ブルーモーメント                                               

チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

金の問題ではない【東京五輪】医師ら5000人超無償ボランティア確保の見通し立たず

2020-12-29 15:10:06 | ニュース

前記事:「来年の五輪開催は 最も大事な"フェアプレーの精神"を無視する形になる…組織委」
おまけなような記事になります。

<東京五輪>医師ら5000人を無償で確保できるの? コロナ延期前の計画変えず…医療界に困惑広がる
東京新聞 TOKYO web 2020年12月28日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76979

>東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は来夏、競技会場などに配置する医療従事者に対し、原則無償で活動してもらうことを明らかにした。
延期前も無償が前提だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、医療界には困惑の声が広がる。
総勢5000人超を集める計画は見通しが立たず、大会開催を揺るがしかねない状況だ。(原田遼)

◆「財政的なゆとりなく報酬出せない」
◆「感染して地元に広げるのが怖い」
◆研修など考えれば3月までに確保期限

 会場で医師は、選手のけがや観客の熱中症に対応する。観客用の医務室には会場の収容人数に応じ、「1万人以下で医師2人、看護師4人」などの基準がある。報酬を支払うのは各会場の責任者計約50人だけ。組織委は大学病院や医師会に依頼し、延期前までに協力を取り付けていた。

 しかしコロナ禍で状況は一変し、年の瀬が近づくにつれ、国内の新規感染者数は急増。21日には日本医師会(日医)などが「医療緊急事態宣言」を出す事態となった。

 東京都医師会は延期前、3会場への派遣を依頼され、必要となる医師(約50人)と看護師(約100人)を集めていたが、新井悟理事は「人手が足りない中、『無償で』となると反発されかねない。金額というより気持ちの問題だ」と困惑。「組織委から延期後に打診は来ていないが、人数ありきで頼まれると困る」と懸念する。

【東京五輪組織委】「コロナ禍&延期で予算は増やしますが、医療従事者に当初計画どおり無償ボランティアの依頼をします」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1608882700/
東京新聞 TOKYO web 2020年12月22日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/75995



金より気持ちの問題
いや、
コロナ第3波で医療が逼迫している状況で、人に命が掛かっている状況で
日本はおろか世界中が危機的状況の中で
五輪のような低次元なものに人員を割いている場合ではないですね。

五輪組織委のアスリート脳、筋肉脳ではその程度のことも解らないようです。

どうしてもやりたければ医療ボランティアなしの危険な状況で
選手も、観客も、スタッフも自己責任でやればいいだけの話です。
外国選手団は、どうしても参加したいのなら、自前で医療スタッフを連れてくればいいだけです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年の五輪開催は 最も大事な"フェアプレーの精神"を無視する形になる…組織委

2020-12-29 02:04:52 | ニュース

東京五輪、組織委内部にも悲観論…広がるコロナ、進まぬ代表選考、保てぬ公平性、厳しい世論
スポーツ報知 2020/12/25(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/36acfd28fa7eb1a46d949bcc9ddf0fc9ebb05409

>1年延期になった東京五輪・パラリンピック開催に向け、政府、東京都、組織委員会は、追加予算や新型コロナウイルス対策などを発表しているが、組織委の複数の理事らが、開催へ慎重論を訴えていることが24日、分かった。この理事らは世界中での新型コロナ感染拡大の状況を踏まえ、「五輪を開くには状況が悪すぎる。不安と心配の方が大きく、国民の賛同が得られない」と厳しい見方を示した。

 コロナ禍でも来夏の五輪開催準備が進む中、組織委内から慎重な意見が出てきた。ある理事は「このままでは五輪の最も大事なフェアプレーの精神を無視する形になってしまう」と指摘。コロナ禍で選手が練習できる国と、全くできない国の差が開いていることを危惧した。「選手がいくら努力しようとしても何もできない国もある。練習環境格差が生じてしまう。アンフェアーだ」と問題提起した。

 国際オリンピック委員会(IOC)によると、まだ五輪出場枠の43%が固まっていない。レスリング、ボクシング、体操、ハンドボールなど来春以降に五輪予選会が予定されているが、コロナが収束するかは不透明で、開催できるかも見通せない。別の理事も、3度の延期の末、中止が決まった来年2月の卓球世界選手権団体戦(韓国・釜山)を例に挙げ、「各競技の予選会も簡単にはできそうにないし、代表に決まっていても実戦を重ねられない状況だと、五輪でベストパフォーマンスは見せられない」と心配する。

 英国では感染力が高い新型コロナの変異種が広がっているとして、首都ロンドンなどで外出制限を導入した。感染が拡大している国など世界中から日本に来る観客にどう対応できるか、不安視する関係者もいる。「選手は競技が終了したらすぐに帰国することになるようだが、観客は五輪だけ見に来て終わりではないだろう。京都や北海道など観光地にも行く。マスクの強制もできないことを考えたら、迎える国民も対策を取るのは難しいのではないか」と話した。

 東京五輪について、国内では「中止」「延期」への意見が強い。ある理事は「選手のことを考えると(大会を)開いてほしいが、コロナ対策をこうすることで開催できるという説得力ある話がないから、国民の賛同が少ないと思う。日本も連日感染者が増えるばかりで抑える施策が見えてこない。このままでは中止にせざるを得ない状況になってもおかしくない」と最悪の事態も口にした。



最も大事なフェアプレーの精神が維持できないのなら東京五輪開催は無理ですね。
今年の中止(来年に延期)もそれが大きな理由です。

国内世論もいいですが
現実に五輪なんてものは欧米諸国中心に動いているので
公平性という観点から最も重要な北半球が冬に入れば

公平性という観点から最も重視される欧米での感染が拡大して選考も出来なければ
公平性という観点から最も重要な欧米諸国の選手の参加に支障をきたします。

「i石原慎太郎が言い出しっぺである東京五輪」反対派の私としては
公平性という観点から最も重要な欧米諸国で新型コロナの感染者と死者が増えて
東京五輪開催が出来なくなることを望んでます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする