してたんですが・・・なんじゃこりゃー
機能しないにも程がありました。
北朝鮮がサイド攻撃に弱いことを考えれば、左サイドに玉田なんて使ってみたら面白かったんじゃないかと素人感では思うんですけど。
右加地・左中田浩じゃ、ちょっと守備的過ぎた感じがしたんで。



それと嬉しかったのが大黒様!!
また決めてくれました!
最後の駄目押しゴールももちろんですが、それに至る動きも全てよかった。
ゴールへの姿勢。
他のFWにはないです。
ゴール前での落ち着きもワンダフル。
ユースケにこの落ち着きがあれば・・・

代表の試合終了後のインタビューで、

「Jリーグよりやりやすい」

「Jリーグの方がいいゴール決めてますよ」

などと、Jリーグの存在を無視するマスコミに、Jの存在をアピールする発言を繰り返す大黒。
このまま活躍して、Jリーグをアピールしまくってほしいです。
頑張れ、Jリーグ大使!!






ふふふ。

お待たせしました、加地コーナー
W杯出場を決めた大一番で加地の働きはどうだったのか!?


まず試合が始まってすぐに1ビックリ。

前半4分。
いきなり加地が右サイドを切り裂く!!
どーしちゃったの!?ってなくらいにテクニカルかつ鋭い切れ込み。
そして正確なクロス。
間違いなく最初の決定機を作り出した。

しかしここに居たのはジャパンが誇る師匠こと鈴木。
大一番だけには強い男のはずがトラップできずにチャンスを逃す・・・。

大黒なら・・・

鈴木好きな私ですが、加地が生み出した決定機だけに思わずそう思ってしまいました。
まあ結果はともかく、加地の覚醒ぶりにまさか加地ゴール!?なんて妄想が脳ミソの中を泳ぎだす。




そして前半10分。
加地のアーリークロスに2ビックリ。

今までは攻撃面では思い切りのよいプレーが少なかった加地が、ボールをもらいすぐさまクロス。
精度はなかったが、その思い切りの良さに今日の加地はいつもと違うと再確認。
更なる期待が胸に打ち寄せる。





そして迎えた前半12分・・・。
北朝鮮のミスから加地がエリアから少し離れた位置でボールをもらう。

誰にパスしようかな・・・

いつもの加地ならこう考えたはずだ。
だが、この日の加地は違った・・・




ボンッ!!


そう、加地は豪快にシュートを放ったのだ。


くらえ、キーパー!!
ボールもろとも吹っ飛べ!!

加地がシュートを放った瞬間そう思った。
ゴールへ向かって一直線に伸びる、鹿島戦・大分戦で見せたレーザー光線が頭の中で再現されたのだ。

しかし・・・









天空落し
炸裂・・・







その角度、実に空に向かって45°。

中村屋のラーメンを彷彿とさせるほどのシュートだった。





って、少しオフザケしちゃいましたが全然問題ないですよ!
「ここで重要なのはシュートを撃った後」ではなく、よりも「シュートを撃った」ことが重要なんです。
たまたまこのときは吹かしちゃいましたが、ここは素直に加地の積極性を評価したいです!
ここで撃っとけば次から相手は寄せてくる。
そうすれば裏のスペースが生まれて柳沢が活きるじゃないですか。

だから、いくらシュートが未来に向かって飛んでいったとしても、このシュートを見たとき
いいぞ加地!と心底思いました。
加地のハートに泣けました。
気持ちが大事なんですよ、気持ちが。










だがしかし








解説者の松木がとんでもないことを言い出した・・・





「無観客でよかったですね」












てんめー、どんだけ失礼なこと言ってんじゃ!!



いくらなんでもこの言い方はないでしょ。
はいはい、確かに加地はテクニックないですよ。
こないだのアツのミドルシュートの比べたら確かに見劣りしますとも。

でもね。
加地は真面目な頑張り屋なんですよ。
地味で目立たない存在かもしれませんが、試合中誰よりも一生懸命にプレーしてるんですよ。
そんな選手に対して「観客が居なくてよかった」ですって?
失礼にもほどがあるんじゃないですか?
一般のサポーターが言うなら納得しますよ。
でもあなたは解説者でしょ?
金もらってるんでしょ?
仕事してるんでしょ?
その仕事が選手をケナスことですか?




