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【再掲】貨幣価値:「あしながおじさん」に出てくる$35は今の**万円なのかしらね🐙

2024年05月31日 05時40分00秒 | 雑記帳

Mikurin or Miss Sallie McBride, isn't she ?

HKT48OG 田中美久主演短編映画「ママのふるさと」メイキング映像
https://youtu.be/3pj0oCGEmVc

 

2021-06-07 13:28:00

つらつらと、コロナくんと仲良しになった日本と世界、世はすべて事もなし。と、毎日のルーティン作業でアメリカの判例を読んでたりします。米英の生判決文読むのは英米法および英米の法哲学・法理学を生半可に理解して書かれたとしか思えない日本のリベラ派の偉い先生の論文を拝むのとは違って心安らかになる。その作業は、ボケーットしながら集中できる編み物と似てる、鴨。そう、アガサ・クリスティー先生のマープルさんの雰囲気。

憲法訴訟を巡る日米の貧困と豊饒☆「忠誠の誓い」合憲判決-リベラル派の妄想に常識の鉄槌

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ec85f638d02c32311e83d3bcb3b6e714

瓦解する天賦人権論-立憲主義の<脱構築>、あるいは、<言語ゲーム>としての立憲主義

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0c66f5166d705ebd3348bc5a3b9d3a79

英文読解 one パラ道場:英語教材として読む安倍談話(英文全文)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f169c76ce342703e5816dc9ce8b9e0f1

取り扱い注意❗ 混ぜるな危険? ❤アメリカ合衆国憲法❤の目次的紹介(↖海馬之玄関ブログ内限定)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c4ebce035be3e025d326ba8924485f33

そして、

作品紹介:めいちゃんの500円玉(なかがわちひろ)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f668fa7ecc68851ad1a9c643d2eaec47

one パラ道場-あしながおじさん"Blue Wednesday" de 英文読解

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/18c0de69dc993004a8b3a05cd3deb9a1

温故知新:「あしながおじさん」を貫くアメリカ保守主義の精神
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/dc30651b55d86bc227fc7a651a74dfca

「あしながおじさん」を貫く保守主義の人間観
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fec9cef04c2df7543851e834dc5a2a41

 

と、今日も、――元ニューヨーク州知事だった方ではなくて元作家、そして、叔父筋の方の、日露戦争の終結に一枚かんでいただいた方の、「the elder」の、その――ローズベルト大統領政権下に言い渡されたとある判例を読んでいてふと気になったことがあります。

それは、読み返していたある訴訟の――その訴訟はとある(現在の争点分類からは)「strict liability:厳格責任≒無過失でも責任あるもんね❗」に起因する「tort:不法行為」(わが民法709条の守備範囲と言えなくもない、鴨。)に対する損害賠償請求の訴えだったのですが、その訴訟の――「trial award:裁判所が認めた損害賠償の💰金額」の貨幣価値のこと。はい、「1907年の$8000って、今の日本ならいくらなの?」という素朴な疑問。

 

お気に入りのHKT48の田中美久みくりん先生じゃなかった、お気に入りのJ・ウェブスター「Daddy-Long - Legs:あしながおじさん」(1912)で、Judy が毎月おくってもらっていた「$35」のお小遣い(「an allowance」。ちなみに「child allowance/allowance for child」は「児童手当」ですよ❗ )は、もし、2021年のいま、贔屓のHKT48のメンバーさんや他の48グループの贔屓のメンバーさんにお小遣いとしてあげるとしたら(↖注意❗ 長崎屋のカステラとか虎屋の羊羮の差し入れさえも難しくなった(next to impossible)昨今のことではなくて、そんなことするのは昔も今もわれらが「48グループ界隈」では金輪際認められていませんから❗)いくらなのかしら? 等々の素朴な疑問。

 

素朴だけど、しかし、これらが専門家さんでも(否❗ 専門家さんであればなおさら?)難しい質問だというのは素人のわたしたちにも想像がつく。

蓋し、【H】日本とアメリカにおける物価と所得と税率の推移、ならびに、生活保護に与するセーフティーネットおよび公共投資の種類と規模の推移、【K】¥と$との為替レートの推移、なにより、日本とアメリカ双方の関税の推移、【T】¥と$との各々の国の内外における購買力の推移(+その時期の景気状況)、

【4】当時と今の、ある「財サービス」が他の諸々の「財サービス」に対して持っている相対的な貨幣価値の非対称性(↖要は、アメリカでも日本でも1910年は2020年に比べて、相対的にではあるけれど、「人件費」は廉価で高級な輸入品の衣類は高かったとかとか)、【8】垂直も水平も、国際分業の構図がいまとはまったく違うし、工業技術の水準もまったく違うから。

 

