梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

人と気(エネルギー)

2007年08月23日 | 呼吸法
 8月20日脳と老廃物8月22日老廃物の発散について記載しましたが、人と気(エネルギー)について記載したいと思います。気は物質を構成する微粒子より小さな最小の単位でエネルギーの渦と思われます。このエネルギーの渦は全ての物質を構成するものですので、そのエネルギー間では共鳴現象などにより相互に影響し合っているのではと思われます。花や動物と気が通じるのはこの現象と思われます。
 オーラを発散している人、その人の前に行くと自分の気分が爽快になる人、究極はキリストのように体内に巨大な気を蓄積しており、無意識に発散する気で、傍にいる病人が持っている老廃物を一気に発散させ病気を治すなど、これらの人々は体内に蓄積されている気のレベルが高い人です。また、自然界の動植物と気の交流をする人など気に関する話は色々と有ります。人それぞれ自分の体内には気を持っています。しかし、その気は周りの環境や自分の気の吸収、放出により、時々刻々変化します。集中して何かを行いますとその為に多くの気を発散します。それにより体内の気のレベルが一定レベル以下に低下すると自分の気が外界に与える影響も減少します。よく、疲れ気力がなくなると云いますが、それがそうです。また、気を体内に多く蓄積する為には気を電流と考え、老廃物を抵抗と考えると分かり易いですが、老廃物が身体に充満すると気を多く蓄積しようと思っても、蓄積できません。自分の気のレベルを高めるには身体から抵抗物質である老廃物を発散させ、体をクリアーにしなければなりません。
 この身体を積極的にクリアーにする手法が色々な行法です。特に呼吸法、ヨガ、中国の仙道、太極拳など古来から用いられています。しかし、呼吸法の恐ろしいのは、脳に溜まっている老廃物を溶かし易くする事です。原気呼吸では身体の老廃物を発散させる事を中心に行いますので、会得すればその時の対応も可能と思います。禅僧が掃除をしたり、托鉢をするのは座禅をしていますと脳の老廃物を溶かし易くします。その溶かされ体内に蓄積した老廃物を発散する為に身体を動かす運動を行法の一環として取り入れているのです。原気呼吸法でも、同じ様にヨガなどのストレッチ体操や散歩をするなど体を動かす事を同時に行う事がよいです。
 私達老人はよく、若い人達と一緒に、話していると自然に気分爽快に成ります。それは若い人の気のレベルが私達老人より高いので、気が自然に自分の身体に入って来るのです。逆に、私が30歳中頃にヨガ道場でヨガを教えていた時、色々な病気の人達が医者では治らず、最後のよりどころとして訪ねて来ました。特に重病で気のレベルが低い人を教えた後は、無意識に自分の気を与えるので、自分の気のレベルが急激に低下し、身体が非常に疲れたようになります。また、激しい仕事などをした時は異状に気を発散しています。こんな時も終った後は非常に疲れた感じを持つ事が有ります。このような経験をお持ちの方も多いと思います。このような時には如何にして発散した気を元に戻すか気の吸収方法を自分で会得しておく事が必須です。原気呼吸などを数人で行いますと逆にその時に各個人の気のレベルが上がり、相互に気の共鳴現象が起こり、それにより気のレベルが益々上がり、終った後は一人で行って入る時より気分が爽快になります。
 自然界からも気を吸収できます。木々の生い茂った山や森林、高原、湖、海など広々とした空間、渓流や滝の傍に行きますと自然と気分爽快になり、リラックスします。これも空間に有る気が自然に体内に入って来て気のレベルが上がるからです。このような場所は何時も生活している空間より気のレベルが高いので、それに自分の身体が共鳴するのです。気のレベルが高い場所は神社です。神社の参道には杉が植えられていますが、杉は気を発散しています。自然界で長寿の木は杉が多いです。杉のある参道に入りますと独特な冷気を感じますが気のレベルが高いのです。
 リラックスし、全てを自然に任せる事は重要です。私はそれを自然の神に自分を委ねる事と思っています。神が今日死ねと云うのならそれでよいのです。全てを神に託す、多分それが空の世界かなと思います。そうすると自分の身体が要求している事を自然に無意識に身体が行うようになります。特に動植物にとり最も大切な事は自分の生命を維持することです。自然に自動的に自分の身体の悪い部分を治すように働きます。この力は強大です。
 
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