男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地の目標に向かって。

2005年05月30日 05時30分50秒 | FC東京の加地
東京!



東京!!



東京!!!





東京、ついに勝利!
実に10試合ぶりの白星!

いやぁ、よかった。
よかったよ、ほんとに。
感動の勝利です。

ユースケゴール。
気迫あふれる、泥ゴールだった。

栗澤ゴール。
栗澤らしく落ち着いた、涙ゴールだった。


私は、この歴史的勝利の映像を、永久に残し続けることをここに誓う。
いや、むしろこんな歴史的低迷を止めた、歴史的勝利の映像を消すなんて行為、私にはできない。
この試合の感動は、きっと時代を超え、孫の孫の代まで語り継がれることだろう。
例え、その映像が日本代表戦を優先しまくった結果、ナビスコカップの時間が削られまくり、感動がわずか15秒に濃縮還元されまくったスパサカのダイジェスト映像であってもだ!







ほんと、こんな試合に限ってテレビ放送0だなんて、正直喜び方に迷いましたよ・・・。

(携帯で試合終了を確認後)
やったーーーー!!!・・・・見たかった・・・

なんて、逆にへこみました。
てか、まじでTV放送やってくれよん。

モニがどんだけ喜んでるか見たかった。

とびきりのナオスマイルが見たかった・。

ダニーロがユニをスタンドに投げ込むシーン見たかった・・。

おそらく新記録を更新したに違いないヒロミジャンプが見たかった・・・。


しかも、開催が敵地大分。
よほどのリッチマンでない限り、気軽に行くことなんてできないですよ。
この感動を肌で感じることができた大分遠征組の方々は、永遠の勝ち組と呼ばれても異論はありません。。。
てなわけで、私の「勝つ試合見てない記録」は現在も更新中です。

スパサカもスパサカ。
確かに、先週はいろんなニュースありましたよ。
キリンカップに加え、チャンピオンズリーグ、ワールドユースメンバー発表などなど。
ナビスコカップの放送時間が切り詰められることも理解はできます。
ですが、スーパーサッカーってサッカー番組じゃないですか。
削るなら、ゴルフ・野球を削ってからナビスコ削って欲しいです。(15秒って・・・)
「近藤決めた、栗沢決めた、東京勝ってよかったね。完」ですよ、まじで。
てか、そもそもゴルフと野球なんてほかの番組で飽きるほどやってるんですから、わざわざ報道することないでしょう!!
「野球ファン、ゴルフファンにも見てもらおう。ぐへへ」なんて、「二兎追うもの一途も追えず」の典型。
サッカー報道をまずは、極めて欲しい!!
(しかも番組内で、加藤「水沼さん、バーレーン戦のメンバーは?」水沼「こんなのどうすか?(加地を外し右サイドにナカータを入れる)」てんめー水沼!この恨みは一生忘れん!)

なんて、一見ネガティブトークのように見えますが、これはもちろん「次の柏も激勝しちゃえ!」ってことですよ。
先日の勝利によって、予選突破に向けて首の皮一枚繋いだ東京。
柏があまりのふがいなさで5-1なんて負け方してしまったもんですから、1位通過は正直厳しいですが、あと2試合勝って勝ち点10ならなんとか2位通過も可能なんじゃないか!?
少なくともC組2位は確実です。

さて、では今年からルールが変わってしまった予選突破の条件を確認。

ナビスコカップは、予選リーグ→決勝トーナメントという2段構造。
去年までは、予選リーグの上位2チームまでは無条件でトーナメント出場という、実に分かりやすいシステムでした。

ですが、去年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)との折り合いによる過密日程が問題視され今年からは、ACLに出場する2チーム(マリノス・磐田)は無条件でトーナメントからのスタートとされることになった。
これは、ACLと世界が繋がったことにより、どうしても日本開催である第1回世界クラブ選手権のアジア代表には日本のクラブを!という協会の思惑であった。

