続けて三例の治療に失敗?した。病には治療すべきでないものがある。あるいは、治療すべき時がある、ということ痛感する。
先日、知人の紹介で三人に対して、指圧、鍼灸、吸玉の治療行なった。
治療自体は、それほどに間違ったとは思えないのだが、結果に於いて、現象的には、返って悪くなった、ということになってしまった。
理由は、三人三様であるが、共通するのは、もともと悪くて古傷的なものがあるが、現在は、落ち着いている、それほど気になる症状が無い、ということである。
結果として、一言でいえば、寝た子を起こす、ということになってしまった。
本当は悪いけど今は気になる症状は無い、ということであれば、症状が出たら治療しましょうと、逃げるべきであったと思う。
これは、要するに、病には、治療すべきでないもの、時がある、ということである。
もちろん、慢性病の構造をしっかりと説いて、でも良いのだが......。