かへる 東の国探訪記

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こういう団体戦がいいと思う

2016-02-17 22:04:37 | フィギュアスケート
ソチ五輪にはフィギュアスケートの団体戦なるものが実施された。
どういう意図で始められたのかは定かではないが、色々と問題があるな、というのが正直な感想だ。

まず、個人戦の前に行うというのがまずいと思う。
連続で出場する選手の負担になるのではないだろうか。
(もっともそうならないのがトップ選手だと言われれば、確かにそうなのだが)

団体戦と聞いたときに、わたしは隔年で開催されている国別選手権を思い浮かべたが、
ソチの団体戦は雰囲気が全然違っていたように思う。
かぶり物禁止がいけないんじゃないだろうか(それは違うか)

どうせなら五輪には団体戦よりもシンクロがいいと思っているのだが、
参加人数が極端に増えてしまうので実現は難しそうだ。

現在ノルウェーのリレハンメルで行われているユース五輪のフィギュアスケート競技にも団体戦がある。
この団体戦は、ソチの団体戦とも、国別選手権とも違う。
すべての個人戦が終わった後で、任意に選んだ選手(組)で即席チームを結成し、
8チームで競うという方式である。
任意と書いたが、例えばチーム1は男子○位、女子△位、ペア▲位、ダンス□位のように、
事前に決めておいて、そこに結果を当てはめるというやり方である。

団体戦は、前回のユース五輪(ちなみに墺国のインスブルックで開催)でもあったのだが、
この時は各種目の上位8名(組)をランダムに組み合わせたチームだった。
今回は、必ずしも上位選手ばかりではなく、中位や下位の選手にも参加のチャンスがあることが違う。
また、前回は単にチーム1、チーム2のような味気ないチーム名だったが、
今回はチームホープ、チームモチベーションなどのような、やる気の出そうなチーム名が付いている。
この方式はなかなか良いのではないかと思う。
個人戦が終わって間に3日置くのも、フリーだけで競うのも、選手の負担軽減になるのではないかと思う。