男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

それぞれの加地道

2006年01月30日 02時58分42秒 | 加地総合
加地の移籍が決まってしまいました…。

じわじわとネタを小出しにしてきたスポーツ紙の陰謀によって不思議な事にショックが思いのほかありません。

とは言うものの、加地という選手を愛し、短いながらも東京を応援してきたファンの一人として、これほど悲しい事はありません。

加地のダイナミックなオーバーラップ。
もう見れないのか…。



さて、ここからが加地ファンの分かれ道です。
ファンの数だけ、加地に対する愛し方があるはず。


加地の移籍に伴い、自らもガンバファンへと移籍する人。

東京を応援する傍ら、ガンバのことも密かに応援する人。

ガンバを応援しないも、加地個人を好きな選手として応援し続ける人。

愛が180度反転して味スタで大ブーイングで加地を迎える人。

加地という日本最高の右サイドバックがおり、スタメン確保が最も難しい東京に敢えて挑んできた徳永の男気に惚れ、彼のファンに転向する人。

KAJI繋がりで、梶山ファンに生まれ変わる人。

加地がいない東京なんて、グラサンを取ったタモリみたいなもんだ!と、東京ファンをやめてしまう人。




誰がどんな愛し方をしようが、それは自由です。
私個人がとやかく言えるはずがありません。

ただ私はイチ加地ファンとして、加地というネームバリューに便乗してブログを続けてきたので、これからの加地に対する考え方は示さなければいけないと思うのです。


それでは言います。




私はこれからも加地は好きな選手の一人です。


しかし、私は加地ファンである前に、東京ファンです。
そして、私が好きだった加地は東京でプレーする加地であり、ガンバの加地ではありません。

サイドバックとして石川を補佐する男気溢れるオーバーラップ。
石川と織り成す見事なサイドアタック。
それに魅せられて加地ファンになったのです。

それに私は以前から加地はサイドバックだからこそ素晴らしいプレーヤーなんだと言ってきました。
加地の一番の魅力はその豊富な運動量。
そして大胆不敵なオーバーラップ。
これらのアビリティを最も生かせるのがサイドバックだと思うからです。

代表での加地を見れば分かるように、サイドハーフで使われる加地は並みのサイドプレーヤーでしかありません。
無難に守備と攻撃をこなすも、そこにブリリアントなプレーは期待できないでしょう。
あのコンフェデを思い起こせば簡単に察せられるように、加地はサイドバックだからこそ輝けるプレーヤーなのです。

しかし、ガンバは3バック。
他のチームが来年どんな戦術を使うかは知るわけもありませんが、もしガンバが3バックシステムを使うとしたら、移籍金2億(噂ですが)分の働きをするとは正直思えません。

そう。
私の好きだった加地はもうどこにもいないのです。



ここまで言えば簡単に想像が付くとは思いますが、私はこれから加地を応援し続けることはできません。
もちろん、好きな選手の一人として代表での加地を気にかける事はあるでしょう。
しかし、それは飽くまで愛着に過ぎないものです。
そして、私はドイツのピッチを駆ける日本代表の右サイドは加地ではなく、徳永であってほしいと今は思っています。
Jクラブからの幾多ものオファーの中から、すでに日本最高の右サイドがいる最もスタメン確保が難しいと思われる東京をあえて選んだその男気を評価しないわけにはいきません。

それに、徳永は特別指定選手時代に学生ながら加地からスタメンを奪ったという実績も持っています。
つい最近まで加地を応援していた私がこんなこと言うのは軽薄かもしれませんが、戦力的にダウンということは無いでしょう。
加地の代りは十分に勤まると思います。


以上が私の考えです。

でもこれは推定2万人いる加地ファンの中の愚かな一般人一人の考えでしかありません。
これから皆さんがどう加地を愛していくかは皆さんの自由です。


ただ私は、加地が私達ファンに与えてくれたそのストイックな精神。
決して折れることない鉄の心。

これらの素晴らしき加地のパーソナリティは、例え加地ファンを辞めようと持ち続けていこうと思っています。

私は、加地が私に与えてくれた鉄の心をもって、断腸の思いで加地ファンを辞め、東京を応援し続けていきます。

      
というわけで、このブログが加地の名前を冠し、加地について語るのは今回が最後となります。
こんなしがないブログに通ってくださった方。
ありがとうございました。
これからは、一サッカーファンの単なる日記ブログとして更新していきたいと思います。


それでは、加地ファンの方々。
さようなら!


