男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地と磐田の遠征記。

2005年08月30日 06時46分00秒 | FC東京の加地
磐田戦。
アウェイバス観戦ツアーに初参加して、激近と噂のヤマハサッカー場へ行って参りました!

磐田まで、けっこう長旅だな・・・などと時間持て余さないか不安でしたが、車内で過去の試合流してくれたり、ウトウトしてたら一瞬で磐田に着きました!

で、噂のヤマハスタジアムですが、到着して簡単にスタジアムに着かせてはくれなかったんです。
バスの駐車場からスタジアムまで少し距離があって、そこから人の流れに身を任せ、あまりの暑さにヒーヒーしながらやっと入口着いたと思ったら、何故か回りは磐田サポだらけ。
いつの間にか、東京サポからはぐれていたのです!

不安になり警備員さんに「アウェイ立見席の入口はどこですか?」と聞いたら「奥、奥」とそっけなく言われ、その通りに進んでくと・・何もない!
そこは、バックスタンドオンリーの入口だったのです。
警備員のおっちゃんに受けたアウェーの洗礼
想定外です。
この猛暑の中、少しでも東京サポの体力を奪っておくという魂胆か。
むむむ、ジュビロめ。
なかなかやるな。

てな具合に路頭に迷っていると、善良且つ男前な東京サポの方が、
「アウェイ席は外でて、グルッと回って坂下ったとこらしいですよ」と天使のお導きをしてくださり、いい年こいたフレッシュ迷子誕生という辱めを受けずにすみました。
(道教えてくださった方ありがとうございます!)

で、一旦外出てグルッと回って坂道下ると(これが遠いんです・・・)、やっと見つかりました。
アウェー席の入口が。

てか、味スタという超便利な現代型スタジアムに慣れてる温室育ちの私にとって、このヤマハのクラシックな造りは信じがたいものがありました。
まさか、スタジアムの入口から席種が分かれているなんて!
せめて案内看板の1つでも立ろよな、ブツブツ・・・なんて、不満タラタラ言ってたんですが、席に着くと評価は一転!


サッカー場最高!


ヤマハ最高!
これですよ、この近さ!
同じサッカー場といっても、埼スタとは次元が違います!
規模が小さいスタジアムだからこそできるこの近さ!
だって、もうそこですよそこ。
選手に触れるほどの近さ。
試合前練習でも、ゴール裏なんてシュートがバンバン飛んできます。

普段の試合では、ノリオがフリーキックを蹴る際、
「ははは、壁よ吹っ飛びたまえ!」
なんて悪魔思想もってますが、この日に限ってはリアル壁体験ができます。
でも、ノリカル砲くらって失神してみたいなんて思ってりも。

てな具合に試合が始まったんですが、「スタジアムの造り」、「近いピッチ」という2ビックリをすでに達成していた私を、更なる3ビックリが襲う!


ジュビロ、メンバー紹介。










Fがいない!!!!

そう。
ジュビロが誇るレッドラムこと福西がいなかったんです!

帰宅後、怪我だったと知ったんですが、そのときの気持ちは、嬉しいような・・・何故か淋しいような・・・。
なんにせよ、平和にプレーできると安心しました。



と、思ってたんですが、Fの系譜は確実に受け継がれていた。
そう。
開始早々、Fの施しを受けた日本代表茶野がボールと関係ないところでフミタケにエルボーを見舞う!
しかも審判がみてないところで。

このプレーにはもちろん大ブーイング。
これにカードが出ないんだからな・・・誰か見てろよ。

そういえば、一見優しげに見える田中誠も、北朝鮮選手に報復でカカト落しを見舞ってたし、ジュビロは着々と殺人工場へと進化して行ってるのかもしれない・・・。

私は茶野がジュビロに移籍したのは、普段から変わった苗字ということで浮いた存在だったことに嫌気が指し、茶畑に囲まれた静岡の環境を見て「ここなら溶け込める!」と思ってのことだと思ってたんですが、大間違い。
ヒットマンになりたかったとは・・・。


なんて冗談はさておき、試合は前半は少し攻められながらも、まあまあ楽しめる展開でした。
攻められながらも、ジュビロにしては珍しくミスが目立ち、そして最近絶好調の土肥が守り、梶山がバー直撃の超絶ドライブシュートを魅せてくれたり、あっという間に時間が過ぎました。

前半の最大の見せ場はと聞かれれば、それは電光掲示板つかえよ!ということでしょうか。

ジュビロスタジアムは、ホーム側ゴール裏にレトロな電光掲示板があり、アウェー側ゴール裏にオーロラビジョンという造り。
私は、このアウェー側オーロラビジョンの麓に席を取ったので、当然オーロラビジョンは見えなかったんですが、そんなことはいいんです。

ただ、問題なのはホーム側の電光掲示板が電源OFFってどういうことっすか!?

