男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

東京が強かったのか。それとも大分が・・・。

2006年03月10日 06時43分35秒 | FC東京
さて、待ちに待ったJが開幕しました!

ほんと、東京の開幕戦の強さは凄すぎですね。
これでJ加盟から8年連続勝利というじゃないですか。
素晴らしい記録。
まさに生ける伝説ですね。


さて、こんな毎日が開幕戦であって欲しいと願う今日この頃、皆さんは開幕戦をどうご覧になったでしょうか?

私は正直「大分が弱すぎなんじゃないか!?」って思いました。

大分といえば私が個人的に思うに東京が一番苦手としている相手。
東京は格上に強く格下に弱いという特性は余りに有名ですが、その中で特に勝てないのが大分だと思うからです。

実際、私が見るようになった一昨年からの成績は1勝3分2敗。
6回戦って1回しか勝ってないんです。
大分のリーグ順位を考えれば淋しすぎる結果と言えるのではないでしょうか。

だから開幕戦、私は苦戦を予想してたんですが、実際見てほんと拍子抜けって感じでした。
大分!こんなに弱くないだろ!って。

やっぱサッカーってある程度接戦にならないと楽しくないですね。
あんなに緊張感無く安心して試合が見れたのは初めてかもしれない。

やっぱマグノ・アウベスが抜けたのが相当痛かったようで、あのソレだけならリーグトップクラスの怖さがあった伝家の宝刀カウンターも全くの迫力不足。
去年、すみれSeptemberLove並に一世を風靡したシャムスカ采配も影を潜めていました。
名将も使う駒がなければ輝けないということなのでしょうか。
(ただ高松だけは相変わらず別格。今年で25歳。このまま終わってしまうのでしょうか?もったいない)

私がプレシーズンマッチで東京に大きな期待を持った理由はサイドバックによる果敢なオーバーラップ。
しかしこの試合、前線の選手だけで相手の守備を崩すことが余りに容易く、リスクを侵さないためかその影を潜めていました。

そういった意味では少し物足りない試合内容でした。
私はそのサイド攻撃が見たかったので。

しかし、今年の東京のポゼッションサッカーというんですか、それはマジで楽しいですね!
もちろん今でもヒロミは世界で一番好きな監督で、彼のサッカーも大好きですが、往年の課題であった得点力が遂に今年解消される予感!

得点を予感させるシーンは数え切れなく、ほんと90分丸ごとガッツリ楽しむことができました!


あと、今回の試合で最も目を見張ったのが増嶋!
去年までは動揺するとすぐに顔に出る弱い印象を持ってたんですが、最近の彼の表情はほんと逞しくなったと感じます。
ほんと男前。

私個人としては、ジャーンの代わりは今後への布石という意味も込めて増嶋でいいんじゃないかと思いました。
何故か得点の匂いもプンプンしますし、1点取れば一気に自信つけて開花しそうな予感…。(あくまで個人的妄想)


ただ、開幕戦で1つ淋しかったのが観客数…。
2万2千人って相手が遠方の大分とはいえちょっと少なすぎですね。
チケットの値段が上がったことが影響してるのでしょうか。

今年は4万人以上の動員が見込める夏のホーム鹿島戦が何故か(理由は知ってますが)長野県松本開催ということもあって、年々上昇していた平均観客動員数が減少するという見方がより現実味を帯びてきました。

ほんと、最初この知らせ聞いたときは呆然としました。
やっぱサッカーって観客が多いほど盛り上がりますものね。
そういう意味ではお客さんの入る開幕戦、ホームマリノス戦、浦和戦、鹿島戦は毎年の楽しみだったのに…。
相当がっかりしています。


さて、明日は新潟戦
新潟は以前もお話しましたが母親の故郷。
地味に母子ダービーです。
ま、母親のスポーツ関心度は皆無に等しく、試合がどうなろうとトークに華が咲くことは無いんですが。

新潟は前節0-6なんて「てめー川崎調子づかせんなよ」と言いたくなるようなふざけたスコアで見事な負けっぷりを披露してましたが、油断は禁物。

フラストレーションをわざと溜めさせて「苦痛を超えたところに真のエクスタシーはある」というマニアックな演出を試みているという可能性も否定は出来ない。

さらに新潟は常時4万人という素晴らしい観客を装備しているのです。
12番だけじゃなく14番くらいまで観客のために番号を空けてみてもいいんじゃないかと真剣に思うほどに。
去年のホームでの成績も、観客が鳴らす太鼓がまるで「たたかいのドラム」かと錯覚させるほどにアウェーのそれを凌駕しまくってましたし、やっぱサポーターの力はこえーこえー。

そして何より第2節は東京にとってある意味鬼門。
ここ3年間勝利を飾ったことがありません。

さあ、どうなるか第2節。
願わくば開幕に続き新潟がタコられてくれることを期待します。

でもササとリチェーリとルーカスがいれば、マジで大量得点してくれそうで少し怖い・・・。

おっと、口に出しちゃ駄目ですね。
口に出しちゃ・・・。

プレシーズンマッチ。

2006年03月01日 04時00分05秒 | FC東京
今年最初の試合であるプレシーズンマッチ甲府戦が終わり、あとは開幕を迎えるだけとなりました。

現在の私は仕事もない状態で、マジで財布が火の車だけならまだしも通帳まで火の車ってるので泣く泣く自宅でTV観戦してました。
たかが1000円。されど1000円。
これから月末に口座の残高が増える予定が全くない私にとって、開幕に全神経を集中するために今回は諦めることにしました。
ごめんよ、東京。


さて、皆さんはプレシーズンマッチを見てどう感じられたでしょうか。

私としては「やべー、ガーロサッカーおもしれー」といった印象です。
今でもヒロミは一番好きな監督ですが、今回の戦術は非常に見てて楽しかったです。


去年よりサイドの人数が一枚少ないはずなのに、何このサイド攻撃の効きっぷり。
特に徳永の運動量プラスクロスの精度。
加地が移籍した痛みを忘れさせてくれるには十分の出来でしたよ。

梶山も相変わらずの存在感ムンムンで、ガーロサッカーの要的な風格が出てました。
ほんと、個人的に彼にはササ並みの決定力を持ってると期待してます。
彼がフリーでミドル撃ったらほんと全部入っちゃいそうな気がして、開幕が楽しみです。

あとルーカス。
トップ下としてのフィットっぷりが凄まじかった!
キープできるし、溜めてパス出したり、ドリブルでかわしたり。
得点力という面ではサムタイム??ですが、チャンスメーカーとしての期待は大です。

そして何よりササ。
やっぱパラグアイ代表ストライカーですよ。
「あ~、今日もササあんまボールにさわれてないなぁ~」と毎度思わせておきながら、一度チャンスを得ようものなら獲物を逃さずGET!
この決定力、半端じゃありません。

果たして何が彼の決定力を高めているのか。
ここぞというときに弱い日本人FWとの違いはどこなのか…。
私はこの謎をずっと考えていました。

そしてついに私はこの謎をとく手がかりを発見することに成功しました。
それは鈴木規郎公式HPの中にあった…。

とてもカジュアルな文面でコマ目に更新してくれることで好評の規郎公式HP。
特に人気なのがPHOTOコーナーだ。
そこでは規郎と仲のいい選手達の試合で見られないとてもリラックスした表情を垣間見ることができ、非常に興味深い。

私のお気に入りは、ノリオが部屋でまっす~とルーカス、ジャーン、リチェーリ、ササとゲームをしている風景の写真だ。
とてもリラックスした表情でゲーム(ウィイレ)をする選手達。
そこには試合では見たことのない、楽しそうに緩んだ優しい表情でゲームをプレーする選手達がいた。

増嶋。
さすが可愛い…。

ルーカス。
見てて幸せになる顔だ…。

ジャーン。
優しいパパの笑顔だ。

リチェーリ。
まるであどけない少年のようだ。





そして、ササ。






超マジ顔。



例えるならばスナイパー。

見たことある…。


見たことあるよ、この顔!

そうだ。試合でゴール狙う時の顔とおんなじだ!


そう。

ここにこそササの決定力の秘密が隠されているのです。

例えゲームといえども気を抜かない。
兎を殺すにも全力で襲い掛かる、何事にも全力で取り組むそのライオンの精神
これこそが世界に通用するFWの秘訣なのである。

ちなみにその試合、ササはササ自身のゴールで延長Vゴール勝ちだったそうです。
さすがササ。
ゲームの中での決定力もやっぱすげぇ。


というわけで、世界に通用する人間になりたい方がいらっしゃいましたら、これからはウィイレをやるときは、たかがゲームだと気を抜かず、超真剣な眼差しでやることをお勧めします。
そうすればこれからの人生、何か壁にぶつかった時。
ここぞとばかりにササ並みの決定力が発揮されることでしょう。


とりあえず一刻も早く職を得たい私は、その就活における決定力をアップさせるため、日々真剣な眼差しでウィイレをするよう心がけております。
この努力は「おいおい、ゲームをする時間があるならその時間に面接の対策を考えた方がよっぽど決定力がアップするよ」という事実に気付くまで続けていこうと思います。



さて、話が逸れに逸れてしまいましたが、私が今回言いたかかったことはつまりは、
「ほんと、開幕戦マジ期待ですわ」ということです。

サッサ~、サッサ~。