しかし、現実は予選リーグにて、

磐田死亡。

マリノス死亡。

なんと、ナビスコカップ予選が終わるより早く、ACLが終わってしまったという、この優先制度が無意味化されてしまったのだ。

こんな結果で優先してトーナメントにでれるなんて、必死で予選戦ってるクラブからしてみればたまったもんじゃないが、決まりなんでしょうがない。
来年から、ACLの予選リーグを突破したクラブだけが、ナビスコ決勝トーナメントに無条件で進めるというのはどうでしょう?
ACLで日本サッカーに貢献できなかったクラブにナビスコというタイトルの機会を優先的に与えるなんて甘い!
(ちなみに東京がACLに出たときは音速でこの意見撤回します)

なんて実現不可能な妄想は置いといて、とにかくこの優先制度によって今年からは予選リーグで1位はもちろん無条件通過ですが、2位の4クラブの中から最も成績のよかった上位2クラブが決勝トーナメント進出というややこしいことになってるのです。

ここで、現在のナビスコ順位表を見てみましょう。
ナビスコ順位表

東京が取ることのできる、最高勝ち点は10。
ここで、他のグループを見てみると・・・。

【Aグループ】
1位は早くも浦和が決定的。
2位は・・・早くも大宮が勝ち点10に王手・・・。
このグループはきついなあ。
ただ、大宮の次の対戦相手は浦和。
ここで浦和がコテンパにやっつけてくれて、得失点差を減らしてくれれば、次の神戸に勝ってもOK。
夢は広がる。
新潟の2連勝は考えにくいし。
ただ、予選敗退が決定している神戸が、やる気を出してくれないと辛い。

【Bグループ】
おいしい・・・。
2位が勝ち点5で2チームが並ぶ。
G大阪・ヴェルディ・川崎・広島と実力拮抗のこのグループ。
うまく潰しあってくれれば、2位が勝ち点10に届かない可能性は大。
しかし、Aグループと同じく予選敗退が決定している広島の奮起が潰し合いの絶対条件。

【Dグループ】
1位清水。2位セレッソ。3位鹿島。4位名古屋。
普通順位逆だろ!と言うくらいの波乱のグループ。
残り2試合で大きく順位が変わる可能性あり。
しかも、全クラブに予選突破の可能性が残されており、Bグループ同様潰し合いが期待できる。
特に残り名古屋が全勝してくれるとありがたい。
鹿島は1回くらい分けやがれ。

もちろん、これらの妄想は全て東京が残り2試合全勝したときにしか意味を成さない。
あと、得失点差も考えると、毎試合2点差以上はつけて勝ちたいところ。


と、まあ。まだまだ予選突破の可能性はあるのだ!

「諦めたら、そこで予選終了だよ」

この言葉を合言葉に、東京を応援し続けます。

みなさんは、加地の今年の目標を覚えているだろうか。

全タイトルを獲る。

そう。
ナビスコカップを捨てることだのありえないのだ。
よくよく考えたら、代表と被る率1000%のナビスコカップに加地がでれるのは決勝だけなんで実にきつい目標であるのだが、加地のためにも是非決勝トーナメントへと夢を繋いで欲しいです。

チームが絶不調?
関係ない。
こないだのCL決勝があったじゃないですか。
3-0からでも、1点取れば流れは一気に変わるんです。
ついに連敗から、貴重な1勝という「きっかけ」を掴むことができた東京。
この「きっかけ」を「流れ」に変えることができるかは、次の試合に掛かっているのだ!


さあ、次は「低迷のファンタジスタ」という異名を持つ柏レイソル戦。
例え千葉に5点取られて惨殺されていようと気を緩めるわけには行かない。
なんせ、今年すでに2連敗。
しかも両方とも2点差つけられての完敗だ。
ここは、負けることは絶対に許されないのだ!

6月4日。
さあ、行こう、味スタへ。
きっと素晴らしいゲームが見れるはず。
そしてそれは、奇跡の連勝への序章となるはずだ!



ただ気がかりなのは、前回ホームで乱闘騒動ががあって、その次の試合が東京。
「サポーターの乱闘は自分達のせい」と、奮闘した選手達。

そしてまた前節、柏で抗議騒動。
次の試合はまたも、東京。
こ、この流れは・・・。
不吉。




ジーコさん。
代表に、柏の頂戴鈴(※)なんかどうですか?