動いてるのは針時計だけ・・・。
得点は覚えてられるのでいいですが、時計だけはやはりデジタルじゃないとキツイな、と思いました。
100均のでいいんで、デジタル時計つけてください。



で、そんな電光掲示板に突っ込みいれているうちに後半開始。
お互いカウンター合戦の展開で、あっという間に時間が過ぎ、そして、ついには80分。
今まで散々外してくれていたチェ・ヨンスに今シーズン初ゴールを喰らう・・・。

浦和戦で、ノーゴールに苦しむエメルソンに復活のゴールを献上したと思ったら、今度はチェ・ヨンスに復活のきっかけを与える、いい人東京。
この調子で行くと、次節柏戦で玉田師匠にゴール喰らいそうで不安です・・・。

終盤での失点に、「はぁ~」とため息。
追いつくことが苦手な東京。
前節の名古屋戦では幸運にも、同点に追いつくことができましたが、2試合連続で上手くいくか、と不安になりました。




が!




1分後。

栗澤ゴール!


ゴールから少し遠目の位置からのフリーキックで、ユウタがフリーの栗澤を見逃さず、素早くパス!
そして、栗澤が素早い反転からGOOOOOOOAL!!!!

得点すると、すぐ失点するという東京の悪いクセを、今年初めてやり返しました!
ああ、なんと気持ちいい・・・。
歓喜に沸くジュビロサポが、1分後ヘコむ姿。
爽快です!!(やな奴?)

しかし、この得点シーン。
もちろんアシストしたユウタ。
決めた栗沢も素晴らしかったのだが、実は他に隠れたヒーローがいるのだ。


その男の名は、
鈴木規郎

フリーキックを得て、最初にポジションについたのはユウタだった。
ジュビロ、そのときの壁は1枚
ペナルティエリア内で、隊形を整えるジュビロ達。

しかし、湧き上がるノリオコール。
そして、ノリオがコールに応え、ノソノソとボールのもとへ移動。
すると、慌ててジュビロが壁を3枚に追加!





ジュビロ、
ビビッてる!!



そう。
一度整えた隊形から急遽2人が欠けたジュビロの守備。
その結果、栗澤がフリーに。
ユウタ、ソッコー栗澤にパス!
ゴール!


この瞬間、私の中でノリカル砲が完成しました。

ノリカル砲の効能は、何も得点することだけじゃない!
相手を威嚇し、ビビらせることで、今回のように相手の布陣を崩したりすることができるのです。

ノリオのキックフェイントなんて、100%相手掛かりますよ!
これからは、今回みたいなダミーノリカル、通称ダミカルをもっと見てみたいぞ!



そして、この反撃の後、試合は激動。
ジュビロ、東京のカウンター合戦に!!

この間約10分位ですが、すごく楽しかった!
こんなサッカーが90分できたらと思いながら、東京の素早い攻撃を堪能してました。

で、終盤は完全にペースを握るも、残念ながら逆転できずドロー。
でも、楽しめました。
見た場所がサッカー場だから、というのもあるのかも知れませんが、満足して帰路に着くことができました。

で、帰りのバスでは「勝ちたかったですね~」と話しかけられるなど、遠征ならではのサポ同士の連帯感を感じることができ、バスツアーもいいなと思いました。
鹿島ツアーも行くぞ!


ちなみに、この日のヤマハスタジアムはほぼ満員。
それでも動員数は15000人ちょい。
味スタで15000人なんて空席が目立ちまくって淋しい限りですが、ヤマハだと大盛況に見えます。
このくらいのキャパの方が盛り上がって見えますし、あんまり大きいスタジアムも問題ありなのかなと思いました。
マリノスなんて、普段から7万人キャパのスタジアムでやってるんですから、2万入っても閑古鳥みたいでかわいそうですよね。
ああ、やっぱサッカー場っていいな。



それにしても、ジュビロ。
ヨシカツ、西、服部、福西などなど主力7人が怪我のようで。

しかも、この試合では名波、成岡、金3選手全員が負傷交代!

