梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

尾瀬(1)

2008年10月14日 | 
 10月12日と13日で尾瀬に行って来ました。今回は高校の同期の仲間との旅です。同期で東電に勤めている人がおり、運よく紅葉の一番よい時期に東電小屋を予約する事が出来ました。18人で男性12人、女性6人です。夫婦が私を含め2組です。私が卒業した高校は男子250人、女子100人です。毎年選択科目で組換えするのですが私は3年間男子だけの組でした。そんな事で同期の女性の人達は殆ど名前も知らずに過ごしました。しかし、同期会は全学年で行い、二次会、三次会と卒業した組に関係なく、交流するようにしました。そんなことで同期の女性とも話すようになりました。また数年前から隔月に新橋の焼き鳥屋に集まる会が出来、その会で酒を飲みながら今回の尾瀬行きが決まりました。焼き鳥に集まる仲間などを中心にして、今年は鎌倉を散策する、蓼科山に登るなどしました。これは当然クラス会の世話をする各クラス委員、焼き鳥屋の会の世話をする男性、旅行などの企画をサポートする女性の人がいるから出来るのです。よき人達に恵まれ感謝しています。高校の仲間は大学と異なり、文系、理系の大学に進学しましたので、色々な分野の仕事に携わり、大学とは別の話題がそこには有り、また、女性も居り楽しい仲間です。
 尾瀬は今までに何回か行っています。鳩待峠から尾瀬に入ったり、大清水から尾瀬に入ったりしました。水芭蕉の時期が多かったです。しかし、紅葉が綺麗なこの時期は初めてです。10月10日頃が尾瀬の紅葉の見頃の時期です、また今年は台風が無く紅葉が綺麗だとの事ですので、そして天候もよいとの予報でしたので、数日前から楽しみにしていた尾瀬行きです。
 地元の中型の貸切バスで尾瀬に向かいました。3連休で晴天で、紅葉もよい時期で、関越道は混雑していました。地元のバスで昭和ICから農道に入りこんにゃく畑の中を尾瀬に向かいました。関越道の事故渋滞等で予定より2時間遅れで、鳩待峠に着きました。バス停は3連休の中日ですので、バスで満杯で、到着した人、帰る人で混雑していました。
 鳩待峠から山の鼻までは下りです。しかし、帰る人が切れ目無く数珠繋ぎで登ってきます。木道は登り、下りで別々ですが、余りに登る人が多く、歩きにくかったです。3.3kmで1時間ほどの行程を30分で山の鼻の至仏山荘に着き、小休憩しました。
 山の鼻から牛首分岐に向かいますと、目の前は一面草紅葉です。まだ草原は狭く、両側は紅葉した山の斜面です。そして歩く表面には燧ヶ岳が見えます。2.2kmですが草紅葉と周りの山々の紅葉の綺麗さに感激しながら、木道を歩きました。白樺の木は既に葉が散っていました。その為に白い幹や枝がよく見えます。その白い幹が紅葉や草紅葉の中に浮かび、沼に写り、独得な趣を与えています。沼に浮かぶ浮き草の文様も湿原に趣を与えます。








 牛首分岐に着きますと草原が急に広くなります。牛首分岐から尾瀬沼に向かう道と別れ、東電小屋に向かいました。時間も3時半頃ですので、すれ違う人は殆どいません。真正面に見えた燧ヶ岳を横に見ながら歩きますが燧ヶ岳がどんどん近くなり、大きくなります。燧ヶ岳の斜面の下の方が紅葉しているのもよく見えます。白樺の木々の白い幹が紅葉に浮き出ているのも風情があります。










 牛首分岐から2.3km歩くとヨッピ吊り橋です。ヨッピ吊り橋を渡り1km歩き東電小屋に着きました。鳩待峠から東電小屋まで8.8kmを写真を撮りながらのんびりと歩きましたので、4時半頃になりました。鳩待峠の到着は2時間遅れの2時半頃でしたので、予定行程時間175分(やく3時間)ですので日没までに着けるか心配しましたが余裕を持った到着でした。


 石鹸が使えないので、汗を流す為に風呂に入り、食事が遅いグループになりましたので、食事前から持ち込みの酒と小屋で買ったビールでの宴会です。歩き疲れた後に飲む一杯のビールは最高です。酒を飲むうちに冷えた体が温まりました。食後も消灯時間の9時まで宴会が続きました。同期の仲間との旅行で飲む酒は一瞬に高校時代に戻り、楽しい一時です。
 
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