(※頂戴鈴→クレーベル)

加地復活!!

2005年05月28日 03時39分42秒 | 日本代表の加地
キリンカップ2連敗。

世間は来週に控えるW杯最終予選バーレーン戦に対して不安を投げかける意見が目立つ。


が、それがどーした!


私にとっちゃ、キリンカップ2連敗だろうが、最下位だろうが関係ありません。
今日の収穫は、加地復帰!!
これに尽きます。


「のんきな奴だ。」


そう思われても構いません。
ですが、今日の試合はキリンカップ。
国際Aマッチといえども、本番前の調整試合です。
ミスが出たのが、練習試合でよかったとむしろ喜びましょうよ。

なんて、いつもの必殺ポジティブ思考で切り抜けてみました。
(でもこの台詞、来週勝ってくれなきゃ無意味化しちゃうんでよろしく加地!)


では今日の加地レビューだぁ!(負けたときこそハイテンション)


前節ペルー戦。
右サイドで出場した、みうらじゅん三浦淳が加地とは違うテクニカルなプレーで活躍してしまった。

「アツでもいいんじゃないか・・・」

このような意見が世間を賑わし、一時は加地の進退問題まで浮上した。
ちなみに、ほんの1mgでもそう思ってしまった私は死刑囚。

しかし、今日の加地はそんな世間のアツ論を忘れさせてしまったことだろう。

なにより、アツより劣るという場面が皆無であった!!
チームが負けてちゃったわけですし、率直に活躍!!なんて言えませんが。
目立ったミスもなく、被カウンター時には確実にカバー。
攻撃時は、正確なクロスと申し分ない。
特にクロスなんて、アツに感化されたのかというくらい低く抑えたキレのあるクロスを連発。
得点には結びつきませんでしたが、あのクロスは十分相手の脅威となったことでしょう。

何よりアツに対しては、ボールを持った時の正確なプレーに目が行きがちになってしまいますが、ボールを持たない時の動きを評価すれば、シュート・クロスの精度以外で加地より勝っている部分はなかった。

守備には確実に最終ラインに残り、カバー。

中に絞るプレー。

攻撃もブイブイ。

この運動量。完熟アッ君にはできまい!
ま、ボール裁きはアツには敵いませんよ、そりゃあ。
加地も言ってたじゃないですか。

「アツさんの真似をしようとしても無理。自分は自分のプレーをするのみ」

向上心がないとか、そういう問題ではない。
確実なる自己分析である。
足元も見ずに、華のあるプレーに憧れ調子に乗って、無謀な又抜きとかスルーとか乱発しちゃう自分を見失った選手は、加地の自己分析能力を見習って欲しい。
己を知ることが成長の第一歩、とはよく言ったもんです。

人間50億人。
それぞれにはそれぞれにしかできない能力があるのだ。
それを研ぎ澄ませばいい!!!
(プ~~~ン・・・・・くっせぇ~~)

言葉にすると臭いですが、加地はそんな臭すぎる台詞をさらりと背中で語ってくれているのです。


そうか、なるほど。
世の中には口には出しにくい言葉がたくさんあります。
そんなとき、思いを言葉に変換せずに、背中で語ればいいんですね。
また1つ加地に教わりました。
みなさんも、是非プロポーズの際には、くるりと振り返り黙って背中で語る戦法を採用されてはいかがですか?
ちなみに、「振り返ったら彼女が消えてた」なんて場合の責任は、加地はとってくれないそうなので、自己責任でお願いします。


それにしても、東京だけでなく代表までも勝てないとは・・・。
まじで、磐田戦以来勝つ試合見てねえ・・・。
しかも、今の代表の得点力不足はどこか東京と似ている。

まさか、これから6連敗なんかしないですよね?