ジュビロに天罰が下ったとしか考えられない。
分かったら、もう削んないでね、F西さん。





【p.s】
今回、加地についてノンタッチなのは、別に村井に完全に押し込まれてたのが悔しいからなんかじゃないぞ!
全体違うからな!
チクショー!


【p.sのp.s】
でも、金沢の代わりをノリオが務める可能性が高いことを考えると、しばらく加地は守備重視となりそうですね。
守備に若干の不安を持つノリオを、代表選手の貫禄でガッチリフォロー頼みましたよ!
しばらくは、守備の鬼「加地亮」を楽しみましょうじゃあ~りませんか。

借りは返すぜ!加地亮。

2005年08月26日 04時20分15秒 | FC東京の加地
名古屋戦ドロー。

私は見てないのであまり感想を言えません。
ですが、色々なサイトでのコメントを読んでいる限り、あまり好ましくない内容だったみたいで、見てないながらもテンション下がり気味です。
携帯速報観戦だったんですが、速報では東京イケイケな感じが伝わってきたんですが、どうやらそうでもなかったようで。

でも、次の試合がもう明日!
こんな過密日程の中ネガってる時間なんてない!ということで、いつも通りのプラス思考で行きましょう!

悪い時は悪いもの。
今までは「内容は良かったのに勝てなかった」んです。
今回のは「内容が悪かったのに負けなかった」んですから、進歩してると思いませんか!?

特に、試合終盤に失点をし、いつもならそのまま守られ終了・・・というのが常だったのに、東京にしては珍しく終了間際に追いつくという意地を見せてくれたではありませんか!
ナイスガッツ、東京!

そして、その同点ゴールが実に素晴らしい。

サッカーにおける名言として「シュートとはゴールへのパス」という言葉があります。
前節、浦和のポンテに決められたあの芸術的なソフトミドルがその言葉を見事に形容しており、その名言が再燃しています。

しかし、この日味スタにて新説登場。
後半43分。
名古屋グランパス不動の守護神楢崎が「ゴールへのパス」ではなく「トス」を披露。
この楢崎の捨て身のプレーで、東京はなんとかドローに終われました。
いや、この得点はラッキーというより、最後まで闘志と意地を見せてくれた今野のプレーがあったこそだと、心から今野を讃えたい。



全く試合見てないので、名古屋戦についてはこの辺にしときます。
それより、今重要なのは明日に控えられたジュビロ戦でしょう!



磐田戦。
思えば長すぎた死のロード「悪魔の11戦勝ちなし」の最後の白星となったのがジュビロ戦だ!
思えばあのころは首位で、且つジュビロに5年ぶりの勝利ということもあり、ほんとにこのまま優勝してしまうんではないかと本気で期待してました。
それくらいの勢いがありました。

しかし、現実はそれから6連敗。
その後、引き分け挟むも11戦勝ちなし・・・。

ヒュ~・・・。(風音)


しかし裏を返せば、良かった時の東京の最後のメモリーがジュビロなのです。
始まりはジュビロ。
そう、つまりもう一度ジュビロと対戦すれば、あの頃の強い東京を思い出せるかもしれない!
そんな淡い期待のもと、書いてます。


さて見所ですが、もう1年以上前の話と言うこともあり忘れかけている方もいるかもしれませんが、ジュビロ対東京には外せない注目すべき対決があります。
それは「石川vs山本」です。

山本とは、言うまでもなくアテネ五輪の監督であり、

「人間力」

「世界基準」

「アテネ経由ドイツ行き」
といういくつもの名言風な言葉を残しながら、全てが口だけで終わったあの迷監督である。



思えばあのアテネ五輪。
「なんで森崎なんだよ!」と叫んだイタリア戦。
あの山本の血迷った采配は、まさに伝説
ジョーカー・ジョーカーと囃し立て、3-1という超逆境の中でも使わないなんて。
だったら始めからナオ呼ぶなと言いたかったです。
始めから構想外だったとしか思えない。

