
1月11日午後12:15からKBCテレビをたまたま見た。おっ、懐かしい風景だ。そう、母と一緒に昨年の晩春に行った湯平だ。街中の湯が小奇麗になっていた。すこしひなびた建物が温泉情緒を醸し出していたのだが、それはもう見ることが出来ないのである。残念といえば残念だが時の流れには逆らえまい。
「ふみちゃん食堂」の暖簾が横を掠めて行くのを見ると妙に懐かしさが込み上げて来る。我々のような凡人が尋ねていっても見せてくれることが無いようなものをテレビでは平気で見せてくれる。そこには湯平が頑張っている姿を垣間見ることができて嬉しいのである。ただ、レポーターの女の子が、あの石畳をヒールの高いブーツで歩いているのだ。後ろから見ると足元が定まらずよろよろとしている。気取らずに靴くらい履き替えろよと思ってしまった。母を連れてゆくときなどはこのようなところだから靴は平べったい方が歩きやすいとアドバイスしたものだ。
もう母はあの坂道に耐えられないので行くことは能わぬが、夫婦で行こうと思った。