加地のいない東京。加地のいない日本。

2005年05月24日 04時44分14秒 | 加地総合
みなさん、こんにちは。
先週の土曜日、ちょっと飛田給まで、木下大サーカスを見てきました。(嘘)



なんて冗談はさておき、もちろんジェフ戦見に味スタにいましたよ。
でも実際、前半見る限り「サーカスにしとけばよかった!」なんて冗談半分でも思ってしまうほどの内容・・・。


先々週の試合でカウンターにボロ弱いことを露呈してしまった東京。

この反省を活かし、引いて守ることを選択する。

それに対し、リスクを犯さず後ろでボールを回すだけの千葉。

それを全く追わない東京(←ここが問題)

こんな両チームが織り成すサッカーは、ただの時間の浪費でしかないのは簡単に予想できます。
まあ、もちろん東京にとってもそこでムキになって取りに行ってカウンターを喰らったり、疲れさせられたりしては相手の思う壺なわけですから、そこは我慢したという理屈はわかりますが、観客にとっちゃつまんない時間でした・・・。

でも、反面後半は超攻撃サッカー。
前線のプレスからボールを奪いまくり、パスもつながりだし実に楽しい内容だった!
これでルーカスさえいれば、絶対点決まってたな!!

と無理やりポジティブシンキングしてみましたが、現実はナビスコカップ予選リーグ敗退が濃厚・・・。
ですが、このまますんなり諦めるわけには行きません。
なんたって、東京は前年度覇者なんですから。
ディフェンディングチャンピオンの意地を、残りの3試合で見せて欲しいです。
というか、見せなくてはいけません。



しかし、敗戦よりもショックだったのは観客の数。

1万3000人・・・。

いくらナビスコとはいえ、少ないです。
ついに、成績が観客数に影響され始めたということですか・・・。
確かに9試合も勝ち無しじゃ、スタジアムへの足取りも重くなるのはしょうがないですけど。
早く久しぶりの勝ちをあげて、スタジアム離れしつつあつお客さんを振り返らせて欲しいですね。

というようなことを思っていると、ふとした疑問と出会いました。
私、
>いくらナビスコとはいえ、少ないです。
と書きました。ごく自然に。


ですが、そもそもなんでナビスコだとこんなにも観客数が減るのでしょうか?
土曜日の千葉戦に関らず、ナビスコカップの試合は大体リーグより1万人近くお客さんが少ない傾向にあります。
3月のナビスコ大分戦も1万4000人。
別に平日開催というわけでもなく、雨だというわけでもなく、リーグの試合と環境がなんら変わらないのにどうしてこうも観客数が少なくなってしまうのでしょう。


その理由をしばし考えてみました。

A1.リーグの方が重要だから・・・?
いやいや、ナビスコとはいえ東京の試合であることに変わりはない。
まして、去年はナビスコにこそ名試合が多かったことを知っている人は多いはず。。。

A2.経済的に厳しいから・・・?
いやいや、ナビスコの試合はカテゴリー2扱いにされリーグ戦より格安で観戦することができます。

核心をつく答えになかなか辿り着きません。

一体原因は何なのか・・・。
と、途方に暮れながらキリンカップを見ているとき、画面に加地の姿が映った瞬間、謎が解けました。











加地か!!

そう、加地ですね。
ナビスコカップには例外なく加地がいないんです。

リーグ戦とナビスコカップの平均観客動員数の差、約10000人は加地ファンだったんですね!

石川、茂庭、今野など、インパクトある若い選手たちに比べれれば地味な存在であると思われがちな加地ですが、そのファンもまた地味に大多数存在していたのです!
一見、スタジアムで加地ユニを着用している人は少ないと思われがちですが、それは間違いです。
リーグ戦、スタンドを賑わす観客のうち、約10000人が心に加地ユニを着ていたのです。


ま、それは冗談半分だとしても、それにしてもほんとにどうしてナビスコってこんなに客が入らないのでしょうか・・・。
誰か「これだ!」って意見がありましたら、是非この愚かなる私めにご教授いただけないでしょうか?

