ここから先は、イタリア・スペイン・フランス絵画の展示となる。
色遣いや構図や、何よりも題材が、いかにもイタリアという感じを与える。
神話や宗教がかった絵が多いように思うが、所々王侯貴族の肖像画も混ざっている。
そして、先ほどの北ゲルマンの展示室と違い、ここラテン系の展示室にあるソファの色は淡色である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0d/b6407547ac593e2d8d4b030e1c264677.jpg)
これは、ギリシャかローマ神話に題材をとった作品と思われる。
上に乗っているのは、服装やその勇ましさから、戦いの女神アテナ(ミネルヴァ)だろうか。
わたしはギリシャ神話に一時期凝ったことがあるが、
その中でいちばん好きな神様がアテナなのである。
(追記)実はこの絵は堕天使をやっつける大天使ミカエルなんだそうだ。
自分の無知ぶりを改めて認識する![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/00/f7a830cad9418f8f82a1ed14482e0fae.jpg)
この横に長い絵は、シェーンブルン宮殿を描いたものである。
ドイツ人か墺国人の画家の作品かと思っていたら、18世紀のイタリア絵画だった。
上の絵は、庭園側から見たシェーンブルン宮殿、
下の絵は、中庭(というか正面玄関)側から見たシェーンブルン宮殿である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/15/07d30953fa7f15af9f0d100c3cf2affa.jpg)
この絵は、王室のご子息のどなたかを描いたものである。
まだ幼児とも言える年齢だというのに、このように長い時間ポーズをとるのは大変な苦労だと思うが、
それを表情に出さないのは育ちとしつけの良さである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bd/edb2fab221fd56dc4cf177a3dd602fa4.jpg)
これも、皇后か皇女さまのいずれかであろう、と思いながら良く見たら、
テレジア様の末娘マリア・アントニア(後のフランス王妃マリー・アントワネット)だった。
マリーは贅沢好きなどと描写されることが多いが、
実際は墺国時代に厳しくしつけられ、質素で礼儀正しかったという。
嫁入りした際の持ち物や衣類の質素さに、フランス王室が驚いたという話だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/10/e3d3b677ab2bfa7e91eeeba1da5bf317.jpg)
シェーンブルン宮殿を描いた絵の右には、このような女性の肖像画がある。
これは、喪服姿のテレジア様である。
最愛の夫フランツを失った後は、自身が亡くなるまでずっと喪服で通したということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/3a/ef21f71b1f7c7b2f38129563345e1634.jpg)
これは、ヤン・ブリューゲル(ペーテルの次男)の描いた『花』である。
彼は、このような花瓶に活けられた花の絵を何枚も残している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/33/d1f841828adde5c93c3879e6cd8ce14a.jpg)
色遣いや構図や、何よりも題材が、いかにもイタリアという感じを与える。
神話や宗教がかった絵が多いように思うが、所々王侯貴族の肖像画も混ざっている。
そして、先ほどの北ゲルマンの展示室と違い、ここラテン系の展示室にあるソファの色は淡色である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0d/b6407547ac593e2d8d4b030e1c264677.jpg)
これは、ギリシャかローマ神話に題材をとった作品と思われる。
上に乗っているのは、服装やその勇ましさから、戦いの女神アテナ(ミネルヴァ)だろうか。
わたしはギリシャ神話に一時期凝ったことがあるが、
その中でいちばん好きな神様がアテナなのである。
(追記)実はこの絵は堕天使をやっつける大天使ミカエルなんだそうだ。
自分の無知ぶりを改めて認識する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/00/f7a830cad9418f8f82a1ed14482e0fae.jpg)
この横に長い絵は、シェーンブルン宮殿を描いたものである。
ドイツ人か墺国人の画家の作品かと思っていたら、18世紀のイタリア絵画だった。
上の絵は、庭園側から見たシェーンブルン宮殿、
下の絵は、中庭(というか正面玄関)側から見たシェーンブルン宮殿である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/15/07d30953fa7f15af9f0d100c3cf2affa.jpg)
この絵は、王室のご子息のどなたかを描いたものである。
まだ幼児とも言える年齢だというのに、このように長い時間ポーズをとるのは大変な苦労だと思うが、
それを表情に出さないのは育ちとしつけの良さである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bd/edb2fab221fd56dc4cf177a3dd602fa4.jpg)
これも、皇后か皇女さまのいずれかであろう、と思いながら良く見たら、
テレジア様の末娘マリア・アントニア(後のフランス王妃マリー・アントワネット)だった。
マリーは贅沢好きなどと描写されることが多いが、
実際は墺国時代に厳しくしつけられ、質素で礼儀正しかったという。
嫁入りした際の持ち物や衣類の質素さに、フランス王室が驚いたという話だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/10/e3d3b677ab2bfa7e91eeeba1da5bf317.jpg)
シェーンブルン宮殿を描いた絵の右には、このような女性の肖像画がある。
これは、喪服姿のテレジア様である。
最愛の夫フランツを失った後は、自身が亡くなるまでずっと喪服で通したということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/3a/ef21f71b1f7c7b2f38129563345e1634.jpg)
これは、ヤン・ブリューゲル(ペーテルの次男)の描いた『花』である。
彼は、このような花瓶に活けられた花の絵を何枚も残している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/33/d1f841828adde5c93c3879e6cd8ce14a.jpg)