梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

スイスの旅(8)

2007年07月17日 | 
 6日目の7月3日。朝起きると、快晴である。ラッキー。ホテルのベランダから朝焼けの雪山が見える。この奥にアイガーが有る。

 朝食後登山電車に乗りユングフラウヨッホ観光に向かう。グリンデルワルト1034mから登山電車でクライネシャイデック2061mまで行きますが、途中でアイガーが見え出しました。


そこで電車の乗り換えです。ここからはアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々が見えます。
 
 アイガー

 メンヒ

 ユングフラウ
 クライネシャイデックで登山電車を乗り換えると、電車は急な勾配をどんどん登って行きます。直ぐにクライネシャイデック駅も遥か下に見え、視界もよくなりました。すぐ傍に氷河も見えます。








 アイガーグレッチャー駅2320mを通過すると電車はトンネルに入ります。このトンネルはアイガーとメンヒの中に掘られた物で、クライネシャイデックの向こう側のユングフラウヨッホ駅に着きます。途中単線ですのですれ違う為に2箇所のすれ違う為の駅があり、登りの場合は5分間停車します。そこには断崖に窓が空けられており、外を見ることが出来ます。アイガーヴァント駅2865mはアイガーの壁と云う意味です。山の向こう側の次の停車駅アイスメーア駅3160mでは風景が一変し氷の世界です。


アイガーヴァント駅

アイスメーア駅
 ユングフラウヨッホ駅3454m(Top of Europe)に着き、エレベータでアイスパレスに行き、氷のトンネルの殿堂を見、その後、トンネルを進むと小さな雪原に出ます。目の前にそびえるピラミッドのような山はメンヒです。また、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河を見ることが出来ます。

 トンネルを歩きエレベータに乗るとスフィンクス展望台3571mに着きます。今日は晴れていますので、360度の景色を観ることが出来ました。







 登山電車でユングフラウヨッホ駅に着き、スフィンクス展望台を見るまでの時間は1時間ほどですので、空気が希薄な3500mほどの所を早足で回る、老人には大変で、忙しい時間です。
 この後はユングフラウヨッホ駅から電車で一駅下り、アイガーグレッチャー駅からクライネシャイデック駅までのハイキングです。今まで良い天気でしたが、山はガスが掛かり出しました。2時間遅く、ホテルを出発したならば、360度の展望は出来なかったのではと思いました。山は朝早くから行動すべきですね。ユングフラウヨッホ駅で一人電車に乗り遅れた人がおり、添乗員が探しに行きましたので、私達は先にアイガーグレッチャー駅に行き、そこで、彼らが来るのを待っていました。全員揃った所で、ハイキングの開始です。一面お花畑のなかのハイキングです。歩いている内に横殴りの風邪が段々に強くなり、歩くのが辛くなりました。山も曇り出しました。1時間半ほどのハイキングですがクライネシャイデック駅に着いた時には強い風邪で身体が少し冷えた感じがしました。










   アイガー北壁





 昼食はクライネシャイデック駅のレストランですが添乗員の話では直ぐに食事が出るようなレストランと云う事でしたが、今は日本人のお客が多く、食べる所もこのレストランしかないようで、日本人は表に作ったテントの中での食事でした。風邪がテントの中に入り、やっと一人が座れるほどのスペースの所でギュウギュウ詰めで、水も無く、自分が持っていった水を飲む事になりました。当然食事も不味いです。ただ、家畜に食べさせるような雰囲気の、雑然としたレストランでした。食事の時間は遅くなりますが、グリンデルワルトに戻り、ゆっくりと食事をした方がよかったと思いました。

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