宛先はコチラ↓
kajistan@mail.goo.ne.jp




そして議題はキリンカップへ突入。


正直、加地がいないんで気力50%以下での観戦だったのですが、開けてビックリ玉手箱。


アツ大活躍・・・。


散々ケチョンケチョンに貶しまくってただけに、自分のサッカー眼のなさを改めて呪いました・・・。
もちろん全体の運動量を比べれば、加地の足下にも及びませんでしたが、シュート・クロスの精度は正直加地とは比べられないほどの凄まじさでした。
ここは素直にあの精度の高いキックを称えたいと思います。。。(あの無回転で落ちたミドルはハンパなかった)


世間では既に「加地ならアツ!」なんていう安易過ぎる意見が出てきてますが、加地はアツを良き競い相手としてこれから更に成長していって欲しいと思います。
そして、願わくばあの無回転キックをパクってしまえ!!


でも、いくら優れたテクニックを持つアツと言っても、彼は既に脂の乗り切った完熟トマトなのだ。
言葉は悪すぎですが、これからは腐っていく一方です。
それに引き換え、加地はいい意味で未熟者。
固くてまずい、緑色したトマトです。
まだまだ加地はこれからの選手ですし、鉄の心を持った加地のこと、成長の可能性は無限大です。
きっと加地が完熟トマトになった頃は、アツなんか目じゃない素晴らしい味わいを私達に提供してくれるはずだ!


さあ、今週はUAE戦。
ジーコのことだ。
スタメンには、間違いなく加地が復帰することだろう。
次は加地の番だ。
アツという伏兵に心躍らされた、アンチ加地の連中を黙らせてやってくれ。

加地の初恋はいつ?

2005年05月23日 05時31分11秒 | 加地総合
さて、今週もやってきました加地の広報活動。
怪我ですっかりアツに話題をさらわれている今だからこそ、加地の偉大さを世に伝えていかなければ!!

そんな偉大さを「トラックバック練習版」なんかでセコく広めているあたり、偉大さのかけらも感じられないなんて批判は黙殺して、今日も今週のお題に挑戦だ。



加地の初恋はいつ?






























知りません。

以上。

(え?これでいいの?)





















【号外】
史上空前規模の手抜き更新の真相

昨日の昼ごろ、ナビスコ千葉戦の記事を作っていましたら、キリンカップがなんと昼だった!という驚愕の事実をメールで知らされ中断。見ることに。
「書くことが増えた!」とテンパって、てんやわんや(死語)してるうちに疲労困憊。
で、あえなく当日更新を諦めてしまったのです・・・。

しかし、コメントにて「ジェフ戦の更新します」と宣言しておいて2日もスルーすると言うのは、加地の魂を受け継ぐ男として心が痛む。
なんとかしなければ・・・。
結果、それまでのツナギの簡易記事をアップすることを思いつく!!

「ふっ、我ながら機転が利くな」と、自惚れながらささっと小一時間かけて、この記事を書き上げたのです!




ちなみに「小一時間あったら、ジェフの更新できたんじゃね?」なんて台詞は、もちろん禁句です。






P.S
「加地」と「初恋」・・・。
この言葉を二つ並べてみて、まるで納豆をソースで食べるような混ざりえない違和感を感じてしまったのは私だけでしょうか。。。

加地もビックリ!?ジーコ采配。

2005年05月20日 19時01分49秒 | 日本代表の加地
ジーコ馬鹿じゃないの!!!




今日の朝刊を見て、思わずそう叫んじゃいました・・・。

その朝刊の内容は以下の通り。



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日本代表は新潟合宿の3日目の19日、3-5-2の新布陣による本格戦術練習を始めた。
22日のペルー戦で先発が予想されるメンバーで、別メニュー調整が続く加地に代わって三浦淳が右サイドに入った。
2トップは鈴木、玉田。
J1トップの10得点を挙げている大黒は控え
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アツが右サイド・・・。
貴重な練習時間をどぶに捨ててるようなものじゃないですか。
てか、アツを右サイドに使ってる暇があるなら、他の右サイドの選手を試そうよ。

本職の右サイドの選手の存在意義を、全否定するかのような選手起用。
しかもアツって・・・。
左サイドの選手としても、他にいい人材がいると言われているのに。(FKは魅力だけど)


そして、こちらは予想通りでしたが玉田スタメン、大黒補欠・・・
ジーコってよくJの試合視察してますが、なに見てるんでしょうか。
玉田って確かに二枚目だし、速いし、夢を見させてくれるプレーヤーですが、12節もリーグ消化して未だノーゴールなんですよ!!絶不調。
一方の大黒は、確かにぱっとしない顔ですが、鬼神のような活躍で現在10得点、J得点王。まさに絶好調!

