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「股関節重心」と「お灸セルフケア」でコリ・痛みの無い身体に

コリと痛みの無い身体へと自身の身体を変えていくプロセスの記録とお灸セルフケアについて

昨日の鍼灸実技〜顔面、頭部への鍼灸〜

2015-12-17 17:04:48 | 鍼灸術・手技療法術
 昨日の鍼灸実技、顔面、頭部への施術。

 「上星」(督脈)
 部位:頭部、正中線上、前髪際の後方1寸。

 手技:横刺、上方へ2cm程度。

 効能:頭痛、鼻づまり、眼精疲労

 「太陽」(奇穴)
 部位:顔面部、眉毛のが異端と外眼角との中央から後方1寸の陥凹部。

 手技:直刺、5mm程度、5mm以下でも響き感覚があればそれで止める。
   (血管が豊富な部位なので、出血に注意。十分な前後柔法、目に見える血管は避ける。)

 効能:偏頭痛、眼疾患、歯痛、顔面神経麻痺

 「印堂」(奇穴)
 部位:顔面部、正中線上、眉間中央陥凹部。

 手技:横刺、下方へ5mm程度

 効能:鼻づまり、うつ病

 「百会」(督脈)
 部位:頭部、正中線上、前髪際後方5寸

 手技:透熱灸(半米粒大)

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 昨夜の鍼灸実技、頭部、顔面部への鍼灸。イメージ的に恐さのある部位への施術。

 実際に、施術してもらうと、鍼、灸ともに強い痛み熱さは感じず、にもかかわらず効いた感があり、嫌なものでも恐いものでもなかった。

 鍼灸に対する恐怖心にも二つあり、一つは実際に痛かったり熱かったりする部位への手技、もう一つは、心理的な恐さのある部位への手技、頭部、顔面部は後者であると思える。

 それゆえ、施術してみれば痛くも熱くも無いからといって、鍼灸師は、素人、未経験者の怖さ、違和感を無視してはならないと思う。

 実際、自身の施術前の思いは、例えば、「印堂」への鍼と聞くと「大丈夫なのか?武道では眉間は急所であり、場合によっては生命を奪うこともあると教わるはず!」というものであったのだから・・・・・・。

 
 

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