加地が私達に与えてくれた鉄の心。

その優しき笑顔。

強き魂。

熱き汗。


これらの加地エレメントを胸に、それぞれの加地道を極めて行こうじゃありませんか。




願わくば、これらのエレメントが私生活に活きることを夢見て…。


アディオス!

加地です。いい加減覚えてください。

2005年09月03日 06時20分24秒 | 加地総合
とあるチケット会社の会員である私のもとに、先日、こんなメールが届いた。




会員限定。
9/17横浜Fマリノス vs FC東京戦チケットプレゼント

守備に定評のある横浜Fマリノスに、FC東京の攻撃の要
スピードスター加治が攻めあがる!見応えのある一戦!!









スピードスター〝加治〟が攻めあがる!見応えのある一戦!!











ぶっ殺すよ?


ほんといい加減にしてください!
なんなんですかこの誤字率。

一見、加地を売りに出してることでヌカ喜びしてしまいましたが、よく見ると別人じゃないか。

この誤字率。
今年のイチローの打率になら勝てるかもしれません。
一目でおかしいって気付くでしょ。
絶対。

しかもドサクサに紛れて、スピードスターの称号を石川から奪ってるし。
加地はスピードスターってタイプじゃないでしょう!

ほんと加地でキャンペーンをアピールしたいなら、そこ間違えちゃダメでしょう!
ったく。ぶつぶつ・・・


てな具合に怒りに身を任せ、さらに読み進めいると、更なる衝撃が私を襲う!


下記にこんな注意書きが書いてあった・・・。



※Fマリノス側のチケットとなりますので、対戦チームのユニホームを着た応援はご遠慮ください。





ハァ(@o@)!?


対戦チームって、FC東京のことですよね?

散々加地というオイシイエサで釣っておいて、加地の応援は禁止。

スーパー矛盾。



てか、マリノスのキャンペーンかよ!

巷の加地ブームに乗って、キャンペーン成功させようなんて、マリノスもセコイな。

いや、ここは加地の人気が拡大しているということが認知できただけでもヨシとすべきなのでしょうか。

まあ、何にしても、いかなる場合においても加地の誤字はしないで下さい!
いい加減書き飽きました・・・。

なら書くなと言われそうなのですが、発見してしまったら黙っていられないタチですので・・・。

ああ、もうこんな時間。

今日の柏の葉に照準を合わせて早く寝るつもりだったのに!

寝る前にメールチェックなんかするんじゃなかった~クソ~。

この怒りの解消法は、今日、柏の葉での快勝劇しかない!

バモバモ加地ー!



コラムニスト加地亮。

2005年08月16日 05時34分53秒 | 加地総合
ああびっくり。

みなさん、FC東京オフィシャルHPのヘッドラインをもうお読みになったでしょうか。

いや、読んでなくても構いません。

今日はとりあえず黙って朝刊(朝日新聞)をめくって下さい。


ページをめくりめくりしていくうちに、スポーツ欄へ。

イラン戦の予想フォーメーションを見て、「ほ、加地が入ってる」と安堵しながらさらにめくっていくと・・・

出ました。




加地コラム




そう。

我らが加地亮がついにコラムニストデビューを飾ったのです。

しかも、連載!

今日から9月20日まで、毎週火曜日は加地の日です。


今日ほど朝日新聞をとっていて良かったと思うことはありません。

運悪く他紙をとっていらっしゃる方も、今日は缶コーヒー我慢してキオスクで朝日新聞をGETして見てはいかがですか!?

毎度おなじみ加地ペースなコメントが読めますよ。



そして、今日はちょっと会社で「黒子役に徹してみるか」なんて気分になること間違いなし!

そして、上司からは「お、気の効く奴だな」なんて株も急上昇することでしょう。




それではよい一日を!



Kaji a Nice Day!

