晴朗無上

日々の出来事など

850 『いつか読書する日』

2011-06-13 21:13:46 | Weblog
いつもなら、たぶん見ないだろう映画を見た。
気分転換という意味くらいなものだったけど、
おもしろかったな。

このところよくみかける、小野田官房長こと、岸部一徳氏が、
この映画の中では、まじめなんだか、そうでもないんだかわからない、
地方の公務員という役で、まったくぴったりなかんじ。

末期がんの奥さん役の人もほんとにうまくて、
あー、この人もうすぐ死ぬのか・・・なんて思いながら見た。

残念なのは、ハッピーエンドではないことだな。

映画の中で主役の田中裕子さんが「カラマーゾフの兄弟」を読むんだけど、
これが亀山先生の訳でないのが残念、と思ったけど、
この作品が作られたのが2005年なので、しょうがないか。