みなさん、メリークリスマス!
本当に年の瀬迫る、2006年の最終週、年賀状書き、大掃除、その他もろもろ、忙しい日々をつつがなくお過ごしでしょうか?
さて、12/23(土)に埼玉 TEC-R では第二回安全運転大会競技会が開催されました。参加者は約60名、例年、9月に鈴鹿サーキットで行われるセーフティージャパン・インストラクター競技会の課題を模して行われるもので、日ごろフレンドリーなイントラさんも、この日は気合を入れて厳格に審査をする審判となる、ということで、いつもの HMS とは違った緊張した雰囲気の中での開催となるのでした。
この大会は、
・安全運転に対する意識を高める
・自分の技量を知る
・参加者同士の親睦を深める
という3つの大きな柱を標榜しています。後方確認に代表される目視による安全確認も採点の大きな比重を占めます。競技、ということで、基準タイムが設けられ、これに少しでも近づくには、完成度の高い技量を備えて、これを第一走目から確実に実現するだけの能力も必要となります。そして、この緊張感を共有する参加者同士が親睦を深め、楽しく安全にバイクに永く乗ることへの思いをより多くの仲間と共有する、さらには、たとえば弊ブログにご来訪いただいた多数の皆さんのコミュニティからも、ちょっとした心がけから暖かいバイク社会を支えていくことを可能にしよう、という狙いがあるわけですね。
交通事故の犠牲者は、今年は7,000人の大台を切った、という事実はありますが、それでも7,000人ってものすごく多い数であることは間違いないのですから、これをゼロにする日が来るまで、私たちライダーができることを毎日の生活の中で心がけたいものです。
そんなテーマのもと、大会の幕が切って落とされました。種目は3つ。
(1) 4.5m間隔の直線パイロンスラローム10本+半径4.5mの8の字一周の往復。基準25秒
(2) トライアル車 TLM220 を使ってスタンディング・スティル。基準30秒
(3) コーススラローム。比較的速度の乗るコースレイアウト。基準75秒
字にしてしまうと、そして、何度も走りこめばさほど難易度の高いものではないのですが、これをたった一回のチャレンジで、いつもにはない緊張のなか、しかも自分のベストをつくそうとするところに最大の難しさがあります。血圧と拍動、急上昇です。
で、僕自身の大会の結果ですが、僕はタイム競技が苦手なんですよねー(^^)。ナイーブなルックスが物語るとおり、実は繊細で怖がりな性格が災いして、タイムが出せないんです。タイムアタックが1回だけじゃなく、3回やって良いタイムを採用、だっ「たら」、あと2秒でもタイムが良け「れば」もっといい得点が出せました。な~んてね。「たられば」言い出せばキリはないですね。でも、それでも悲願のトライアル車のスタンディング・スティルだけは、思い描いた成果を出せたので大変嬉しかったです。これが他の減点を緩和し、トータルで2位となりました。うちのヨメが、いつも快くママチャリで遊ばせてくれるおかげです。(ってここに書いてもどうせ読んでないですけど。) 壊れたら、また買うからもうちょっと貸してね。
思い起こせば7年前、二輪車安全運転大会の県代表になったとき、初めて出会ったトライアル車 TLM がきっかけで HMS に通い始めたので、個人的な思い入れが深いです。豪快な小林直樹さんにも熱心に教えていただきましたし、本多選手にご担当いただいたバランス・スペシャルでも、目から鱗のアドバイスをいくつも頂きました。「トライアルだけは、低速/停止系だけは、譲れない」って思っていましたので、ほんと、嬉しかったです。たかが30秒、されど30秒。バランスの女神とラ・ポールを築くことができました。埼玉の神将、湖畔の妖精のおかげです。
2006年の埼玉での走り納めは、この大会となりました。センターの皆様には 2006 年も本当にお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!
2007年も、さらなる飛躍を信じ、頑張ってまいります。
(参加された方、おつかれさまでした。)
この大会、みんなで緊張感を楽しめたことは大きいですよね。そういう意味では、所長のおっしゃった3つ目の開催目的が満たされたことは大きな意味がありました。
来年、鈴鹿のセーフティジャパン・インストラクター大会も見学なさってみてください。これ、自分のやる気に火がつきますよー。「ここまではできるんだ!」ってね。
2007年、ますます充実の一年にしましょうね!
まあ、ワシの場合、HMS齧り始めの人間で試合初参加はこんなものでしょう。07年以降は本格的に参加回数も増やし来年の試合ではもう少し見られる結果にしたいと思っております。
何しろ23日は皆様と楽しめた事が良かったです。
大会のあと、リザルトをつらつら見ていましたが、(特にスラローム類など)大局的にはいつもの上級の走行順に近いなあ、なんて思ったりしてました。結局、大差があるわけじゃないんですけど、そこに点数を導入すると、わずかな差で順位は決まるのでしょうね。
タイムや得点もさることながら、プレッシャーの元での走行や、条件の厳しいライディングでのメンタル的な制御など、新たな感覚で取り組めるイベントでしたね。来年以降のライディング・コントロールに活かしたいですね。
安全運転競技大会での準優勝おめでとうございます。
何と言ってもスタンディングでただ2人の1000点獲得はお見事でした。本当に、ああいう競技は一発勝負ですから緊張しますが、それを超えて素晴らしい結果を出されましたね。ご自身が一番こだわりを持った種目で成功してなによりです。
光Ginjiさんの精確で美しいライディングはいつまでもお手本にしたいです。私の今のテーマはフォームの安定です。来年もよろしくお願いします。