加地だけに許された聖なるポジション。

2005年08月14日 13時57分03秒 | 加地総合
加地亮。

このブログを昔から読んで下さっていた方はご存知かと思いますが、加地はジャパンが誇る誤字脱字王です。



アウェー広島のマッチデープログラムに〝Kaji Ryo〟とフリガナふられたことに始まり、

日本代表の携帯速報にて「右サイドを〝加持〟が・・・」と報じられたり、

ついには、世界のFIFA公式サイトにて〝Kaki〟と紹介されるなど(とおる。さん情報感謝!)、その誤字脱字度は国内レベルを超越し、既に世界基準に達しています。




私は、その原因は加地の持つひた向きさ。
つまり、黒子役に徹し、決して主役にはならない渋さが引き起こすものだと思ってました。
悪く言えば知名度が低い存在であるということです。


でも、コンフェデで一気にその名を知らしめた加地ですから、もう二度とこのような誤字はないと思ってましたし、以上のようなことがあったことなどすっかり忘れて平和な日々を過ごしていました。





だがしかし




先日、東京に絶大なる愛を注ぐ「トウチュウ」HPをみて私は驚愕した。
愛と信頼を注ぐ「トウチュウ」HPはコチラ(リンク)






【05年前半戦を振り返る】
FD 加地 亮 やっているサッカーが徹底できなかった









FD 加地 亮 やっているサッカーが徹底できなかった






フェ、フェンディ・・・



どこですかそれ。




確かに日本代表ではRMFをやっていたり、クラブではSBをやったり、そのポジションはいまいち定まらなかったりしますが、その本来のポジションはサイドバック。
つまり、ディフェンダーです。

これは明らかにDFの間違いでしょう。



ああ、ついに100%の愛と信頼とロマンを贈る、天下の「トウチュウ」にまで誤字られるとは・・・。

嗚呼、ショック・・・。






う~ん。

いや、待てよ。

よく考えたら、トウチュウが東京相手に誤字をするとは到底考えられません。

これはひょっとすると、トウチュウが決してバテない無限のスタミナを誇る加地を称えて

FD。
つまり、

FullTime Defender
という称号を新たに新設し、与えてくれたのではないか!?

うん。
そうとしか考えられません!



そしてきっと、次の日本代表時の招集メンバー発表時にはこう記されるんだ。


【選 手】                                
GK 12 土肥 洋一
GK 23 川口 能活
GK  1 楢崎 正剛

DF  2 田中 誠
DF  3 茶野 隆行
DF  5 宮本 恒靖
DF 14 三都主アレサンドロ
DF 22 中澤 佑二
DF 20 坪井 慶介
DF 17 駒野 友一
DF 29 茂庭 照幸

FD 21 加地 亮

MF  8 小笠原 満男
MF 19 本山 雅志
MF 25 村井 慎二
MF  4 遠藤 保仁
MF 30 阿部 勇樹
MF 26 今野 泰幸

MF 15 福西 崇史

FW 28 玉田 圭司
FW 16 大黒 将志
FW 27 田中 達也
FW  9 巻 誠一郎



う~ん。
実に素晴らしい!


FD。
それは、加地だけに許された聖なるポジションなのです。


しかし、加地の姿を見て、その姿に憧れた夢見るちびっ子たちはきっと、FDを目指し日々精進することでしょう。

そしてきっと、そう遠くない未来の日本代表には、沢山のFDがその名を連ねているはずです。


そうなったのも全てはトウチュウのおかげ。

さすがはトウチュウ。

グッジョブ!
















え?

ところで、なんで福西だけMFと離れてるのかですって?

ああ、みなさん知らなかったんですか。

福西の場合はMiddleFielderじゃなくて、
MurderFielderですから。

ちなみに、このポジションを目指すちびっ子たちは、未来永劫現れることはありません。
てか、現せません。



いつかの加地特集。

2005年06月03日 04時13分46秒 | 加地総合
先週のスーパーサッカーで、見事に感動の勝利を軽んじられイラッとしたまま今週へ突入。
せっかくの勝利を収めたにもかかわらず、どこかすっきりしない気持ちでいました。
しかし、心配はいらない。
なんせ、火曜日にはかの有名な「サッカーマガジン」「サッカーダイジェスト」が発売される。

軟派な(?)テレビなんかじゃなく、伝統ある2誌が東京の10試合ぶりの勝利を事細かに伝えていてくれるに違いない!

そう確信していました。

そして、来たる火曜日。
さっそうと最寄のコンビニに訪れた私。
迷わずサッカーマガジンを手に取り、カゴの中へ入れる・・・と見せかけて立ち読みを始めました。

そこには、若干リーグよりはボリュームが落ち気味に感じられる内容ながら、東京vs大分のプレビュー記事がしっかりと書かれていました。

本当に、勝ったんだな・・・。

何度感動すれば気が済むのか、なんて馬鹿にされそうですが、しっかりとした戦評が書かれた記事を見て、東京の勝利を現実のものだと再確認できました。
やっぱり、第3者に評価されることで、喜びは倍増します。
ここからがスタートだ、とマガジンのおかげで柏戦に向けて英気を養うことができました。

