複合原気呼吸法の概要を12月28日の複合原気呼吸法(1)説明で記載しました。初めに説明を読んで、どの様な手順で行うか把握して下さい。今回は実際の誘導方法について記載いたします。初めは、誘導を行っても、その現象は自分では実感できませんが、貴方の身体の深層部では身体が反応していますので、誘導を行って下さい。実感できなくてもかまいません。練習を続ける内に徐々に気の誘導が可能になります。
文章の”・・・・・な~。” ”・・・・な~。”の間は少し時間を置くとよいです。
1)目をつぶって、静かに仰向けに寝て下さい。足は少し開き、手は軽く開き、手の平を上にして下さい。自分がもっともリラックスする位置がよいですので、調節して下さい。呼吸は自然の呼吸をして下さい。ヨガのサバーシャナ(死体のポーズ)と同じですね。
数分そのままで寝ていますと、呼吸が落ち着きリラックスしてきます。そうしたら2)に行きます。
2)原気の信認
まず、原気呼吸法ではこの宇宙空間に原気が満ち溢れていることを認めることが前提となります。また、全ての物質は原子、中性子と微細化して行きますと最終的にはエネルギーの渦から成り立っていることを認めることが前提となります。11月30日にエネルギー(気)を記載していますので参照下さい。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”万物を微細化すると原子、中性子そして最終的にはエネルギー(気)の渦となり、この宇宙空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”
この”・・・いるな~”が重要です。また、”な~”と少し延ばすのが重要す。
これが無意識層に呼びかけるのです。けして、”・・・いる”ではないのです。
3)自分の分身の確認
自分の分身がおり、その分身は自分の体とは離れた空間におり、自分の体を眺めていると思います。この分身が自分の体を眺めるようにし自分の体を観照し、全てをその分身に託し、誘導を行うと無意識な誘導がし易いです。また、その分身が自分の体に起こる変化を観察するようにしますと、自分を冷静に、客観的に眺められます。この感覚は徐々に微細になり、自然界の色々な現象も観察できるようになります。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”自分の体の外側に自分の分身がいるな~。”
”その分身が自分の体を眺めているな~。”
場合によっては宇宙空間に寝ている貴方自身を感じる事があります。
3)皮膚と空間との微細な密着感
体の中から空間への気の放射、また、反対に空間から体の中への入射は皮膚を通して行なわれます。その為には皮膚と空間との微細な密着感が重要になります。この皮膚と空間との微細な密着感を作る為には、皮膚の表面を励起状況にし、エネルギーレベルを高める必要が有ります。
幼い時に、晴れた日に太陽がサンサンと降り注ぐ芝生や野原で、寝そべったり、遊び、気分爽快に成った経験が有ると思います。その時の情景を思いだして下さい。貴方の身体が体記憶として、身体の深層部にはその記憶が残っていると思います。その体記憶を思い出し、誘導に用います。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”自分は、芝生の上に寝そべっているな~”
”自分の身体に暖かい太陽の光がサンサンと降り注いでいるな~。”
”その太陽の光により皮膚の表面が暖かくなるな~。”
”自分の分身が皮膚の表面を眺めると、小さな無数のエネルギー(気)の渦があるな~。”
これを数秒間隔で数回繰り返して下さい。段々にリラックスしてくると思います。
4)気の放射
全身の皮膚の表面に有る小さな無数の渦の中心から宇宙空間に向かってエネルギー(気)が発散する誘導です。自分の分身が自分の体を眺めると、皮膚の表面に小さな無数のエネルギーの渦が有り、その中心からエネルギーの線が伸びて行く。その線が伸びて行く先を眺めますと宇宙の遥か彼方まで伸びていると云う感じです。あたかも自分の体全体がエネルギーの流れの線でハリネズミのようになっているような感じです。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”身体の全身の皮膚の表面の小さな無数の渦の中心からエネルギー(気)が出で行くな~。”
”そのエネルギー(気)の流れは段々長くなり、宇宙の遥か彼方まで延びているな~。”
”体の前面、裏面、左右の側面の全身の皮膚の表面からエネルギーが出て行いくな~。”
これを10秒ほどの間隔で数回ほど繰り返して下さい。この回数は全体の時間を考えて調節頂ければと思います。
5)全身からの放射の確認
次に身体の各部分からの放射を確認します。複合原気呼吸法では息をゆっくりと吐きながら、この誘導を行います。途中で息苦しくなりましたら、息を吸い、息継ぎをして下さい。無理に最後まで一息で行なうことはしないで、ごく自然に息継ぎをして下さい。また、エネルギー(気)の移動はスーと云う感じで行って下さい。
ここでは頭の部分からエネルギーを出さないで下さい。両耳の位置から下です。
息を先ずいっぱいに吸ってください。そしてゆっくりと、息を吐き出します。
”両耳より下の鼻の部分全体を丸く包むエネルギー(気)の輪が有るな~。”
