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「股関節重心」と「お灸セルフケア」でコリ・痛みの無い身体に

コリと痛みの無い身体へと自身の身体を変えていくプロセスの記録とお灸セルフケアについて

経絡と蔵象〜鍼灸師の思う科学的とは〜

2017-07-25 17:38:18 | 鍼灸理論・東洋医学
鍼灸の科学化とはいかなることか?

ある高名な鍼灸師の先生から、鍼灸も東洋医学一辺倒では無しに、西洋医学の視点をも併せ持たねばならない。そうでなければ、現代の医者や患者に受け入れて貰えない。ある病気を鍼灸治療するのに、東洋医学の理屈だけで治療するのでは無しに、西洋医学の視点でまずその病気を理解して、その上で東洋医学としての根拠を持っての治療でなければならない。という話をうかがった。

具体的には、例えば、パーキンソン病の鍼灸治療をするのに、いきなり東洋医学的な診断治療を行う、例えば、パーキンソン病特有の安静時震戦を、震えは内風であるから原因として肝の化火が考えられるから、肝の原穴、募穴、兪穴への瀉法の鍼を行うことをするのでは無しに、まずは、西洋医学的にパーキンソン病の原因はドーパミンの不足であり、それは脳の問題であるということから東洋医学的に、脳は髄海であり腎に養われているものであるから、腎精が不足しているから、腎の原穴、募穴、兪穴への治療を行っていけば良い。そうすれば、医者も納得するし、患者も納得する。ということと捉えた。

しかしながら……果たして、そんなことで医者も患者も納得するのだろうか?と……改めて説きたい。

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