はぁはぁ。

すいません、取り乱しました。
あまりにもムカついた発言でしたので。



そして、その発言のせいか、加地のイケイケモードはその後なりを潜めてしまった・・・。


全体的に見れば、この日の加地も消極的な姿勢が目立った試合でした。
もちろん、今までと比べればかなり積極的だったんで、成長を感じられて素晴らしかったですけど!
でも私は、加地の今の代表でのポジションは、東京で求められてるプレーと違いすぎることを考えると、あんまり「勝負!勝負!」と求めすぎることは少し酷なんじゃないかと思います。
第一にディフェンダーなんですよ、彼。
まあ、ディフェンダーといってもサイドバックですから、勝負できることに越したことないですが、加地はドリブルで抜くタイプではなく、走って抜くタイプの選手なんで!
ドリブルは現在特訓中なんですよ!
加地は頑張り屋ですから、心配しなくともドイツまでには、加地がドリブルでガツガツ抜いてくれる姿が見れますとも!

それにしても、後半直後に加地が再びサイドを切り裂いた場面で堀池が言い放った、

「やればできる」

なんて、まるでそれまでの加地が何もできてなかったかのような、完全に加地を「駄目な子」扱いした発言といい、加地に対して冷たい人間が多すぎます!
確かに加地には足りない部分が、他の代表選手たちよりも多いことは事実です。
でも、加地には加地だけにしかない素晴らしい部分もあるんですから、そのへんをもっと褒めてあげてもいいんじゃないでしょうか?
なんて、加地ファンだからこその盲目的な意見ですが。

ただ、加地を周りがいくら非難しようとも、私はこれからも加地ファンであり続けますぞ!




最後に、北朝鮮について少し。

ほんと、間違っても北朝鮮がドイツに行けなくてよかった。
こんなに敗戦のストレスがすぐに暴力という行動に出るチームが本戦に出たら、アジアの恥さらしです、まったく。
北のヨン様2号(キム・ヨンス)の退場シーンなんて象徴的なもの。

キム。敗戦濃厚にイライラして田中誠にドロップキックタックルをかます。(←この時点で2枚目のイエロー。退場決定)

それにキレた誠。転び様にカウンターでキムの顔にバックキックかます→クリーンヒット!

ムカったキム。誠を踏んづける。

ここで福西。ヒットマンの座は譲らんとすぐさまキム・ヨンスを突き飛ばす!

審判レッドを突きつけ退場。


まあ、バックキックかました田中誠もアレですが、その前のドロップキックなんてまともに喰らったら大怪我ですよ。
怒って当然。

ただこのシーンで印象的だったのがリ・ハンジェ。
日本育ちの賜物か、冷静に早く北のヒットマン(キム・ヨンス)をコートから出すことに専念。
この辺が経験の差なんですかね。

はたして次のW杯に北朝鮮は出るのでしょうか?
また将軍様の意向でしばらく封印されちゃうのでしょうか。
経験さえ積めば、中国なんかより強いチームだと思うんで出て欲しいような、日本の立場から考えるとでて欲しくないような・・・。
ま、考えるのは後にしましょう。

そういえば今回私の大好きなアン・ヨンハッはどうしてでなかったのでしょう?
累積警告ですか?
私アン・ヨンハッは大好きなんで見れなくて残念でした。

まあ、なんにしろ勝ってよかった。
やはり観客がいない分、ドイツ行きが決まってもいまいち現実味に欠ける気分ですが、よかったです。

ただ、どこのテレビ局か知らないが
アップ多すぎ!
これだけは不満でした。
このせいで、問題の格闘シーンとか、加地の突破とかよく見えなかったじゃないですか!
よく日本でもアップ映像使われることがありますが、サッカー中継にアップは不要!!
あと、リプレイもハーフタイムと最後にやれば良いわけで試合中に多用するのは勘弁して欲しいです。


ともかく、この度の北朝鮮戦は嬉しい反面、加地に対する批判的解説に腹が立った次第です。
W杯出場は素直に超キモチイーでした。

しかしその一方で、私の殺すリストに「松木」「堀池」がプラスされた因縁の試合でもあります。





え?
誰に殺してもらうかですって?