”そのエネルギー(気)の輪から宇宙空間に向かってエネルギー(気)が出て行くな~。
と思って下さい。
次に、
”首の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”胸の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”腰の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手両足の付け根の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪が分かれるな~。”
”両手両足の付け根の四箇所の部分のそのエネルギー(気)の輪からエネルギー(気)が出て行くな。~”
と思って下さい。
次に、
”両手の肘・両足の膝の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手の手首・両足の足首の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、最後の場所ですが
”両手・両足の先端の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。””
と思って下さい。
次に、全身の皮膚の表面からの放射を再確認します。
”両耳の下から手足の先端までの身体全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~”
”宇宙の遥か彼方まで伸びるエネルギー(気)の流れがあるな~”
”身体の中の老廃物が溶け皮膚の表面から出て行くな~。
と思って下さい。
次に10秒ぐらい間隔を空けて再度
”両耳の下から手足の先端までの身体全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~”
”宇宙の遥か彼方まで伸びるエネルギー(気)の流れがあるな~”
”身体の中の老廃物が溶け皮膚の表面から出て行くな~。
と思って下さい。
6)気の入射
放射が終りましたら今度は気の流れを180度逆転し、宇宙空間の遥か彼方から、宇宙のエネルギー(気)を自分の体の全身の皮膚表面に入射する誘導を行います。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”今、全身の皮膚の表面から出ているエネルギー(気)の流れを180度逆転して下さいい。”
”自分の全身の皮膚の表面に向かって宇宙の遥か彼方からエネルギー(気)が入ってくるな~。”
”体の前面、裏面、左右の側面の全身の皮膚の表面に向かってエネルギー(気)が入ってくるな~。”
これを10秒ほどの間隔で数回ほど繰り返して下さい。
7)全身への入射の確認
次に身体の各部分への入射を確認します。複合原気呼吸法では息をゆっくりと吸いながら、この誘導を行います。途中で息苦しくなりましたら、息を吐き、息継ぎをして下さい。無理に最後まで一息で行なうことはしないで、ごく自然に息継ぎをして下さい。また、エネルギー(気)の移動はスーと云う感じで行って下さい。
ここでは頭の部分へエネルギー(気)を入れないで下さい。両耳の位置から下までです。
息を先ず全て吐き出してください。そしてゆっくりと、息を吸います。
”手足の先端の4箇所の部分全体を丸く包むエネルギー(気)の輪が有るな~。”
”手足の先端の4箇所の部分のエネルギー(気)の輪に宇宙の遥か彼方から入って来るエネルギーの流れがあるな~”
と思って下さい。
次に、
”両手の手首・両足の足首の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両腕の肘・両足の膝の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手両足の付け根の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”四箇所のエネルギー(気)の輪が腰の部分で一箇所になるな~。”
”腰の部分のエネルギー(気)の輪に宇宙の遥か彼方から入って来るエネルギーの流れがあるな~”
と思って下さい。
次に、
”胸の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”首の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両耳より下の鼻の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
絶対に頭の部分には入れないで下さい。
次に、数秒間隔を空けて、再度入射の確認を行います。
”宇宙の遥か彼方から両耳の位置より下の自分の全身の皮膚の表面に向かって前後左右から入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”そのエネルギーにより体の中の老廃物が溶かされるな~。”
”ドンドンと入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”両耳の位置から足の先まで、体の表面、裏面、左右の側面の、全身の皮膚の表面に向かって入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
