東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

へそ灸、30番金鍼、温泉

2015-06-21 06:00:00 | 日記
 授業で教わった「へそ灸」を自身と神経痛持ちの父に行った。濡らした脱脂綿の上に温灸用艾を置いて、火をつけ、半分くらい燃えたところで紙コップを被せるというもの。言ってみれば巨大な八分灸状態。

じんわりと柔らかく芯から身体が温まる感覚、灸はそもそも補法であるということ、こういう感覚なのかと感情レベルで納得出来る。

 先日の「はりきゅう理論」の小テストの問題で、灸による寫法として「燃えた後の灰を取り除いて灸をする。」というのが正解というのがあったが、米粒大の艾柱による透熱灸の刺す様な感覚は、へそ灸のじんわり温まる感覚を補法とすると、ある意味対照的な正反対の感覚であるから、これを灸による寫法とするのも納得出来ないでは無い。

 肩への鍼が劇的に効いたので、生活過程がそれなりに整っている現在ならばもしかして?との思いから、腰の古傷への鍼治療を始めた。昔から金鍼は効果が高いとされているがそれを実感できたらとの思いもあって、折角なので金鍼とステンレス鍼との効果の比較という形で実験として行ってみようかと思う。

 職場近くの温泉施設のシステムが変わって、月額数千円で入り放題となった。この機会に、温泉の治療効果の実験をと考えている。

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