そんなの、この試合でも活躍してくれたアノ男に決まってるじゃないですか。

加地を脅かす男。

2005年06月08日 06時20分54秒 | FC東京の加地
先日行われた、ナビスコカップ柏戦。

勝てば自力2位通過の可能性も多大にあった大一番だっただけに、サポーターの期待も相当なものがあった・・・。

おそらく夜中の3:30までは、代表戦を見ていただろうサポーター達。
勝利ながらも、不完全燃焼気味だったバーレーン戦のモヤモヤを、東京が吹き飛ばしてくれることを、重い瞼をこすりながら誰もが期待していた。



しかし結果は・・・
0-0

そう、スコアレスドローだったのです。
しかも、押しに押しまっくての・・・。

試合は完全に東京ペース。
シュートだって20本近く撃ってる。
私の今年に入っての七不思議です。
なんでこんなに勝てないのか?

今までの試合見ていても、東京が降格圏内を争うチームっぽい戦いなんてしてないんです。
選手は気迫たっぷり。
ゲームだって支配してます。

なのに勝てない。
おかしい!
いくらなんでも、こうまで勝てないとそろそろ「いい試合だった」だけじゃ喜べなくなってきました。
でも、一生懸命な選手達を見ていると、とても責める気になれなくて一体誰にこのフラストレーションをぶつけたらいいのか分からなくなります。
だから先日福西に少しだけぶつけてみました(ボソっ)

まあ、ナビスコカップはまだ微かながら決勝トーナメント進出の可能性が残っていますので、ジェフ戦こそ頑張って欲しいです!!





しかし、明るい材料もある。
低迷を続けるFC東京ですが、代表選手不在のナビスコカップの中で猛烈にアピールを続ける若武者がいるのだ。


その男の名は・・・
藤田泰成。
そう、今年名古屋グランパスから移籍してきた、ニューカマーである。



そして、藤田のポジションは・・・
右サイドバック。
(藤田は左サイドも出来るらしいが、得意なのは右サイドらしいなのであえて断言)

そう、加地のリザーブ選手なのだ。
そんな彼が活躍を続けている・・・。

プレースタイルも加地と似ていて超攻撃的。
いや、ここ数試合見る限り加地よりも攻撃的かもしれない。
石川との相性も抜群。

加地を脅かす存在としてはすでに、藤山という存在がいるが、プレースタイルを考えると加地にとっての真のライバルは藤田だと思える。
さあ、どうする加地!?
東京の右サイドバックはもはや加地の指定席ではないのです。




ふふふ・・・





ははははは!!




こりゃリーグ再開してから楽しみです。
加地と藤田。
2人がお互いを意識し合い、切磋琢磨しながら成長していくことを考えると、居ても立ってもいられません。

私は何故こんなにも楽しみにしているかというと、加地は一昨年、当時のFC東京の特別指定選手であったアテネ五輪代表でもある徳永にレギュラーを奪われるという屈辱を味わったことがあるのだ!
しかし、加地はこの逆境をバネに得意の努力でレギュラーを奪い返した。
そして、その結果急成長を遂げることになり、代表に徴収されるようになったという経緯があるのだ!

(↑ちゃっかり一昨年の話してますが、私は去年からのサポなので・・・飽くまで伝聞です。語尾に〝らしい〟をつけてお読みください)


つまり、熾烈なレギュラー争いこそが加地の更なる飛躍に繋がるのだ!

だから、これからの加地にはさらに期待度です!
もちろん、藤田も加地からリアルにスタメン奪うくらいの活躍を期待してます!
あ、もちろん藤山も忘れてはいませんよ!!










さて、話は変わり今週のサッカーダイジェストについて・・・。

こないだ話したばっかでしたが、なんとタイムリーに
加地特集!
が掲載されております。

内容は滝川二高(加地の母校)の監督が、当時の加地を振り返るという内容で、昔の加地のエピソードが聞けたりして実に楽しい内容でした!

しかも極めつけは、驚くことなかれ。
加地がまだアカ抜ける前のなんと高校時代の写真が公開されている!!

まだお読みになってない方がいましたら是非お見逃しなく!!







最後にユベントス戦をちらっと。

前半見ててあやうく「勝っちゃった!?」なんて錯覚しちゃいましたよ。
ユーべの守備、崩壊しすぎだったし。

しかし・・・








後半4失点




ッポーーー!!
(爆死)



『世の中そんなには甘くはない』って教えてくれてありがとうユベントス。


とりあえず、昨日は戸田ゴールの後に、
キメンティの終わった感溢れるテンパった横顔を見れただけで満足しときますか。



ビデオも前半終了のとこで止めておいたし、後半はきっと今日の北朝鮮戦でうっかり消去されることでしょう。