そして、マガジンを閉じると次の獲物、「サッカーダイジェスト」に手が伸びる。

サッカー雑誌は「マガジン」と「ダイジェスト」で販売シェアを2分している状態にあります。
私はどっちかというと、ダイジェスト派なのです。
それは単純にダイジェストが好きだからというわけではなく、マガジンは去年東京がナビスコ制覇した時、翌週の表紙に何を血迷ってか無関係なジーコを起用しやがったので、よほどの内容差がない限りダイジェストを買うことにしています。
ささやかな抵抗です。
(もっとも、最近東京の調子が最悪だったので、双方ともしばらく買っていないですが・・・)

そんなわけで、ダイジェスト贔屓の私。
きっと素晴らしい言葉で、東京の久々の勝利を彩っていてくれることだろう。
高まる胸の鼓動を抑えきれず、さっさと最後のナビスコプレビューのページを開く。


すると、トップページにはあの「千葉5-1柏」の試合がでかでかと載っていた。

やはりね、柏の崩壊っぷりはやばいしね。
サポーター関係でまたトラブルがあったし、試合は派手だし、話題的にはもってこいの試合だよね。

内心、「ひょっとして、東京がトップ?」なんて浮ついていたので、少しショックでしたがまあしょうがない。
気を取り直し、ページをめくる。

後から現れるほかのグループの試合になんか目もくれず、東京の歓喜の写真を目印にどんどんめくる。













あれ?


ない・・・。





載ってないよ!



そう、初めから最後までめくっても東京の写真が見当たらないのだ。

「ははーん。さては、ページが引っ付いてるな」

と勘繰り、1ページ1ページ、力一杯中指と親指で剥がそうとするも、もともと1枚の紙が2枚に増えるわけもなく、結局指がヒリヒリしただけだった。

どうなってんだ!!

半ば困惑気味に、もう一度初めから「東京」という文字を目印に探すことにすると、トップページの左隅にあっさりとその文字を見つけることができた。


そこには一言だけ、こう書かれていた。







「その他の結果:大分0-2東京」







その他の結果・・・



エトセトラ扱いかよ!!


スパサカに続き、最愛のダイジェストにまで軽んじられた10試合ぶりの感動の勝利。
どうも、東京ってマスコミ運がないような・・・。
10試合ぶりの勝利だぞ!
もっと取り上げてほしかった・・・

こんな感じでへこんでいる時、ふと昔になんかのスポーツ雑誌にて、加地特集がされていたことを思い出した。

そこに書かれていた内容を記憶で再現するとこんな感じであったと思う。




---------------------------------------------------
サッカーの魅力の大部分は、テクニカルなプレーだ。

子供達は、俊輔の華麗なフリーキックに恋をして、

ロナウジーニョの一本のパスに夢を見る。

しかし、それらのプレーは選ばれし者だけの特権であり、すべての人間にできることだとは限らない。


加地亮は、そういった男達とは対極にいる男だ。

彼の武器は走ることであり、その魅力を観客が感じることは難しい。

しかし、そういったプレーヤーがチームにとって欠かせない存在であることも、1つの事実なのである。

------------------------------------------------



昔のことなんで、かなり美化されてるかもしれませんが、確かにこんな内容だったと思います。
どうです?私はこれを呼んで嬉しくなっちゃいました。
加地なんて、雑誌で特集されることも珍しいので、これ読んだ時は感動したものです。
「そうそう、テクニックだけがサッカーの魅力じゃないんだよ!!」
クロスの精度とか、だけで加地を批判している人たちに読ませてあげたいです。
今思えばそれ、買っとけばよかったなー。(Numberとか、Footivalとか少々値のはる上級雑誌だったので・・・)

まあ、時にはこんな感じでベタボメされることもあるので、こういうこともあるさ、と今回のことには目をつむることにしたのでした。



さて、明日(今日?)はいよいよバーレーン戦だ。
小野が骨折なんて、レッズファンじゃなくても衝撃的なニュースが飛び込みましたが、大丈夫。
なぜなら、小野がいなくても日本代表には
加地がいる!
からです。



ただ、当たり前な話なんですが、骨折しただけで新聞の1面を飾れる小野ってやっぱ凄いですよね。
さすが、代表のエースは扱いが違いますね。
ちなみに、「加地が骨折したらどんくらいの扱いを受けるのだろう・・・」なんて縁起でもないことは、思っても口には出しませんので、そこんとこはご安心ください。