茶の登場である
何というだらけた態度である。お前には緊張感と言うものが無いのか。「ギャー」と挨拶はするのだがな。
道路側から
たぶん奥壁から
たぶん開口部から 石で仕切られている広い方が当然の様に死床の方なのだろうが・・狭い方は副葬品を置いたかな。
この状態から三日後である。去年より花が小さい。
それでもこうして咲いてくれるのは有難い。我輩が知っている範囲では20年が経っている。
母が植えたのだが、父が肥料のやり方を間違えて一時期は危なかったとのことだった。
最近は黒星病の葉を取るなどして、細い幹ではあるけれども間を開けてやると葉を沢山つけるようにもなった。花が終って手を入れなければならないな。
ガラス戸を開けて庭に出ると・・開ける音を聞いて出てくるのがこの黒猫のタンゴである。
隣の家に箱が積まれているのだが・・その箱に小さな布団を置いてやっているので、そこを寝床にしているようだ。
飼われているかどうか、そこまで判らないけれども。我輩の方を覗き込んでいるのである。
感心するのだが、よくもまあ落ちないものだと・・・はははは。
我輩を観察しながら横になっている。我輩を自分には害を与えない生き物だと察知しているのかもしれないな。
さりとて微妙な距離を保ちつつ寄って来たり、離れたりと・・面白いものだ。
我家の庭には猫が2匹も遊びに来るようになった。
玄室の形態が書かれていないのが残念ではあるが・・・この地域なら「鬼の岩屋式」だったのだろうか?
どうしても説明文がこの現状の形態に合致していないのだがな。線状に敷かれた石は何を表しているのか・・
検出された当時の写真でも載せていれば確認出来るものと思うのだがな・・
それでも消滅させずに移築保存されたことは感謝であろう。
少しの食事を終えたところで隅っこに・・・茶が戻って来たのである 黒猫のタンゴは微妙な距離を保っているのだが、茶はそうではない。もう馴れ馴れしいし、大胆だからな 「ギャー」 へいへい。
少しは食べ物を
右で噛むな 左は使いにくそうだぞ
黒を睨んでいる おいおい、仲良くしろとは言わないが、けんかはするな 背中を持ち上げているので・・臨戦態勢に入っている 「こら やめんか」
この子は茶のようにはいかない。付かず離れずで、微妙な距離を保っている。
やはりなにか食べさせてやらねばな
えっ、左後ろ足の腿の付け根の部分 毛がえぐられているぞ 血痕は見当たらないから毛だけをやられたのかな
足を引きずっている様子もないから大したことはないようだな 少しの飯でも食って早く治るようにな 見ている方が痛々しいぞ