要は、――そもそも、その国が戦争等で消滅すれば兌換を謳っていようがその国の貨幣は紙屑か鋳物の素材になるのではあるけれど、幸いに自国が独立国として存続している場合に――、人々がそれなりの貨幣があればそれを実現したいと願うこと。なにより、自分の子供に与えたいと願う教育サービスの内容を含めた、そのような「好ましいこと」。「美味しい食事」「惹かれる衣類」「手元に置きたい/見せびらかしたい美術品やお洒落な家具」そして「楽しい社交」。「夢」「羨望」「見栄」「目標」「野心」「寄附」「ボランティアアクティビティ」「プロジェクト」のイメージが、土台、1912年と2020年では、同じ日本の社会の中でも、同じアメリカの社会の中でも違うだろうということ。まして、所謂「大恐慌」と第一次世界大戦前の1907年のアメリカとコロナくんと仲良しの日本の2021年の違いたるや絶句ものでしょう。その違いをきちんと数値化する難しさ困難さは素人でも想像がつこうというもの。

 

そう、それは、例えば、2007年のAK48グループ創設3年目のAKB48チームKの序列8番目くらいだったメンバーさんは、コロナくん直前の2019年のHKT48では序列何番目くらいのメンバーさんに相当するか、それは、コロナくん2年目の2021年のNMB48ではどうかを考えるのと同じくらい難しいの、鴨、多分。

日本ではよく「立ち食い蕎麦や饂飩の代金」「米価」なるものを持ち出して江戸期の「4文が100円で1両は現在の12万円ー22万円に相当する」とか、あるいは、明治も後期以降の世の中のことについてなら「当時の公務員の初任給が🐙🐙だったから、今では🐙🐙の貨幣価値でしょうか」とか聞く。

アガサ・クリスティが使用人を雇えても車を買えなかった理由とは? 
https://gigazine.net/news/20220212-price-shifts-modern-world/

けれども、要は、これらは「比較不可能です」と言うのはカッコ悪いから、なんとか🐙🐙とか🐙🐙と呟いているだけ、鴨。そう呟かれるに至る論者のお気持ちは、でも、凄くわかる。

 

土台、不可能。

土台、無意味。

 

はい、それはわかっている。けれども、なんか、気休めでもいいから目安になるものはないのかしら。そこで藁をもつかみジタバタしたいのが人間らしさでもありましょう? と、そこでつかんだ藁がこんな感じ。(^o^)

【田中】日本のイギリス好きの間ではよく知られている、「シャーロック・ホームズ大事典」(東京堂出版・2001年)には、――AKB48創設17年、令和3年のいまからは、これももう20年前だけれど、――「1ポンド≒24000円」と、あくまでも生活感覚的と断った上で推定されている。また、Roy Jenkins 「Churchill」(2002)は「19世紀末と21世紀頭のポンドの貨幣価値は50倍」としています。ならば、1900年のポンドとドルのレートは「1.47:0.39」(1ポンド≒3.77ドル)だから、アメリカ人の依頼人からホームズさんが喫茶店代にでもしてくださいと1ドルもらったとしたら、それは、6366円もらったということ?

【美久】①1874年の為替レートは「1ドル=1円」と$と¥は対当だったらしい。また、②財貨とサービスに対する購買力の比率からは、アメリカ国内で「1962年の125ドルは2018年の1050ドルと8.4倍も大きかった」(FRDデータ)らしい。そして、もちろん、③1962年と2018年の円とドルの為替レートは各々「360:1」とおおよそ「110:1」。

【先生】1900年当時と2020年を比べた場合、日米ともに120年前の世の中は、人件費領域は比較的廉価(∴$1≒>現在の、¥3800)、輸入品は比較的高価(∴$1≒>現在の、¥22000)。穀物を除きその他の農産物は比較的高価、不動産は(まだら模様ながら白黒はっきし言えば)比較的廉価だったと言える。

↗この根拠はかなり薄弱です😢 朝日新聞でもないので正直に言うと、この【先生】の認識は「あしながおじさん」「続あしながおじさん」の記述に関わる財貨とサービスに絞って――わたしたちにとって望ましい結論から逆算して❗――当時の広告と判例を調べただけのもの。しかも、それは、東京市とアメリカ東部、特に、Judy とJulia とSallie の母校となるある大学のモデルとなった大学がそこにあり、偶然ながら(笑)、Judy が育った施設もそこにある、ニューヨーク州ダッチェス郡(Dutchess County cf.DE letter 37, 48)後に、甥筋の方のローズベルト(the younger)の選挙区になる、元々は彼の相手の当時の共和党の牙城のエリア。でもね、「Here I am ! I traveled yesterday for four hours in a train.」(DL letter 1)と「it was only a hundred and sixty miles」(DL letter 30)からは大学と施設の位置関係はちょびっと矛盾、鴨の幾つかの財貨とサービスの価格から気休めで得たものです。