そして、極めつけはガーナ戦。
すでに日本は予選敗退が決定していたため、前日、山本は確かに「明日はA代表への最初のアピールの場」と、今まで出場機会のなかった選手を起用すると明言した。
確かに言った。

そしてガーナ戦。
石川がその言葉に応え、今までのうっぷんを晴らすかのような働き。
キレキレの動きを見せる石川。
鋭いドリブルと、パスでいくつもの決定機を演出した。
そんな攻めの中からついに大久保が華麗なヘディングシュートを決める。

「やった!」

思わず叫んだ。
「だから石川使っとけばよかったんだよ」
多くの日本国民がそう思った。

だがしかし。

後半17分。石川交代。








「は?」

日本国民のほとんどが思った。
「なんで?大活躍じゃん」
このときの石川の涙を見て、心が動かなかった人の方が少ないんじゃないか。
(その後石川はロッカールームで暴れまくったらしい・・・)

そりゃ無念ですよ。
本大会までは主力で活躍してて「石川はジョーカーで使う」と宣言されていたのにも関らず、どんな劣勢の中でもそのカードは切られず、消化試合のガーナ戦でさえ大活躍の中、途中交代・・・。
意味わかんないです。


おそらく、山本の思考はこうだろう。


『山本の陰謀』
脚本・山本昌邦  主演・山本昌邦

ガーナ戦前夜:
「う~ん。明日負けると、予選リーグ全敗。こうなっては日本に帰ったら水かけられるかもしれない。あんな城みたいな目にはあいたくない!でも、ガーナ強そう・・・勝てる気がしない・・・。そうだ!あしたはテストマッチと位置づけて、負けたときの言い訳を用意しとこう!」

大久保先制時:
「え?入ったの?う~ん。想定外だ。もしかしたら、勝てるかも・・・うふ」

後半10分頃:
「これはもしかすると、もしかするかも・・・。よし、テストマッチ終了!ここで勝ち点3取っとけば私の評価も少しは上がるだろう。石川の攻めは魅力だが守備が不安だ。ここは試合を安定させるため、松井INだ!」

こうして、山本は選手の成長より、自分の評価アップのために目の前の勝ち点3を拾いに行ったのだった・・・。

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むむむ、許せん!
監督としてあるまじき行為。
ナオをおもちゃにしやがって!!


もしくは、このパターンも考えられる。



『山本の野望 エピソード2』
脚本・山本昌邦  主演・山本昌邦

ガーナ戦前夜:
「明日はガーナ戦。いつも通りのメンバーで行きたいが、石川を使わないまま帰らすわけには行くまい。しょうがない。使ってやるか。しかし、ただでは使わん。選手を成長させるという私の気遣いをマスコミに全面的に押し出して、私の好感度につなげてやる」

石川大活躍:
「むむむ、やばい。石川がこれほどまでやるとは・・・。このままでは、帰国したら〝石川使っとけよ〟なんてバッシングくらうかも・・・」

後半10分頃(未だ活躍中):
「もう我慢ならん。石川だけでなく菊池まで活躍するとは・・・。まぁ、菊池のアシストは事故みたいなものだし、とりあえず石川の活躍だけはもみ消さなくては!よし、石川交代!松井よ、石川の活躍を忘れさせるほどの活躍をするんだ!」

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こっちもありうる・・・。
まぁ、どちらにしてもあの狸おやぢが利己主義なことは確か。
自分の地位名声のために、選手の成長を妨げることも厭わない野郎だ。

その後、雑誌で石川について「山本にとっては宝の持ち腐れだった」とバッサリ斬られていて、いい気味だと思ったもんです。

ですが、持ち腐らされた石川の方はたまったもんじゃない。
アテネ後も、石川の運気低迷は続く。
「Jで見返す」と意気込む石川を悲劇が襲う。
帰国後すぐの学生との練習試合で、削られいきなし負傷・・・。
もう、山本の呪いとしか思えない。
石川は、今も山本に対する根強い怨念に似た特別な感情を持っていることと思う。

そう。
ジュビロ戦は、ナオ爆発デーなのだ!
しかも、前回のジュビロ戦では思ったように借りを返すことができなかったため、今回にかける意気込みは大きいと思う。


しかし、こんな狸オヤヂが監督を務めているとは言っても、ジュビロはさすがは名門。
決して侮れぬ相手です。

昨オフシーズン。
山本が寝言のように連発する、全く効果のない呪文「人間力」だけじゃ、これから通用しないと判断したジュビロフロントは、第2の兵器「金銭力」を発動する。