と思って下さい。
次に、数秒間隔を空けて再度
”宇宙の遥か彼方から両耳の位置より下の自分の全身の皮膚の表面に向かって前後左右から入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”そのエネルギーにより身体の中の老廃物が溶かされるな~。”
”ドンドンと入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”両耳の位置から足の先まで、体の表面、裏面、左右の側面の、全身の皮膚の表面に向かって入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
と思って下さい。
8)サイクルと回数
4)と5)の放射、6)7)の入射、放射、入射、放射と5サイクル繰り返すのを基本としています。時間が無い時は放射、入射、放射の3サイクルでもよいです。
入射の後に放射に切り替えるには
”今、全身の皮膚の表面に入って来るエネルギーの流れを180度逆転して下さい。”
”自分の全身の皮膚の表面から宇宙の遥か彼方へエネルギーが出で行くな~。”
”全身の前面、裏面、左右の側面の皮膚の表面からエネルギーが出で行くな~。”
と思って下さい。
この後、7)全身の入射の確認に移ります。このサイクルの繰り返しです。
9)終了
呼吸法を止める時には放射の後に止めて下さい。そうすれば、身体からエネルギーを発散した状態が呼吸法を止めても持続しますので、リラックスした気分でその後も過ごせます。入射後に止めますと、原気呼吸法でエネルギーを体に入れ続けますで、身体がそれに耐えられず、異常反応が発生することが有ります。初めは、呼吸法が上手く出来ないので、大丈夫ですが、出来るようになると危険です。その様な時は即、放射を行って下さい。
8)目覚め
最後に目を開ける時ですが、最後の放射の後に、静かに目を開けて、手、足の先を軽く、ゆっくりと、ゆすります。溶けて皮膚の表面に溜まっています老廃物を軽く、ゆっくりと、手足をゆすることにより発散します。
この複合原気呼吸法を行った後は、多分リラックスし、気分爽快になっていると思います。初めはエネルギーの流れなど感じ取れず、誘導の反応が分からないと思いますが、原気呼吸法を行う前に比べ、リラックスし、気分が爽快になっているのなら、自分では感じられませんが、身体は反応しているのです。後は、繰り返し、実践することにより、無意識に複合原気呼吸法が出来るようになり、徐々に微細な感覚が育ち、身体の色々な反応が分かるようになります。
原気呼吸法を行っていますと途中で寝てしまうことがあります。山手さんの実習会でも大勢の方が鼾をかいていました。特に体が疲れている時には寝てしまいます。これは原気呼吸法で体がリラックスし疲れている時には自然に寝るので、気にする事は有りません。その後は通常の睡眠と違い気分爽快になっていると思います。
是非お試し下さい。
文章の”・・・・・な~。” ”・・・・な~。”の間は少し時間を置くとよいです。
1)目をつぶって、静かに仰向けに寝て下さい。足は少し開き、手は軽く開き、手の平を上にして下さい。自分がもっともリラックスする位置がよいですので、調節して下さい。呼吸は自然の呼吸をして下さい。ヨガのサバーシャナ(死体のポーズ)と同じですね。
数分そのままで寝ていますと、呼吸が落ち着きリラックスしてきます。そうしたら2)に行きます。
2)原気の信認
まず、原気呼吸法ではこの宇宙空間に原気が満ち溢れていることを認めることが前提となります。また、全ての物質は原子、中性子と微細化して行きますと最終的にはエネルギーの渦から成り立っていることを認めることが前提となります。11月30日にエネルギー(気)を記載していますので参照下さい。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”万物を微細化すると原子、中性子そして最終的にはエネルギー(気)の渦となり、この宇宙空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”
この”・・・いるな~”が重要です。また、”な~”と少し延ばすのが重要す。
これが無意識層に呼びかけるのです。けして、”・・・いる”ではないのです。
3)自分の分身の確認
自分の分身がおり、その分身は自分の体とは離れた空間におり、自分の体を眺めていると思います。この分身が自分の体を眺めるようにし自分の体を観照し、全てをその分身に託し、誘導を行うと無意識な誘導がし易いです。また、その分身が自分の体に起こる変化を観察するようにしますと、自分を冷静に、客観的に眺められます。この感覚は徐々に微細になり、自然界の色々な現象も観察できるようになります。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”自分の体の外側に自分の分身がいるな~。”
”その分身が自分の体を眺めているな~。”
場合によっては宇宙空間に寝ている貴方自身を感じる事があります。
3)皮膚と空間との微細な密着感
体の中から空間への気の放射、また、反対に空間から体の中への入射は皮膚を通して行なわれます。その為には皮膚と空間との微細な密着感が重要になります。この皮膚と空間との微細な密着感を作る為には、皮膚の表面を励起状況にし、エネルギーレベルを高める必要が有ります。
幼い時に、晴れた日に太陽がサンサンと降り注ぐ芝生や野原で、寝そべったり、遊び、気分爽快に成った経験が有ると思います。その時の情景を思いだして下さい。貴方の身体が体記憶として、身体の深層部にはその記憶が残っていると思います。その体記憶を思い出し、誘導に用います。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”自分は、芝生の上に寝そべっているな~”
”自分の身体に暖かい太陽の光がサンサンと降り注いでいるな~。”
”その太陽の光により皮膚の表面が暖かくなるな~。”
”自分の分身が皮膚の表面を眺めると、小さな無数のエネルギー(気)の渦があるな~。”
これを数秒間隔で数回繰り返して下さい。段々にリラックスしてくると思います。
4)気の放射
全身の皮膚の表面に有る小さな無数の渦の中心から宇宙空間に向かってエネルギー(気)が発散する誘導です。自分の分身が自分の体を眺めると、皮膚の表面に小さな無数のエネルギーの渦が有り、その中心からエネルギーの線が伸びて行く。その線が伸びて行く先を眺めますと宇宙の遥か彼方まで伸びていると云う感じです。あたかも自分の体全体がエネルギーの流れの線でハリネズミのようになっているような感じです。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”身体の全身の皮膚の表面の小さな無数の渦の中心からエネルギー(気)が出で行くな~。”
”そのエネルギー(気)の流れは段々長くなり、宇宙の遥か彼方まで延びているな~。”
”体の前面、裏面、左右の側面の全身の皮膚の表面からエネルギーが出て行いくな~。”
これを10秒ほどの間隔で数回ほど繰り返して下さい。この回数は全体の時間を考えて調節頂ければと思います。
5)全身からの放射の確認
次に身体の各部分からの放射を確認します。複合原気呼吸法では息をゆっくりと吐きながら、この誘導を行います。途中で息苦しくなりましたら、息を吸い、息継ぎをして下さい。無理に最後まで一息で行なうことはしないで、ごく自然に息継ぎをして下さい。また、エネルギー(気)の移動はスーと云う感じで行って下さい。
ここでは頭の部分からエネルギーを出さないで下さい。両耳の位置から下です。
息を先ずいっぱいに吸ってください。そしてゆっくりと、息を吐き出します。
”両耳より下の鼻の部分全体を丸く包むエネルギー(気)の輪が有るな~。”
”そのエネルギー(気)の輪から宇宙空間に向かってエネルギー(気)が出て行くな~。
と思って下さい。
次に、
”首の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”胸の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”腰の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手両足の付け根の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪が分かれるな~。”
”両手両足の付け根の四箇所の部分のそのエネルギー(気)の輪からエネルギー(気)が出て行くな。~”
と思って下さい。
次に、
”両手の肘・両足の膝の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手の手首・両足の足首の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、最後の場所ですが
”両手・両足の先端の四箇所の部分にそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。””
と思って下さい。
次に、全身の皮膚の表面からの放射を再確認します。
”両耳の下から手足の先端までの身体全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~”
”宇宙の遥か彼方まで伸びるエネルギー(気)の流れがあるな~”
”身体の中の老廃物が溶け皮膚の表面から出て行くな~。
と思って下さい。
次に10秒ぐらい間隔を空けて再度
”両耳の下から手足の先端までの身体全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~”
”宇宙の遥か彼方まで伸びるエネルギー(気)の流れがあるな~”
”身体の中の老廃物が溶け皮膚の表面から出て行くな~。
と思って下さい。
6)気の入射
放射が終りましたら今度は気の流れを180度逆転し、宇宙空間の遥か彼方から、宇宙のエネルギー(気)を自分の体の全身の皮膚表面に入射する誘導を行います。
次の言葉を頭の中で思って下さい。
”今、全身の皮膚の表面から出ているエネルギー(気)の流れを180度逆転して下さいい。”
”自分の全身の皮膚の表面に向かって宇宙の遥か彼方からエネルギー(気)が入ってくるな~。”
”体の前面、裏面、左右の側面の全身の皮膚の表面に向かってエネルギー(気)が入ってくるな~。”
これを10秒ほどの間隔で数回ほど繰り返して下さい。
7)全身への入射の確認
