東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

鍼灸の効果の差異について〜自然との乖離の問題〜

2020-06-29 08:57:00 | 覚え書(2)
癌等のいくつかの病があって治療をしている=大量に薬を飲んでいる方への鍼灸の施術行なった。なかなかに効果が出ない。身体が自然から乖離するほどに鍼灸の効果は薄いのでは?と思える。例えば、ブロック注射を受けている場合も。そう考えると、昔々は、鍼灸の効果は現在よりも、きっと大きなものがあったのでは?と思える。 . . . 本文を読む

ストレッチ ジーンズに思うこと〜どこまでほぐすべきか?〜

2020-06-29 08:35:00 | 覚え書(2)
どこまでほぐすかの自身のイメージ。伸縮性のあるポリウレタンを僅かに使ったストレッチジーンズというものがある。見た目は通常の綿100%のものと変わらないのだが、通常のジーンズがほぼ伸縮性が無いのに比べて、僅かだと思われるが伸び縮みしてくれる。その僅かの伸び縮みが、履いて動くのに天と地ほどの違いを生んでくれる。本当に楽だと実感する。さて、本題の施術でどこまでほぐすか?ということ。自身では、昔々は、なる . . . 本文を読む

鍼の打ち方〜その二重性〜

2020-06-29 05:11:00 | 施術事例
昨日のKさんへの施術。症状に対しての施術(標治法)の二重性。覚え書。神経と経絡の二重性で鍼を打った。(灸でも良かったかもしれない、特に抹消、例えば指先)具体的には、居髎、環跳あたりの症状に対しての腎兪(大腿神経)、大腸兪(坐骨神経)と絶骨(胆経)、跗陽(膀胱経)胸部の症状に対しての経渠(肺経)とその症状の原因(神経支配として)と思われる頸部付け根へ、その部位に対しての経絡的アプローチ(小腸経)中衝 . . . 本文を読む