決して裕福なクラブではなかったはずのジュビロは、どこから出してきたのか分からないほどの謎資金で

川口能活

村井

茶野

チェ・ヨンス

を獲得。
一気にスター軍団と化す。

これによって、序盤は下位に低迷するも徐々に復調し、現在5位。
監督が山本だということを考慮すれば上々の結果だと言える。



人間力


金銭力



このジュビロに渦巻く2つの力。
この力が、ジュビロを上位に留まらせているのか。

しかし、現実は違う。
金銭力はともかく、人間力がジュビロ躍進の原動力になっているとは考えがたい。

そう、ジュビロの強さ最大の秘訣は他にある。

それは・・・







福西力


そうだ!

最も恐れるべき相手は山本なんかじゃない!
こいつだ!



あの「魔の11戦勝ち無し」の始まりは、確かに名古屋戦からだった。
しかし、本当の悪夢はジュビロ戦から始まっていたのである。

それは、いうまでもなく福西加地を削ったということです!

加地はその試合、クロスを上げようとした瞬間、福西に軸足を思いっきり削られ苦悶の表情。
その後、少しプレーした結果無理と判断し無念の途中交代。(4/12の記事)

この福西のプレーには、普段相手チームや審判に対し決して感情を露わにしないヒロミですら激怒!
「あのプレーはやっちゃダメ」と直接福西に抗議したとか。

そして、加地の怪我につられるかのように、次節の名古屋戦で藤山負傷、茂庭負傷・・・。
ディフェンスライン大崩壊となったわけです。
そして大低迷時代に・・・。

加地だけではなく、東京の運気までごっそり削っていったエースキラー福西。
その試合ジュビロは敗れましたが、その代わりに東京を陥れることに成功。
「肉を斬らせて骨を絶つ」とは正にこのこと。
完璧に仕事をこなした福西。

こんな経緯があるからこそ、福西をこのブログでネタキャラの刑に処しているわけです。

そう。
この試合、加地が前回の復讐を果たす弔い合戦なのである!
しかし、加地に報復という言葉ほど似合わない言葉はありません。
加地が福西を削り返すなんて、あるはずがありません。

加地はきっと、血塗られた心を持つ福西を改心させてしまうほどのクリーンプレーで圧倒してくれるでしょう。

よっしゃ。
名古屋戦で返せなかった借りを、全部まとめてリボンをつけてジュビロにぶつけてやりましょう!
福西は加地に任せておけば問題なしだ。
福西も、削っても削っても純粋無垢に攻めあがってくる加地に脅威を感じていることでしょう。


そしてまた、山本もきっと石川を相手にすることで、多少なりともナーバスになっていることだろう。
ここは山本にもっとプレッシャーを与えるために、FC東京の選手全員でナオの ライブマスクしてプレーするというのはどうだろうか。






【P.S】
私初めて応援ツアーなるものに申し込んでみまして、土曜日バスにて磐田に行ってまいります!
福西を加地がケチョンケチョンにしてくれる姿を見に!
準備は万端!

バモバモス!加地!

ブーイング大歓迎、加地亮。

2005年08月22日 16時11分18秒 | FC東京の加地
埼スタ行ってきました。

埼スタはサッカー専用スタジアムという、実にスーパーなスタジアムなのですが、ゴール裏だけ屋根がないという、この猛暑の中に熱中症者激増キャンペーンを推奨しているとしか思えない造りなのです。
この季節にとっては、見易さと暑さを兼ね揃えた諸刃の剣。

しかも、「今年一番の暑さです」とか言ったり、「夕立の危険性も・・・」とかいう天気予報の前に、絶悪の埼スタ日和と思われました。

私は、そんな熱中症の危険性も考慮した結果、
「アウェーは開門前」
という鉄の掟を破ることを決意。
開門1時間後に入場しました。

で、去年の天皇杯事件以来初めての埼スタでしたので、座席が空いているか心配でしたがみんな暑さを考慮したためか、余裕を持って座れることができました。


で、その後はグデングデンになりながら試合開始まで待ち、練習で代表初ゴールを決めた加地の勇姿を拝みながら、早くもササのシュート練習に酔いしれながら、チョー久しぶりに感じられたサッカー観戦を満喫してました。

そして、試合開始。

GⅡ族となって以来、久々のゴール裏観戦でしたのでいつもより気分は高揚。
久々に大声で応援しました。


で、

その私の声援が届いたのか、開始5分。
ササ初ゴールを呼び込む!

