梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

日常生活での原気呼吸法の利用(5)手足の末端や皮膚の活性化

2008年01月16日 | 呼吸法
 人は他の動物と異なり、脳が多くのエネルギーを消費しています。その結果として、脳に多くの代謝毒や老廃物が発生します。その老廃物は睡眠時に脳から溶け出し体内に流れ出し、皮膚表面から発散したり、体の下部に流れ、手足の末端から発散します。しかし、体には老廃物の流れが悪い場所があり、そこに老廃物が溜まり易いです。そうするとその溜まった部分の近くにある器官に影響を与え、色々な病状を引き起こします。原気呼吸法ではエネルギー(気)の誘導を行うことにより、体内に溜まった老廃物を体の外に発散させる効果が有ります。
 手足の末端や皮膚表面に老廃物が溜まっていて、そこのエネルギー(気)の通りが悪いと老廃物を効率よく体外に発散させることが出来ません。その様な時に原気呼吸法を行ないますと手足の先端が詰まった感じがする時があります。1月11日日常生活での原気呼吸法の利用(1)手足や体全体をゆすりながらの発散で書きましたが、手足の先端や皮膚表面の活性化が重要になります。
 手足の先端の老廃物を発散させるには手足の先端部分を自分の分身が眺めるようにして誘導を行ないます。頭の中で自分の分身が自分の体の外側に居るなと思います。そしてその分身が手足の先端を只眺めるように頭の中で思うのです。

 ”自分の分身が自分の体の外側に居り、自分の体を眺めているな~。”
 ”自分の分身が自分の体を眺めると皮膚の表面からエネルギー(気)が出て行くな~。”


と思って下さい。自分の全身が思い浮かぶと思います。
次に発散を行ないます。

 ”手足の先端四箇所の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~。”


と思って下さい。手足の先端四箇所の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くようすが思い浮かぶと思います。
これを繰り返し思って下さい。
次にエネルギー(気)の流れを180度逆転して入射を行ないます。

  ”体の前後左右の宇宙空間からエネルギー(気)が手足の先端四箇所の皮膚の表面に入ってくるな~。”

と思って下さい。これを少しの時間繰り返し思います。手足の先端四箇所の皮膚の表面に前後左右からエネルギー(気)が入って来るようすが思い浮かぶと思います。
 次に再度発散を行ないます。この発散、入射を繰り返して下さい。
 この放射時に原気呼吸法と一緒に手足を軽くゆすると老廃物の発散効率が上がります。

 この誘導方法の言葉の中で記載しています、
  ”・・・・な~。”
の語尾があなた任せの、無意識な誘導を行う為に重要な言葉です。
 皮膚表面の活性化ですが、風呂に入った時にシャワーを皮膚表面に掛けると水の陰イオンが働き、皮膚に溜まっている老廃物を発散させる効果があります。この時に痛い、痺れる感じ等他の箇所と違う違和感が有る場所には自分では気が付きませんが老廃物が溜まって居ます。その様な場所は少し長い時間シャワーを掛けます。翌日はそのような違和感が消えているかも知れません。また、場所が変わっているかも知れません。その場所の変化を捉える事も老廃物の動きを掴むことになります。
 皮膚表面の原気呼吸法の誘導方法を記載します。

 ”自分の分身が自分の体の外側に居り、自分の体を眺めているな~。”
 ”自分の分身が自分の体を眺めると皮膚の表面からエネルギー(気)が出て行くな~。”



と思って下さい。自分の全身が思い浮かぶと思います。
次に放射を行ないます。

 ”全身の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~。”

と思って下さい。全身の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くようすが思い浮かぶと思います。
これを繰り返し思って下さい。
次にエネルギー(気)の流れを180度逆転して、入射を行ないます。

  ”体の前後左右の宇宙空間からエネルギー(気)が全身の皮膚の表面に入ってくるな~。”

と思って下さい。これを少しの時間繰り返し思います。全身の皮膚の表面に前後左右からエネルギー(気)が入って来るようすが思い浮かぶと思います。
 次に再度発散を行ないます。この発散、入射を繰り返して下さい。最後は放射で止めて下さい。そうしますと発散の状態がその後も継続し、リラックスした気分が持続します。
 この放射時に原気呼吸法と一緒に体全体を軽くゆすると老廃物の発散効率が上がります。

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