次に身体の各部分への入射を確認します。複合原気呼吸法では息をゆっくりと吸いながら、この誘導を行います。途中で息苦しくなりましたら、息を吐き、息継ぎをして下さい。無理に最後まで一息で行なうことはしないで、ごく自然に息継ぎをして下さい。また、エネルギー(気)の移動はスーと云う感じで行って下さい。
ここでは頭の部分へエネルギー(気)を入れないで下さい。両耳の位置から下までです。
息を先ず全て吐き出してください。そしてゆっくりと、息を吸います。
”手足の先端の4箇所の部分全体を丸く包むエネルギー(気)の輪が有るな~。”
”手足の先端の4箇所の部分のエネルギー(気)の輪に宇宙の遥か彼方から入って来るエネルギーの流れがあるな~”
と思って下さい。
次に、
”両手の手首・両足の足首の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両腕の肘・両足の膝の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両手両足の付け根の四箇所の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”四箇所のエネルギー(気)の輪が腰の部分で一箇所になるな~。”
”腰の部分のエネルギー(気)の輪に宇宙の遥か彼方から入って来るエネルギーの流れがあるな~”
と思って下さい。
次に、
”胸の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”首の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
次に、
”両耳より下の鼻の部分へそのエネルギー(気)の輪がスーと移動するな~。”
と思って下さい。
絶対に頭の部分には入れないで下さい。
次に、数秒間隔を空けて、再度入射の確認を行います。
”宇宙の遥か彼方から両耳の位置より下の自分の全身の皮膚の表面に向かって前後左右から入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”そのエネルギーにより体の中の老廃物が溶かされるな~。”
”ドンドンと入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”両耳の位置から足の先まで、体の表面、裏面、左右の側面の、全身の皮膚の表面に向かって入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
と思って下さい。
次に、数秒間隔を空けて再度
”宇宙の遥か彼方から両耳の位置より下の自分の全身の皮膚の表面に向かって前後左右から入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”そのエネルギーにより身体の中の老廃物が溶かされるな~。”
”ドンドンと入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
”両耳の位置から足の先まで、体の表面、裏面、左右の側面の、全身の皮膚の表面に向かって入って来るエネルギーの流れがあるな~。”
と思って下さい。
8)サイクルと回数
4)と5)の放射、6)7)の入射、放射、入射、放射と5サイクル繰り返すのを基本としています。時間が無い時は放射、入射、放射の3サイクルでもよいです。
入射の後に放射に切り替えるには
”今、全身の皮膚の表面に入って来るエネルギーの流れを180度逆転して下さい。”
”自分の全身の皮膚の表面から宇宙の遥か彼方へエネルギーが出で行くな~。”
”全身の前面、裏面、左右の側面の皮膚の表面からエネルギーが出で行くな~。”
と思って下さい。
この後、7)全身の入射の確認に移ります。このサイクルの繰り返しです。
9)終了
呼吸法を止める時には放射の後に止めて下さい。そうすれば、身体からエネルギーを発散した状態が呼吸法を止めても持続しますので、リラックスした気分でその後も過ごせます。入射後に止めますと、原気呼吸法でエネルギーを体に入れ続けますで、身体がそれに耐えられず、異常反応が発生することが有ります。初めは、呼吸法が上手く出来ないので、大丈夫ですが、出来るようになると危険です。その様な時は即、放射を行って下さい。
8)目覚め
最後に目を開ける時ですが、最後の放射の後に、静かに目を開けて、手、足の先を軽く、ゆっくりと、ゆすります。溶けて皮膚の表面に溜まっています老廃物を軽く、ゆっくりと、手足をゆすることにより発散します。
この複合原気呼吸法を行った後は、多分リラックスし、気分爽快になっていると思います。初めはエネルギーの流れなど感じ取れず、誘導の反応が分からないと思いますが、原気呼吸法を行う前に比べ、リラックスし、気分が爽快になっているのなら、自分では感じられませんが、身体は反応しているのです。後は、繰り返し、実践することにより、無意識に複合原気呼吸法が出来るようになり、徐々に微細な感覚が育ち、身体の色々な反応が分かるようになります。
原気呼吸法を行っていますと途中で寝てしまうことがあります。山手さんの実習会でも大勢の方が鼾をかいていました。特に体が疲れている時には寝てしまいます。これは原気呼吸法で体がリラックスし疲れている時には自然に寝るので、気にする事は有りません。その後は通常の睡眠と違い気分爽快になっていると思います。
是非お試し下さい。