このゴールまで、押し込まれる展開だっただけに、最初のチャンスを1発でモノにする決定力は今までの東京にはいなかった才能!
「こ、これがストライカーだ!」
思わずそう叫ぶほどのナイスヘッド!
これからに無限の期待が持てました。

そして、その後も攻め込まれながらもカウンターでチャンスを何度か掴みました。
で、印象的だったのが、右サイドで加地が駆け上がりボールを持つと・・・


Boooooo!!

という大音量のブーイングが浦和から。
いやいや。
ありがとうございます!
加地の日頃の活躍が、凄いものだったのだと、相手の反応を見て再確認できました!
加地人気は、浦和まで波及していたのですね。

前に何かで読んだことがあります。
ブーイングは敵選手への最大の賛辞
だと。(そうじゃないブーイングも多々ありますが)
これからも、加地が敵サポからブーイングを受けられますように。


しかし。


限界の暑さの中、久々の絶叫を繰り返した結果、段々頭がクラックラしてきて「ああ俺も軟弱になったもんだ」と前から軟弱だったのに調子に乗って思ってみたりしてました。

すると、そんな私の体力に比例してか、その後東京は完全に後手後手になり、浦和に攻めまくられる状態に・・・。
東京は完全に引いた状態になってしまい、カットしてクリア!カットしてクリア!の繰り返し。
非常に厳しい状態でした。

でまあ、そんな厳しい状態の中で輝いたのが土肥なんですが!
目の前でスーパーなセーブを連発して頂き、興奮しました。
時間稼ぎと見られている、あのマジックシザースも、完全な浦和ペースな試合の流れをなんとかこっちに引き戻したいという意図のプレーだったと思います。
攻められないと言っても、守備に奮闘する姿は見ていて楽しかったです。

でもしかし、今節最大の敗因は相手にポンテがいたってことですか!

ポンテなんてポン・デ・ライオンを髣髴とさせる可愛い名前をしていながら、その彼のプレーの恐ろしさは着信アリ級。
正直エメルソンがいた浦和の方が、全然よかったですよ。

浦和の攻撃全てを操り、何度もヒーヒー言わせてくれました。
そしてついに絶妙なスルーパスを決めてくれちゃって永井ゴール・・・。
落胆シマックス。

そしてそのまま前半終了。

で、後半開始。

流れは浦和ペース。
ピンチ何度も何度も。
そして、ポンテの絶妙ミドル・・・。

2-1・・・。

その後もあと何点取られるんだと思うほど攻められ、完全な浦和試合だったです。


ですが、石川が途中投入されると、一気に息を吹き返したのが加地!

抜群の攻め上がりで、何度も右サイドをドリブル突破。
その切込み様は実に堂々たるモノで、突破率100%!
決してボールを失うことはありませんでした。
石川とのコンビでガツガツガツガツ切込みまくって、チャンスを幾度と作りました。
もう、加地を止められるひとは浦和にはいません!
加地がフェイク1つ入れれば、あれよあれよと抜き去ってくれます。
止められるのは、もう上川くらい・・・。
(てめー、あれはファールじゃねーだろ)

やっぱ加地の相棒は石川なのかと。
ノリオは悪くなかったですが、石川が入ってからの右サイドを見ると、加地は前が石川の方が全然やりやすそうでした。

で、終盤に一度猛攻があり、超チャンスが連発であったんですが決められず敗戦。
傷心の中帰宅しました。

これで、埼スタ浦和戦3連敗ですよ・・・。
私が行くと行けないのでしょうか。
あの駅からスタジアムまでの長い道のりを、一度くらい意気消沈した赤い服着た人達を尻目に意気揚々と帰ってみたいな・・・。

まあ、負けたといっても7試合ぶりの敗戦ですし、次勝てば全く問題ないでしょう!

