屋形古墳群(福岡県)
原古墳のこと 位置 当該ブログの記事は平成23年(2011)10月18日から24日までである。
珍敷塚、鳥船の壁画と同じものが描かれている装飾古墳である。この三者とも同系列の首長であろう。原と書いて「「はる」と読ませる。九州はこの読み方になっている。賢明なる読者諸氏であれば「西都原」と書いて「さいとばる」と読むことを知っている。ここは歴史博物館に頼めば立ち合いの上で見学できるかもしれないな。どうせなら一篇にお願いしたほうがいいぞ。
鳥船塚のこと 位置 当該ブログの記事は平成23年(2011)10月25日から29日までである
封土が無く奥壁しか残っていない。珍敷塚もそうであり、似たような絵が描かれてある。同じ部族の首長の系列になるのかもしれないな。死への旅立ちに際し、この二基の古墳の埋葬者とも考え方が同じであるということだ。
珍敷塚のこと 位置 当該ブログの記事は平成23年(2011)10月17日である。
残念だが自由に出入りは出来ない。歴史資料館に行きその旨を申し出て見学となる。また、春と秋の年二回の筑後川流域古墳公開時に見学できる時もある。装飾が施された奥壁しか残ってはいないが見る価値は十二分にある。この地域一帯はご存じの様に装飾古墳の宝庫ではあるが珍敷塚を含む屋形古墳群以外は幾何学模様である。
これらをひっくるめて屋形古墳群と言う。封土が殆どない古墳ではあるが装飾古墳であるために厳重に管理されている。
平成22年(2010)11月6日から8日までの記事にはパンフレットからの写真を載せている。