鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

ヘーゲルの大失敗に学ぶ東洋医学の学び〜形而上学としての東洋医学の姿は......〜

2020-03-17 18:22:00 | 覚え書(2)
 形而上学としての東洋医学の姿は歴史上、誰も見ていないのでは?と思える。 『全集第三巻』(南郷継正著 現代社)では、ヘーゲルの『精神現象学 序論』以降の学びの大失敗について説いていただいている。また、自然哲学(弁証法)、社会哲学(弁証法)、精神哲学(弁証法)をそれぞれに、かつ自然から社会、精神へとして(絶対精神の発展として?)究明してはじめて、哲学(一般?)、弁証法(一般、弁証学)の姿が浮上してく . . . 本文を読む

上肢挙上時痛への施術〜解剖の知識は対症療法を可能にする〜

2020-03-17 15:20:00 | 施術事例
 上肢挙上時痛を訴える患者への施術おこなった。解剖=対象の構造に分けいることの有効性、必要性実感した。 上肢挙上時の痛み、側方からの挙上時100度前後のみに痛みがあり、180度挙上してしまうと痛みは消失する。 いわゆるペインフルアークサイン(肩峰下を損傷した棘上筋腱が通過する時の痛み)と思われたので、上腕骨への棘上筋腱の付着部あたりを探り硬結部位があった。そこへの軽い指圧をおこない痛みの確認を . . . 本文を読む

「覚え書」について

2020-03-17 09:45:00 | 覚え書(2)
「覚え書」のカテゴリに分類しているものは、自身のアタマに浮かんで、それなりに思うことができるけれどもしっかりと思えない、思えるようで思えない、アタマに浮かぶ像をしっかりと止めて見ることができない、止めて見れたと思った瞬間に消えてしまう、変化してしまうものを、しっかりと止めて見るために書いたもの、ですので悪しからず。 . . . 本文を読む