美味しんぼの因果関係-脱原発の背理

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/7ade81c1cfa3fe3ffaf90bf11b2c2a8f

読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧-あるいは、マルクスの可能性の残余

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/385e8454014b1afa814463b1f7ba0448 

完版:保守派のための海馬之玄関ブログ<自家製・近代史年表>みたいなもの

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a3221c77ea0add17edf737d21088cf96

 

Mikurin or Miss Sallie McBride

 

この記事の妄想的前提⤵

【前提:指原莉乃】

本稿において「あしながおじさん」(1912), 「続あしながおじさん」(1915)の$1は現在の4800円に等しいものと考えさせていただきます。

以上

 

要は、ということで正解を求める無駄な試みは潔く断念。と、言っても、例えば、1913年にそのとき破竹の勢いのフォード社はその工場労働者の皆さんに「日給5ドル」を提供することにしたのですが、これは、産業別労使の枠組みを越えて――要は、銀行員(a bank clerk)さんとか、アメリカでは伝統的に高給で有名な配管工(a plumber)さんを含めた広範な労働力市場でも――破格の、よい意味で世間を騒がせたスキャンダラスな高給だったことを考えれば、「$1≒¥4800」というこの想定は満更荒唐無稽でもない、鴨。

(*^o^)/\(^-^*)

 

Miss Julia Pendleton💎

 

 

ならば、ということで、

よって、

Your board and tution will be paid  directly to the college, and you will receive in addition during the four years you are there, an allowance of thirty-five dollars a month.

(寮費と食費(「board ≒expenses for room and board」)、そして、学費は大学に直接支払われることになります。それに加えて、あなたがそこに在学している4年の間、毎月35ドルのお小遣いもあなたに仕送りされてくる手はずなのよ)

(DL, blue wednesday)

に出てくる「$35の毎月のお小遣い」

弊ブログでは「168000円のお小遣い❗」と見なします🐙

(↗高額といえば高額ですが、衣類や家具調度品もこれで賄うのですから、当時の「お嬢様」クラスの家庭にとっては普通、鴨。なんせ、Sallieとともに大学2年生から後の3年間寮のルームメイトになるのは、わかりやすい性格に好感がもてるからKABU贔屓のJulia(Julia who comes from one of the first families in New York, DL letter 2)のお小遣いは無制限「Julia, with an unlimited allowance」(DL letter 42)ですから🐙 お付き合いも大変だったみたいだから🐙)

 

🐙Mikurin or Miss Sallie McBride and Kumamon🐙

 

Do you want to know what I look like? Here's a photograph of all three that Leonora Fenton took. The light one who is laughing is Sallie, and the tall one with her nose in the air is Julia, and little one with the hair blowing across her face is Judy ―― she is more beautiful than that, but the sun was in her eyes. (DL letter 23) 

     

(じゃじゃん♪ 山口じゃなかったテキサスから来ている村重杏奈さん、別名、レオノラ・フェントンが撮ってくれたわたしたち3人の写真送ります。色白で屈託なく笑っているのがSallieの田中美久さん、お鼻がつーんと上むいている背が高いのがジュリア。そして、額に髪がかかってるのがわたしです。弘菜は本当はもうちょびっと美人さんなのですが、このときはまぶしかったのであります。↖実は、「あしながおじさん」と雲上弘菜じゃなかったJudyは この4ヵ月前に実際会っているのですよね❗ ,DL letter16)

one パラ道場-あしながおじさん"Blue Wednesday" de 英文読解

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/18c0de69dc993004a8b3a05cd3deb9a1

温故知新:「あしながおじさん」を貫くアメリカ保守主義の精神
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/dc30651b55d86bc227fc7a651a74dfca

「あしながおじさん」を貫く保守主義の人間観
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fec9cef04c2df7543851e834dc5a2a41

百年の時空を超えて「続あしながおじさん」が射貫く嘲笑されるべきリベラルの傲岸不遜

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3b940e53ceb0beb654232bc2754dac24

そして、

作品紹介:めいちゃんの500円玉(なかがわちひろ)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f668fa7ecc68851ad1a9c643d2eaec47

「of 禁止令」を真面目に考えたくなる日本人英語の特徴 (/。\)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/431919d142418ee269ec84dbeb5a7870

 

而して、この作品「冒頭の$35」に引き続いて、お気に入りの「あしながおじさん」「続あしながおじさん」で当時のアメリカの貨幣価値を確認する安易で統計学的には無意味な――でも、朝日新聞の記事や社説とは違って有害ではないだろう――、作業の検算とともに、コロナくん時代の現下、編み物的の判例鑑賞の暇潰しにふけることにします。

φ(.. )φ(.. )φ(.. )

 

 

雲上弘菜なっぴー from HKT48, or

Miss JUDY ABBOTT❤

 


 


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