
「刀術の勝負とは、終には刀を振り上げ振り下ろすのみ」(宮本武蔵だったか千葉周作だったか?)
書道を始めて、早いもので来春には3年が経つ。現在の師の出会いは、当初は患者とリハビリの先生であったが、日展の招待券をいただいて師の作品を拝見し、その筆の冴に書道への憧れの気持ちが芽生えての、小学生以来の書道の学びの開始が一昨年の春であった。
それ以来、毎回の書道教室で、師の達人技レベルの書の技を、実際にお手本を書くという形でも見せていただいての、毎回毎回の「凄いなあ!」との感動とともにの、3年近くの書道修業の日々であった。
にもかかわらず、なかなかに上達しがたく、何度も「これが限界!?」「書道に向いていないのか ?」との思いと共にのであった。
それがようやくに、「あーこう書けばいいのか !?」 と近頃、思えてきている。
そのように思えるようになると、これまで書くこと自体が難しかったものが、スラスラとかけるようになってきている。
要するに、何事も同じなのだ!と技のイメージを持っての努力の大事性が痛感されている。
いずれは自身も芸術レベルの書をと思う。