次節名古屋戦。
去年のホーム名古屋戦は、2-0からルーカスとモニの魂のゴールで大逆転したという、いいイメージがあります。

私はあいにく行けませんが、東京が勝つと信じて念力送りまくります。

そして、見事に勝って、私を気持ちよく磐田まで行かせてください!
(磐田行きます!)


でも、ここで連敗すると後が怖いな・・・。
悪い流れを再発しないためにも、ここはなんとしても連敗阻止だ!
がんばれ、加地!

加地GOAL!GOAL!GOAL!

2005年08月18日 07時00分07秒 | 日本代表の加地
さあ、昨日日産スタジアムへ遠征なさった超勝ち組のみなさん。

祝福させてください。



おめでとうございます!


いやはや、まさか加地がゴールするとは・・・。

コンフェデのあたりで、加地ゴールが近づいているというコメントをしましたが、それ以後不調なり、新戦力が試されたりとかで有耶無耶になってしまい、そんな予感すっかり忘れてました!


しかし、過去の賢人達が残した言葉は実に的を得ています。
「天災は忘れた頃にやってくる」とはよく言ったものです。
加地ゴールを天災呼ばわりなんて失礼極まりないですが!!


しかも、ゴールした後の加地のガッツポーズ!

に向けてではなく、地面に向けてという、加地ならではの地味ガッツ!

ちなみにこのガッツポーズは、あの魔のセレッソ戦にて戸田にアシストした際にもキメており、正に加地専用のゴールパフォーマンスなのである!

是非、ウィイレでも採用してもらいたいものです。

で、ゴールを決めた後の皆に滅茶苦茶にされる加地の姿、よかったなぁ~。
実況勢も誉めまくりで、加地様様扱い!

エルゴラ速報でも
加地があの場所にいたことが凄い
とその動きをベタ褒め。

ただ、その後大黒が点決めなきゃヒーローインタビューだったのに・・・。


そして、喜びは加地だけに留まらず今野出場!
新戦力組の中で、先陣を見事に飾りました。
その評価は阿部を超えたか!?
しかも、短時間ながら採点をつけたいほどの奮闘振り!
ラブリー今野。

不満があるとすれば、
何故、土肥が第二のキーパーじゃないのだ!

と。

日産はTVでも観づらい・・・。
(コーナーキックのシーンとか2Dですよ)

ということです。


まあ、いつもならここで不満をタラタラ延べるとこなんですが、そんな不満は加地がチャラってくれたので、もういいや!



まあ、こんなわけで実に素晴らしいイラン戦だったのです。
グループ1位通過なんて、ぶっちゃけどーでもいーですよ。

そんなことより加地ですよ。
加地ゴールですよ。
そんな歴史的瞬間に立ち会えた皆さんが心から羨ましい!!

永遠の勝ち組
そう名づけさせてください。


生で見れなかった人にとっては、もう東京でも是非とも加地ゴールを見せてもらい、この欲求を満たしてもらうしかない!
そう、加地ならきっとやってくれるはず!

まずは小手調べに、浦和戦。
軽くハットトリックでもいきますか?





(興奮中につき乱文にて失礼します)

コラムニスト加地亮。

2005年08月16日 05時34分53秒 | 加地総合
ああびっくり。

みなさん、FC東京オフィシャルHPのヘッドラインをもうお読みになったでしょうか。

いや、読んでなくても構いません。

今日はとりあえず黙って朝刊(朝日新聞)をめくって下さい。


ページをめくりめくりしていくうちに、スポーツ欄へ。

イラン戦の予想フォーメーションを見て、「ほ、加地が入ってる」と安堵しながらさらにめくっていくと・・・

出ました。




加地コラム




そう。

我らが加地亮がついにコラムニストデビューを飾ったのです。

しかも、連載!

今日から9月20日まで、毎週火曜日は加地の日です。


今日ほど朝日新聞をとっていて良かったと思うことはありません。

運悪く他紙をとっていらっしゃる方も、今日は缶コーヒー我慢してキオスクで朝日新聞をGETして見てはいかがですか!?

毎度おなじみ加地ペースなコメントが読めますよ。



そして、今日はちょっと会社で「黒子役に徹してみるか」なんて気分になること間違いなし!

そして、上司からは「お、気の効く奴だな」なんて株も急上昇することでしょう。




それではよい一日を!



Kaji a Nice Day!