大切に生きる

「向上」とは、不完全さを洗い落とし、完全へ向けて絶え間なく努力して成長していくことです。


それには、今日一日を大切に生きるということだけでよいのです。


毎朝の訪れを性格形成のための無限の可能性を告げるものとして迎えることです。


それが自我を開発させ、人生に目的性を持たせることになります。

必要なものは揃う

心から「人のために」という気持ちになれば

必要なものはそのうち必ず揃うものです

良いこと

人間が必死に求めようとする地位や財産や権力は、死とともに消えてなくなるのです。


しかし、他人のために施した善意は決して消えません。


なぜなら、善意を施す行為にたずさわることによって霊的成長が得られるからです。


博愛と情愛と献身から生まれた行為は、その人の性格を増強し、消えることのない霊性を魂に刻み込んでいきます。

自殺はダメ

事態を改善するよりも悪化させるようなことは、いかなる魂に対しても勧めるわけにはいきません。

自殺行為によって地上生活に終止符を打つようなことは絶対にすべきではありません。

もしそのようなことをしたら、それ相当の代償を支払わねばならなくなります。

それが自然の摂理なのです。

地上の誰ひとりとして、何かの手違いのためにその人が克服できないほどの障害に遭遇するようなことは絶対にありません。

日常生活で嫌なことが重なったり、家族ともうまくいかず悩んでいる友人との会話で

友人 「ときどき死にたくなるねん」

私 「人間は死んで終わりちがうから、その選択肢はあかんよ」

友人 「うん 」


人は死んで終わりでないことを理解できないと、嫌なことがあったら、今ある現実から逃げたくなる。

自ら命を絶つことが一番楽になる道だと考えてしまう。

嫌なことは辛いし苦しい

かつての私がそうだったように・・

霊的真理を知らないと無理はない。

時期がきて、気づきがあるようにと、願わずにはいられない。

人のために

自分を人のために役立てましょう。

あなたの住むその世界のために役立てるのです。

世の中を明るくするために役立てるのです。

人の心を思いやり、やさしくいたわり、気持ちを察してあげなさい。

しかし同時に、邪悪なものに対しては敢然と闘ってください。