男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地の若さが示すもの。

2005年06月15日 05時03分25秒 | 日本代表の加地
こないだの北朝鮮戦の終盤で、加地が痛んだシーンがあった。

そんなとき解説陣から「若いから大丈夫!」と励まされるシーンがあった。



ふと思った。

加地は果たして若いのだろうか・・・?


年齢にして25歳。
東京ではすでに中堅の位置にいる。
チームの柱として、引っ張り続けている心強い存在である。
東京で若手といえば、ナオとかモニとか今ちゃんあたりだろう。


しかし、代表ではよく「若手」という扱いをされている。
代表の高齢化。
もちろんそれも理由のひとつだろう。
しかし、加地と同年代の選手を挙げるとその違和感はさらに増すことになる。



以下は全て加地と同じ年の選手。(感想は飽くまで主観です)






遠藤保仁

遠藤ってこんな若かったの!?
てか、加地とタメ?
まじ?





稲本潤一
え!?
稲本とタメなの!?
前回のW杯の主力やんけ・・・。






小野伸二
まあ、稲本とタメって時点で当たり前なんだけど小野とも同い年だったんだ~。
かなり意外・・・というか違和感。





そして私的にビックリだったのがこの人。







中田浩二

おいおい、肌荒れてきてるし結構おっさんなイメージあるぞ。
まじかよ。
ナカータとタメくらいかと思ってた・・・。




私が選手の年齢に疎いせいもあるかと思いますが、正直これらの選手と同じ年とは私思っても見ませんでした。
加地と同い年の選手は他にも本山、小笠原、高原・・・。
そう、加地は俗にいう黄金の世代の一員なのです!(んなこと知ってるよ、なんて方。すいません)




さあ、みなさん。ここで質問です。

果たして解説者は、


遠藤が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


稲本が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


小野が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?


中田浩二が痛めた時、「若いから大丈夫!」と言うでしょうか?





そう、加地は年齢的には決して若手という域ではないのです。

では、何故加地はこれほどまでに若手という待遇を受けているのか。

それは、プレーが未熟だからという理由もあるでしょう。
正直、上記の稲本・小野・中田浩二・遠藤などに比べれば、加地のプレーは精度、安定度という面で劣っている感があります。
そのイメージが、加地をまだ若いと思わせている可能性も少なからずあります。


しかし、私は異議を唱えます。

若さとは何か。
私が思う「若さ」とは年齢じゃないと思います。
例えば周り友人をも見ても、例え同い年であってもおっさん臭い奴がいたり、若々しい奴がいたり様々です。
みなさんの周りでもそうなのではないでしょうか?
それと同じです。

では、同じ年なのに何故そんなに受けるイメージが違うのか?

それは、若さとはその人間のバイタリティー的なものを、他人が知らず内に肌で感じるものなのではないのか!(超仮説)
同じ人間といえども、活きるエネルギーは同じではないはず。
そういった心の中にこもった熱気のようなものを、人が知らず内に感じ取りそれを若さと受け取るのだ。
つまり若さとは、その人間の将来的可能性のバロメーターなのだ!


上で挙げた、遠藤・小野・稲本・中田浩二はほぼ完成されたプレーヤーであるという印象を受ける。
もちろん、これからも成長を続けていくだろうが、成長のピークはすでに過ぎたような印象は受けます。


その一方で、同年代でありながら1人だけ若さを発揮し続ける加地。
体から熱気がむんむんと伝わってきて、まだまだ将来を期待させてくれる。
つまりは、加地はまだまだ未完成な選手であり、これから無限の可能性に秘められた選手なのだ!
彼の肉体から滲み出る若さとは、こういう意味に違いない!


解説者たちは加地の無限の可能性、バイタリティーを知らずのうちに感じ取り、若さという言葉で表現しているのだ。
そう思えば、若いってなんて素晴らしいことだろう。
未熟とは、なんて素晴らしいことなんだろう。
加地には他の選手達とは違い、可能性をまだまだ秘めているのだ。



先週のダイジェストで、加地の恩師も言ってたじゃないですか。

「加地は遅咲きの珍しい選手」だと。

そう、プロでも加地は遅咲きの可能性は大。
てか、花咲く前に代表に定着してしまったんですから、5年後の加地はinバルセロナ!?
世界選抜!?
夢は広がります。


もちろん、常日頃から健康に気を遣っているだけあって、肌のツヤがいいということも理由のひとつですね。
この肌のツヤ。
そしてこの秘めた可能性を持ってすれば、30過ぎても若手だなんて呼ばれることも不可能じゃない!!

30を過ぎてもまだまだ若手だなんて、売れないお笑い芸人みたいなんでちょっといやですが。

とにかく、若いと認められることはまだまだ人生のピークが来ていないという証なのです!
加地は未来の代表のために、未だコツコツ成長中なのです!


ははは。
加地万歳。
若さ万歳。
加地なら8年後のW杯もきっとスタメンだぁ!


ほんと、加地が羨ましいです。
ちなみに私なんて、高校入学してすぐに、ドキドキしながら始めた初めてのアルバイトで、出会ったパートのおばちゃんに最初にいわれた言葉が「大学どこ行ってるの?」でしたよ。
どうやら私の人生のピークはどうやら中学時代だったらしいです・・・。




それに引き換え、加地は凄いよ。
若さでも代表ナンバー1ですか!?
ふふふ、他にこれほどの若さを秘めた選手はいまい・・・と他の代表選手の年齢を調べてみると、一人だけ加地と同等、いや、それ以上の若さを発揮するプレーヤーがいることに気付いた・・・。


そう、その男は来年に三十路を迎えるとは、到底思えない。
肌のツヤ。
そして、さわやかな笑顔。
ファンであってもその年齢を忘れてしまいそうだ。
私自身、加地よりちょっと上くらいだと思っていた・・・。

そんなヤングゴーゴーな男の名は・・・













福西崇史




福西崇史。

来年30歳。

なのにこの若さ。







この男・・・



まだまだ殺る気です。