乳がんになってスピリチュアリズムに出会うVol.2

スピリチュアリズムに出会い
生き方が180度かわりました
シルバーバーチの霊訓を人生の指針としています

人のために己を役立てる

2017-07-28 21:39:43 | シルバーバーチの霊訓
「私たちが説く全教説の基調は“人のために己を役立てる”という言葉に尽きます。

あなたの世界のガンとも言うべき利己主義に対して私たちは永遠の宣戦を布告します。

戦争を生み、流血を呼び、混乱を招き、破壊へ陥れる、かの物質万能主義を一掃しようと心を砕いております。

私たちの説く福音は互助と協調と寛容と同情の精神です。

お互いがお互いのために尽くし合う。

持てる者が持たざる者、足らざる者に分け与える。

真理を悟った者が暗闇にいる者を啓発するために真理という名の財産を譲る。

そうあってほしいのです。

地上にはその精神が欠けております。


人間の一人ひとりが持ちつ持たれつの関係にあること、全ての人間に同じ神性が流れていること、故に神の目には全てが平等であること、霊的本性において完全に平等であるとの観念を広める必要があります。

性格において、生長において、進化において、そして悟りにおいて、一歩先んじている者が後れている者に分け与えるという行為の中に偉大さがあるのです。

霊的な仕事に携わる人たち、己の霊的才能を真理探究のために捧げる霊媒は、自己を滅却することによって実は自分が救われていることを知ることでしょう。

なぜならその人たちは人間はかくあるべきという摂理に則った行為をしているからです。


それは取り引きだの報酬だのといった類のものではなく、多くを与える者ほど多くを授かるという因果律の働きの結果に他なりません。

こうしていまあなた方とともに遂行している仕事においても、お互い一人一人が欠かせない役割を担っております。

いま私たちはいわば霊的戦争の兵籍に入り、あらゆる新歩の敵— 改革、改善、改良、人道主義、善意、奉仕の精神を阻止せんとする力と対抗した闘いにおいて、霊界の軍団の指揮下に置かれております。

私たちの仕事は何世紀にもわたって無視されてきた霊的真理を人類に理解させることです。

一部の人間だけに霊力の証を提供するだけでは満足できません。


その豊かな霊的“宝”、驚異的な霊力が一人でも多くの人間に行きわたることを望んでいます。

無数の人間が普段の生活において真理と知識と叡智の恩恵に欲せるように、というのが私どもの願いなのです。

神からの霊的遺産として当然味わうべき生命の優美さ、豊かさをまったく知らない人間の数の多さに愕然とさせられます。

餓死の一歩手前でようやく生きている人々、地上生活の最低限の必需品さえ恵まれずにいる人々を坐視するわけにはまいりません。

地球の富の分配の不公平さを見て平然としてはおれないのです。

それは大変な仕事です。

そしてあなた方はその実現への最短距離に位置しておられます。

あなた方は新しい時代に入りつつあります。

人類の新しい時代の夜明けです。


その恩恵のすべてに浴したければ、真理の受け入れを邪魔してきた愚かな教義をかなぐり棄て、無知の牢獄から抜け出て、自らの自由意志で歩み、神が意図された通りに生きることです。

獲得した知識は着実に実生活に生かしていくように心がけましょう。

その知識全体に行きわたる霊的理念にそって生活を律していきましょう。

人間の勝手な考えや言葉や行為によって色づけせず、その理念に忠実に生き、その行為を見た全ての人から成るほど神のメッセンジャー(使者)であり霊界からの朗報の運搬人であると認めてもらえるようになりましょう。

そう努力することが又、より大きな叡智、より大きな愛を受けるに相応しい資質を身につけることになり、また宇宙間の全生命の宿命を担いつつ一切を懐に包んでいるところの、その驚異的な霊力とのいっそう緊密なつながりを得ることになるのです。



別の交霊会でシルバーバーチは「お金は盗まれることがあっても知識は絶対に盗まれません。

叡智も盗まれません。

そうして貴重な真理は一旦身についたら永遠にあなたのものとなります」と述べている。



霊的真理を知っているからといって、この世の問題がなくなるわけではない。

家族の問題、自分の病気、職場でのこと
次から次へと新しい課題が出される。

真理を知らないと、この世的なものに流され、心が折れそうになると思う。

心を広くし、高め、苦しみを乗り越える勇気を与えられ、必ず導きがある。



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