こんなアンビリバボーな選手を使わない手はないでしょう。
てか、こんだけ活躍して使われないなら、一体何点取れば使ってくれるのでしょうか!(おそらくジーコが玉田に飽きるまで・・・)
東京がハットトリックくらった甲斐もないってもんです。



話は右サイドに戻り。

私は、前から「加地の代わりを呼べ」と再三言ってきました。
加地が安心して休める状況を作って、加地を治療に専念させてほしいという願いを込めてです。

しかしそこにはまた、加地だけのためじゃなく、代表というシステムの秩序を守るために、他の右サイドの選手達にも平等にチャンスを与えるべきだという考えもあったのです。
Jで活躍してるのに、代表チームがそれを認めなければ、リーグ全体のモチベーションに影響が出かねない!
そうなってからでは、遅い・・・。

私が考える代表とは、サッカーの目的ではないとおもってます。
代表とは、その国のリーグのレベル向上のため、または国同士のコミュニケーションツールとして存在していると思うのです。

サッカーはチームスポーツ。
チームワーク、意思疎通が命です。
普通に考えて、一年間みっちり一緒に練習できるクラブチームより、一年間に数えるくらいしか集まらない代表の試合の方が質が高いなんて考えにくいことなんです。(個々のレベルは、代表の方が圧倒的に優れていますが)

では、代表試合を見る意味とは何か・・・。
それは祭りです。
一年に何度かの、祭りなんです。
いくらリーグが面白いといっても、それだけじゃやっぱりマンネリ化しちゃう・・・。
なんか刺激が欲しいもの。

そこにスパイス的に代表の試合が組み込まれれば、選手達も「代表選手になりたい!」と自然と熱が入り、観客も「うちのチームから代表を!」と応援にも熱が入るってものです。
つまり、単調なリーグ戦に変化が生まれるのです。
そして、代表を目指し選手、観客の熱がこもり、結果、リーグのレベルが上がる。
そして、リーグのレベルが上がればもちろん代表のレベルも上がるという好循環が生まれるわけです。

だから、そういった意味では「代表試合」は不可欠な存在であるますし、自然とスター選手が集まるので見ていてとても楽しいのであります。
私ももちろん、代表試合大好きです!!



ただ、こういった優れた代表システムも、健全な選手選考があってこそ成り立つもの。
現在の日本代表のように、リーグの成績が無視され、監督の好みで代表がクラブチームのように固定化されていては、以上の機能が全く果たせないのです。
つまり、リーグよりも代表が優先された采配のことですが、これが繰り返されれば、リーグの質が下がり、結果代表の質も下がってしまう悪循環に陥ってしまうのです。
短期的には強いチームを作ることができるかもしれませんが、長期的にはそうは言えません。

まあ、なんでジーコがこんな短絡的な采配をするかというと、
ジーコ「ドイツW杯が終わったらやめる」
なんて就任時に堂々宣言してるからなんです。

だから、若手を全く使わないという、日本の将来を全く考えない采配ができるわけなんです。
日本代表の最年少が24歳ですよ!?
とんだ高齢化社会です。
ジーコにとっちゃ日本は来年まで強ければいいのであって、ましてJリーグの今後なんてどこ吹く風というわけ。

トルシエが「若手を使わな過ぎる」とジーコ批判し、日本代表監督に戻りたいなんて夢見てる、というニュースを見ましたが、それはないとしても、ジーコにはもう少し代表監督としてリーグを尊重した采配を見せて欲しい。
それに尽きます。





そういえば昔、安西先生が言ってた言葉を思い出しました。

その言葉をジーコ向けにアレンジしてみるとこうかな?

「代表のためにリーグがあるんじゃねえ、リーグのために代表があるんだ」

この言葉を、そのままジーコに送ります。